どうも、釣り人の有馬です。

8月の渓流は、渇水傾向が普通で毎年苦戦を強いられますが、一度の雨で急にチャンスが訪れたりします。
今年も、例年通り厳しそうな水量が続いていました。

しかし、8月16日、17日、台風の影響で結構な雨が降り、チャンスが訪れました。

今年のお盆休みは、ちょいちょい会社に出勤していたのですが、お盆休み最後の18日になんとか釣りに行くことができました。

久々のチャンスの日。
釣れるかな。

いざ渓流へ

当日、ほとんどの和賀川支流は、やや濁りといった感じでどの河川でも釣果が期待できそうでした。
そんな中、僕は約2ヶ月ぶりとなる某支流に向かっていました。

最下流の駐車ポイントに先行者がいないことを確認し、そこから数百メートル先の駐車ポイントを目指しました。

カーブを曲がり、目視確認。
先行者なし。

良かったです。
20190818風景1

釣行開始

釣行開始は、いつも通りの8時頃でした。

この日の天候は晴天で、最高気温が30℃程度の予報でした。
暑くなるのと、他にやることがあるため午前中のみの釣行と決めてスタートしました。

この日の目標は、「3尾以上は釣り上げる」です。


今回の支流では、ロングキャストをあまり必要としないためベイトタックルで挑みました。
20190818ベイトタックル

ロッド:BWSチューンドバックウォーター BWS-50FCX
ライン:VARIVAS スーパートラウト アドバンス ベイトフィネスナイロン4lb.
ルアー:スミス D-コンタクト

あと、気温も上がる予報なのでウェットウェーディングスタイルにしてみました。
20190818ウェットゲーター

やはり、真夏はウェットウェーディングが最高です。
前回の釣行では、ウェットゲーターを裸足で履きましたが、砂が侵入してきて少し痛かったので今回は靴下も履いてみました。

前置きは、ここまでにしてそろそろ釣行結果についていってみましょう。

1尾目の山女魚


今回の水量なら、真夏とはいえ3尾の目標は達成できるだろうと思っていました。
しかし、開始30分程度、毎回手応えがあるポイントを探ってみましたが無反応。
少し濁りが入っているので、見えていないだけかもしれませんが、チェイスすらなかなか確認出来ずにいました。

少し焦りが出始めた開始から40分程度、僕はこんなポイントに立っていました。
20190818山女魚1ポイント

水深は、あっても50センチ程度のべったりとしたポイントでしたが、左側がやや流れ込みになっていて少し期待が持てました。

1投目は、わりと手前の方にキャストしてみました。
流れ込みの勢いが完全になくなったあたりです。まだ、秋ではないですが、秋になると結構流れ込み周辺よりも流れが弱まったべったりとしたポイントに良型山女魚がいたりするので念のため狙ってみました。

で、1投目は無反応。

2投目。
今度は流れ込み周辺にキャストしました。
キャスト後、少し早めにリーリング。たまにリーリングを止め、D-コンタクトの慣性スライドと少しのドリフトを入れました。僕は、ここを喰わせタイミングにしています。

すると、3度目の喰わせタイミングでヒット。
20190818山女魚1

20センチちょっとの山女魚が釣れてくれました。
少し秋色が出てきた感じの良い山女魚です。
まずは、この1尾で安心しました。

目標までは、あと最低2尾です。

2尾目の山女魚

1尾目がわりと微妙なポイント(教科書通りではないポイント)で出たので、その後はここぞというポイントよりは、少し微妙なポイントを丁寧に狙っていきました。

1尾目が釣れてから、スタート時よりは魚の反応が見えるようになりましたが、あれから40分程度ヒットなく、本日の区間の中盤から終盤へと差し掛かっていました。

目標達成が厳しいかもしれない。僕は思っていました。

そんな中、狙ったのがこんなポイントです。
20190818山女魚2ポイント
1尾目のポイントより、やや大きな流れ込みになっています。
水深は、深い所で50センチ程度といった感じでしょうか。

1投目は、流れ込み周辺、右岸側へキャストしました。
慣性スライドと少しのドリフトをいれながらD-コンタクトを引いてきましたが、魚の感触はありませんでした。

2投目。
今度は流れ込みの左側へキャストしました。
1投目のコースより浅いので、少し早めのリーリングをして、途中で喰わせのタイミングを入れました。

すると、すぐにヒット。
20190818山女魚2

1尾目より小ぶりな感じでしたが、こちらの方が強い引きでした。
こちらも秋の感じが出てきていますね。

うれしい1尾です。
さて、目標達成まではあと最低1尾。

残り区間は少なくなってきましたが、まだ有望なポイントは残っています。
いけるはずだと僕は思いました。

3尾目の山女魚?

2尾目から30分程度、ちょいちょい魚の反応はありますが、釣れきれない時間が続いていました。
そんな中、狙おうとしていたのがこんなポイントです。
20190818バラシ
岩が点在し、いい感じの流れが形成されています。流れの脇あたりで山女魚が釣れるかなというイメージで、流心のやや右側にキャストしてみました。
そして、流心を斜めに横切るようなコースでD-コンタクトを引いてみました。もちろん喰わせのタイミングも入れました。

すると、アタリあり。
上の写真がその瞬間です。
ロッドが曲がっています。

すかさずアワセ。
でも、残念。次の瞬間、ロッドを曲げていた抵抗感がゼロになってしまいました。
おそらく山女魚だったかと思います。

ここは、流心を斜めに横切らせず、ストレートなアップの位置でコース取りしていれば、もしかしたらきちんとヒットしたかもしれません。

んー、修行が足りませんね。

まとめ

今回は、山女魚2尾ということで目標を達成することができませんでした。残念です。
しかし、久々のやや濁りの中、安全に楽しんで釣行することができたので良かったです。

今シーズンも残り少なくなってきましたが、まだ尺山女魚は釣れていないので、1尾を目標にがんばっていきたいと思います。

あと、今回は靴下でウェットゲーターを履いてみましたが、釣りをしている最中は裸足より快適に感じました。

ただ、釣り終わって車に戻るときは、濡れた靴下で足が熱くなり少し不快でした。
速乾性のある靴下だと少しは改善されるかもしれません。今度試してみようと思います。
ただ、次の釣行は早くても8月下旬なので、ウェットウェーディングは今シーズンもうないかもしれませんね。
20190818風景2