どうも、釣り人の有馬です。
今回は、2018年5月5日の釣行記録です。最初は、ミノーを使用していましたが、ラインのキズチェックを怠りヒットと同時にミノーを魚にもっていかれてしまったので、この日は、これ以降スプーンだけで釣行することにしました。
いつもと違うことをすれば、新たな何かが見えるかなと思い、実験の意味も込めて実践してみましたが、今回は釣果も10尾程度出てくれ、いい勉強になったと思います。
当日の情報
当日は、晴れ間は多いものの、最高気温が15℃程度と少々肌寒い日でした。で、水温は9℃程度。やはりゴールデンウィークあたりから、やっとルアーでも釣れ出すのが、ここ西和賀町の特徴だと思います。
カタクリや桜も咲いていて、自然を堪能しながら釣りができて最高でした。
ただ、日陰にはまだ雪が残っていました。
使用タックルは、
ロッド:スミス サルコTSS-53
リール:シマノ 10ステラC2000S
ライン:トラウティストワイルド 4lb
ルアー:スミス ピュア5g
フィールドハンター DO-UP 5gと7g
となります。
動画
今回も、動画と連動しての釣行記録となります。
最初のバラシ
動画の27秒あたりからのシーンです。
この日は、水温が低いため、全体的に深さのあるポイントを探りました。
最初のシーンは、流れ込みからの少し深くなっているポイントです。わりと流心のあたりを、流れにぎりぎり負けないくらいのゆっくりスピードでルアーを少し躍らせながら、引いてみました。
アップストリームで、正直この流れからは、まだ時期的に出ないかなと思っていたので、実際ヒットしても合わせが微妙だったようです。
ただ、ここで1尾出てくれたおかげで、今日はスプーンで釣果が期待できそうだと確信がもてました。
最初の釣果
動画の1分12秒あたりからのシーンです。
緩めの流れで、深いところで水深50~70cmくらいのポイントでした。上流側の流れ込みの中間あたりにキャストして、レンジを調整しながら、少しスプーンを躍らせるイメージでロッド操作していました。で、下流にくるにしたがって水深が浅くなっていたので、少しスピードアップさせたところでヒットしました。
今回は、がっちりと掛かってくれました。ルアーのレンジとスピードが丁度良かったのかもしれません。
倒木の下から出てきた山女魚
動画の1分41秒あたりからのシーンです。
最初は、アップストリームで倒木の下を狙ってキャストしてみました。1投目からチェイスが見えたので、何としても釣ってみたいと思いました。
3投ほどして、釣れなかったので少し陸に上がり、上からキャストしてみることにしました。まずは、先ほどのポイントの数m上の流れです。
流心に近い位置にキャストすると、ルアーが、ただ流されてしまうだけだと思ったので、流れの横の少し渦巻いているポイントを狙いました。こういったポイントにルアーが入ると、渦に巻かれて自然と底にルアーが落ちていきます。
その下に、魚が着いていると結構な確率で釣れるので、ポイントは小さくても、キャストしておいた方がいいと思います。今回も、岩魚が出てきましたが、喰わせることはできませんでした。
で、ここでルアーのカラーをシルバーからゴールドに替えてみました。あと、10分程度休憩して再度狙ってみることにしました。
上の流れからは結局出ませんでしたが、倒木の下にキャストしてクロスぎみにルアーを引いてくると山女魚が出てきてくれました。結構なスピードで出てきたのでスリリングでしたね。
色も特徴があり、綺麗な山女魚でした。
キャストミスからの山女魚
動画の3分37秒あたりからのシーンです。
川がカーブしていて、そのカーブが終わった少し流れの緩くなっているポイントを狙ってみました。水深は、50cm程度だと思います。
2投目で少しキャストミスして、想定していなかったコースをルアーを通してしまいましたが、山女魚が出てしまいました。
なので、あまり納得はできない釣果でした。動画でも、「ちょっと、まぐれくせーな」と言っています。まぁ、でもいい山女魚でした。
緩い流れの良型山女魚
動画の4分20秒あたりからのシーンです。
小規模な淵になっているポイントで、一番深いポイントに投げ込む前に、淵の終わりあたりの水深40~50cmの緩い流れに、まず3投くらいしてみようかなと思いキャストしていました。3投目に結構いいキャストができ、ゆっくりと少し躍らせながらルアーを引いてくると、良型の山女魚がヒットしました。
淵の上流の流れから出た山女魚
動画の5分18秒あたりからのシーンです。
先ほどの淵の一番深いポイントでは、結局釣れず、その上流の流れにキャストするとすぐに山女魚がヒットしました。
結構、活性の高い山女魚ですね。なので、わりと簡単に釣れました。
本日一番の深みから出た山女魚
動画の6分20秒あたりからのシーンです。
今回の支流で、一番深く幅のあるポイントでした。水深は、おそらく1m50cm程度はあるかと思います。水深があるので、キャスト後は少しフォールさせ、リーリングはかなりゆっくりを意識しました。また、途中途中でリーリングを緩めたり止めたりして、リフト&フォールを繰り返す感じで引いていると山女魚がヒットしました。
場所のわりには、ちょっと小ぶりですが、狙い通りなので良しとしましょう。
ちょっとせこい釣り方
動画の7分31秒あたりからのシーンです。
小さい堰堤になっているポイントを、堰堤の上からダウンストリームで狙ってみました。これは、まぁ、お遊びのような釣り方です。
流れが、緩くなってくるポイントにキャストし、あとは、スプーンが水面に飛び出さないようにリーリングします。途中で、ちょっとアクションをかけてギラギラを強調したりします。
そうすると、たまに釣れたりします。今回は、ガッチリとは掛かっていませんでしたが岩魚がヒットしました。
まぁ、ちょっとせこい釣り方ではありますが効果はあるようです。
スプーンは魅力的
今回は、途中からスプーンでずっと通してみましたが、深場ではミノー以上に使いやすいと思いました。
フォール時も、ひらひらと手に感触が伝わりやすく、レンジを意識する釣りには効果的だと思いました。しかも、今回メインで使用していたスミスのピュアだと500円くらいで購入できます。
D-コンタクトが1500円くらいなので、3つも買えてしまいます。コスパがいいですね。
初心者の方は、スプーンから慣れるとミノーにしたときも、かなり使用の幅が広がると思います。ミノーから入ると、おそらく表層付近でトゥイッチしまくる釣り方になってしまう可能性が高いと思うので、ミノーを使用するためにも、スプーンは通っておくべきだと思います。
デメリットがあるとすれば、D-コンよりキャストが流れていくことがあるということです。このへんは、もう少し研究していきたいと思います。