どうも、釣り人の有馬です。
最近、知人の子供が釣りに興味を持つなどして、なるべく安価で、それなりに安定して使用できる渓流ルアーフィッシングタックルはないかと物色していました。
実際に使用してみないと、おすすめすることはなかなか難しいので実際に購入し、数回自分で使用してみたり、知人の子供に使わせてみたりしてみました。
結果が良好そうだと思ったので、今回自信をもっておすすめしたいと思います。
これから、始める方、又は子供に購入しようかと考えている方には参考になるかもしれません。ただ、今回は中古で選んでいるので、この価格で必ず購入できるわけではありません。また、新品だけで揃えたい方は、参考にならない記事かもしれません。
値段設定について
今回は、リールとロッドで2万円以内を目標にしました。
理由は、有名メーカーの新品価格を参考にし、安定した性能で、ぎりぎりの値段がリールとロッドで2万円程度だと思ったからです。
釣りをしない人だと、2万円は高いと感じるかもしれませんが、道具に愛着を持つことも渓流ルアーフィッシングでは、重要な要素だと僕は思っています。というか、趣味全般そうだと思います。
なので、適当な物を購入するよりは、ある程度しっかりしたものを選んだ方が、あとあと良いと思っています。
中古品で選定
購入価格を2万円以下に設定し、まずはAmazonなどで新品で購入する想定をしてみました。
例えば、こんな感じです。
リール:シマノ 16ナスキーC2000S 7000~8000円
ロッド:メジャークラフト トラウティーノ 12000円程度
新品でも、ぎりぎり2万円で収まりそうでしたが、以下の理由で購入には至りませんでした。
リールに関しては、今年の3月頃にシマノの16ストラディックCI4+ C2000HGSというモデルを購入しました。重量が軽く、巻き心地も良かったのですが一点だけ気になるポイントがありました。
それが、重めのハンドルリターン機能です。
渓流ルアーフィッシングの場合、川の流れもあるので、ルアーが着水してすぐにリーリングを開始したいことがよくあります。ハンドルリターンとは、ハンドルを回すことでベールを自動で戻す機能です。
僕は、この機能を使用した釣り方に慣れているので、ハンドルリターンが重いリールは向きませんでした。
なので、今回購入するリールは、最近の物ではなく自分が使い慣れている2010~2012年くらいのモデルがいいかなと思いました。
あと、シマノのリールを選定した理由は、単純に僕の好みです。他メーカーの物は、最近使用していないので使い心地がわかりません。
次に、ロッドについてですが、以前メジャークラフトの渓流ロッドを購入したのですが、思ったより硬く、最初に購入するなら柔らかめのロッドの方が、キャストに変な癖が付きにくくいいかなと思ったので、柔らか目のロッドを探すことにしました。
あと、新品で探してわかったのですが、セットで2万円以下で購入するとなると選択肢が少な目で、選定する楽しみがなくなってしまうので、迷うほど選択肢がある中古品でロッドとリールを選定することにしました。
自腹で購入するので、楽しみがないと自分的にもキツいのです。
選択したロッド
それでは、実際に購入したロッドから紹介していきたいと思います。
購入したのは、スミスのマジカルトラウトMTS-50MULというロッドです。
タックルベリーが運営している@ベリーネットにて購入しました。
購入価格は、本体が7484円で、送料が1728円ということで合計9212円で購入しました。
Bランク品ということで、普通の中古品というレベルで、使用感がそれなりにありました。
僕は、中古でロッドを購入することが多いですが、ロッドに関しては、それなりに傷は許容しています。気になるとすれば、コルクグリップの黒ずみくらいですが、拭けばそれなりに綺麗になることもあるので、あまり気にしていません。この辺が気になる方は、中古品は向かないかもしれません。
で、このロッドを選定した理由は、長さと柔らかさです。
長さについては、小学生くらいも使用することを考えて普段自分が使用している5.3ftではなく、それ以下を探していました。また渓流の場合は、夏場が近づくにつれて蜘蛛の巣や、草が多くなり移動するには、短めのロッドの方がいろいろと便利だと思います。
ロッドの硬さについては、きちんとロッドを曲げて遠心力を使い綺麗なフォームでキャストすることが重要だと思っています。最近の渓流ロッドは、ミノーイングを意識したモデルが大半なので、ウルトラライトクラスでも結構硬めのパリッとしたロッドが多い印象です。
なので、キャストを第一に、胴調子の自然と曲がってくれるロッドを探し、このロッドが丁度中古で出ていたので購入に至りました。
中古の場合は、一点物なので気になったら、なるべく躊躇なく購入してしまった方がいいです。わりと、同じものを狙っている人がいますので。
あと、このロッドを購入しようと考えた方に知っておいてもらいたいのは、素直な柔らかさが魅力のロッドなので最近のバリバリのミノートゥイッチングには向いていません。
ロッドが全体的に柔らかいので、ルアーにアクションをかけるつもりでも、結構ロッドが力を吸収しキビキビ動かすのには向いていません。
どちらかというと、スプーンやスピナーなどが向いていると思います。ただ、最近はミノーが流行っていますが、それじゃないと釣れないということはありません。例えば、下の動画ではスプーンだけを使用しています。(別のタックルで釣行した動画です)
最初に、スプーンでレンジ操作を意識できるようになれば、ミノーにしたとき、普通のトゥイッチングより幅が広がり、釣果に繋がると思います。
レンジ操作も、このロッドは感度が良いのでわかりやすいと思います。最初の一本には、最適だと思っています。
選択したリール
次は、購入したリールの紹介です。
散々悩んだ末に、シマノの12アルテグラC2000HGSを購入しました。
こちらもロッド同様、@ベリーネットにて購入しました。
本体価格が6873円、送料が864円で合計7737円で購入できました。
中古ランクもB+ということで、傷も少なく綺麗なリールでした。巻き心地は、少し重い感じがしますがハイギアモデルなので仕方ないと思います。ただ、8000円以下で、この見た目と使用感ならかなりコスパが良いと思っています。
今回リールを購入するにあたり、重量と見た目を結構重視していました。
重量に関しては、小学生が使用することも考え、なるべく200g以下。それでいて、所有感を満たすような安っぽくない外観。
そして、1万円以下、できれば8000円くらいまでで検討してみました。
検討対象としていたモデルとしては、12アルテグラの他に09レアニウムC2000Sがありますが、中古でも1万円以下でなかなか出てこなかったので、今回は、こちらを購入しました。
09レアニウムについては、数年前に実際に使用していて、良いリールだと思ったので値段が少し上がってもいいなら、09レアニウムもおすすめです。重量が175gで12アルテグラより、やや軽いです。
また、12アルテグラはベールの部分が少し安っぽい作りですので、より見た目を重視すると09レアニウムが良いと思います。
今回は、中古で丁度ハイギアモデルが安かったので購入しましたが、特に意味はありません。この辺は、好みで選んでください。正直、最初はノーマルギアでもハイギアでも、違いはそんなにわからないと思います。
僕自身も、瀬でのアップストリームでハイギアの方がやや楽と感じるくらいで、大きな違いは意識していません。
合計16949円
2万円以下で渓流ルアーフィッシングタックルを揃えるということで、中古品での選定でなんとか合計17000円を切ることができました。
ロッドとリールだけでは、釣りにならないので、あと3000円あればラインとルアーを少々購入することができます。
見た目や性能についても、この値段ではかなりコスパが良いと自分的には思っています。
中古品ということで、自分のタイミングで購入することは難しいかもしれませんが、渓流シーズンが終わってから次のシーズンまでは、約半年ありますので、気になった方は探してみてください。