どうも、釣り人の有馬です。
僕は、渓流釣りシーズン中の休日は、結構川にいることが多いので、ここ3シーズンくらい毎年一頭はクマを目撃していました。
いまだに襲われたことはないですが、今年2018年は8月上旬の時点で二頭目撃しています。あと、熊のフンが例年見られなかった支流にもあったので、今年はなかなかにヤバい年だと思っています。
で、毎年熊を目撃するたびに熊撃退スプレーの購入を検討していたのですが、値段と、それほど頻繁に会うものでもないので購入を踏み切れずにいましたが、今年はヤバめなので、ついに購入してみました。
B-609
購入した熊撃退スプレーは、B-609というものです。ケースも必要だと思ったので、B-609-CSというケース付きモデルを購入しました。
ケースは、ベルトに通せるようにできているので便利です。
価格は、Amazonで購入したのですが、送料込みで7360円でした。時期によって、価格は若干変動するかもしれませんので参考までに。
あと、北海道のエゾヒグマには、もっと強烈なスプレーが必要みたいなので、北海道で使用を考えている方は、カウンターアソールトというスプレーがおすすめのようです。
北海道以外の方は、いまのところヒグマは生息していないはずなので、このB-609や、もう少しサイズが大きいB-610がいいと僕は思っています。
このスプレーは、護身用品専門店のKSPという会社から販売されていますが、Webサイトに細かい説明や扱い方の動画が公開されているので、購入後も安心だと思います。
開封してからやること
この熊撃退スプレーは、オレンジ色の誤噴射防止クリップを抜き、クリップを抜くと噴射レバーがあり、レバーを押すことで噴射される仕組みになっています。
購入状態だと、誤噴射防止クリップに結束バンドがきつめに付いているので、まずはこの結束バンドを切ります。
切ってしまうと、誤噴射防止クリップを抜いた際、落として無くしてしまう可能性があるので、クリップを抜いてもレバー操作の邪魔にならないことを確認し、結束バンドや紐を付けておいた方がいいと思います。
なので、購入時は、結束バンドや紐を所有しているか確認し、ない場合は購入しておいた方がいいと思います。
僕は、結束バンドを付けてみました。
威力について
僕が購入したB-609というモデルは、噴射距離が5.5mで、噴射回数が約0.5秒の噴射を4~5回となっています。
正直価格が安いので、このB-609を購入しましたが、冷静にシミュレーションしてみると、この噴射回数では、かなり冷静な状態でないと撃退できないかもしれないと思いました。
釣りの最中に、わりと近距離で急に熊と遭遇した場合、下記のようなことが考えられます。
熊から目を離さず少し後退する→釣り竿を地面に置く→ケースのボタンを外しケースからスプレーを取り出す→誤噴射防止クリップを抜く→狙いを定めてレバーを押す(噴射は0.5秒を4~5回)
考えただけでも、困難極まりないです。スプレー噴射まで行けるかも微妙です。
恐怖の中、冷静に動作をこなす。
相当の覚悟と、練習が必要だということがわかったので、もし購入を考えている方は、大型タイプのB-610がより安心だと思います。
大型タイプだと約8秒の連続噴射が可能なようです。
僕も、大型タイプにしておけばよかったなと後悔しています。
まぁ、今回はもう購入してしまったので、実際に熊の撃退に使用するか有効使用期限の2022年5月までは、このスプレーで行こうと思っています。
襲われないことを祈るまでです。
そして、たまにイメージトレーニングをしておかないとと思っています。
持っていないよりは圧倒的に安心なので、ここ岩手県西和賀町での渓流釣りでは、熊撃退スプレーは釣り道具と思っておいていいと思います。
Amazonのリンクです。