どうも、釣り人の有馬です。
8月になってから、ここ岩手県西和賀町(にしわがまち)の河川は全体的に渇水傾向で、ほとんど釣行できていませんでしたが、先日やっと雨が降り、水量が上がったので久々に釣行してみることにしました。
今回は、川幅が狭めの渓流に行ってみましたが、小渓流は1ヶ月以上ぶりでした。
最近は、広めで見通しが良い河川ばかりを選択していたので、フルキャストを必要としない渓流は、すごく久々な感じで楽しく釣行することができました。
釣果もバラシが数回あったものの、5尾釣り上げることができたので、その中の4尾分の釣行記録を書いていきたいと思います。
1尾目の岩魚
1尾目は、今回の支流に流れ込んでいる、かなり小さな流れで出てくれました。
川幅は最大でも1m程度、水深は10~20cm程度のポイントですが、4投目でやっと白泡の右あたりにキャストが決まりサイズは小さかったですが岩魚がミノーをくわえてくれました。
水深がないため、合わせは上方向ではなく横方向を意識しました。
また、アクションはほとんどかけず、流れから飛び出さないように意識していました。
2尾目の岩魚
2尾目は、メインの流れを3投ほどD-コンタクトで攻めてみましたが、反応がなかったので、脇の流れも最後に狙ってみると岩魚が出てくれました。写真で、黄色の矢印が付いているポイントがルアーの着水点となります。
5~7月上旬くらいまでだと、わりと教科書通りのポイントで釣れるイメージですが、8月になってくると魚もルアーを見慣れているのか、微妙にキャストが難しいポイントが釣れやすい感じです。
ルアーのアクションは、かなり弱めのトゥイッチです。こういったポイントは、キャストさえ決まればアクションは二の次といった印象です。
7月以降は、渓流ルアーフィッシングの場合、なるべく人が投げ込んでいなそうなポイントを狙ってみるのが重要と思っています。
クロスで釣れた良型山女魚
ここまで岩魚ばかりでしたが、わりと流れの速い瀬で良型山女魚を釣り上げることができました。
この山女魚は、1投目で釣り上げることができました。
流れが結構速かったので、流心にキャストしてアップストリームではなく、流れの脇のかなり緩くなっているポイントにキャストし、ゆっくりとミノーを見せるようなクロスストリームを選択してみました。
写真の右下あたりでヒットしたのですが、そのあたりは上側より深くなっているので、ヒットするならこの辺りかなと予想していました。
やはり、狙い通りに1投目で釣れてくれると最高ですね。今回は、サイズも結構良かったですが、どんなサイズでも、思い通りに1投目で釣りきれると楽しいものです。
数投目の尺物より、1投目で釣り切ることが渓流ルアーフィッシングの醍醐味かなと最近は思っています。
3尾目の岩魚
最後は、この支流にしては深いポイントで岩魚が釣れました。
1投目に、まずは手前をチェックし、チェイスが見えなかったので、2投目は1投目の着水点を立ち位置にして、1番深くなっているポイントの1mくらい上流側にキャストしました。
で、レンジとしては中層あたりをミノーが泳ぐように、流れよりやや遅いくらいを意識してリーリングすると1番深みでかつ流心あたりで岩魚がヒットしてくれました。
この場合、リーリングスピードが流れに負けているためアクションは犠牲になりがちですが、レンジを意識した釣りができます。
レンジが魚の喰いやすいポイントとそれなりに合っていると、アクションは微妙でも魚は釣れるようです。なので、ただ巻きでもそれなりに動いてくれるD-コンタクトは優秀だと思います。
ということで、渓流ルアーにはスミスのD-コンタクトが今のところ1番おすすめです。