20180929風景

どうも、釣り人の有馬です。

現在、台風24号が沖縄県あたりを通過しているようです。

数日前から天気予報を確認し、本日9月29日が2018年の釣りおさめになると思っていました。
なので、昨日の夜から、というか昨日の仕事中から今日の釣行のことで頭が一杯でした。

最初に、書いてしまうと本日は、最高に良い釣行になりました。

ということで、自画自賛のシーズンファイナルを書いていきたいと思います。

先週入れなかった支流へ

今日は、なんとか5時30分に起きて、6時30分には家を出ました。

向かった先は、先週、先行者がいて入れなかった支流。
先週向かった先より、少し下流から入渓することにしていました。


入渓点が見えてきて、先行者もなし。
とりあえず、釣りができそうです。釣果は関係なく、この支流でシーズンファイナルを迎えたいと思っていました。

車から降りて、釣り装備に着替えるわけですが、気付くと息が白い。

寒いのです。

スマホの天気アプリで気温を確認してみると、11℃くらい。
水温じゃなく、気温ですよ。

とりあえず、いつもより着込んで7時頃から釣りを開始しました。

バラシ4と小山女魚1

最初の1時間くらいは、反応がありませんでした。
それでも、最近あまり魚を見ていないので、もう慣れっこです。

それから30分くらい釣り上がったくらいでしょうか。
小さいですが、チェイスが見えるようになりました。

希望のチェイス。

先週は、チェイスさえもレアイベントでした。


そして、入渓から2時間以上経過し、初バラシ。
こんな流れで出るのかというところからでした。

バラシはショックでしたが、確実に魚はいて、やる気もそれなりにありそうだとわかり、かなりテンションが上がってきました。それに、ここ最近で入った支流で、一番反応がいいです。

開始から、3時間くらい釣り上がったところで釣れる区間に入ってきたようです。
ちなみに、本日の釣行区間は、目標地点まで行ければ入渓点から1.5km程度とそれほど長い距離ではありませんでした。ただ、秋は他のシーズンでは釣れないようなポイントで釣れることがあるので、ほとんどのポイントを打っていきました。それで、時間がかかっています。

開始から3時間以上、だいたい時間は10時過ぎ頃だったと思います。

最初のバラシから、バラシが連続しました。
こんなポイントです。
20180929バラシポイント

とにかく、アタリが小さめで、合わせのタイミングをつかめませんでした。

ディス イズ 9月。

去年から、この言葉を使っていますが、自分でも気に入っています。
とにかくバラシが多くなり、チェイスしても喰わない魚が多くなる9月。

結局、15cmくらいの山女魚をなんとか1尾釣り上げましたが、それまでに、4回もバラシてしまいました。
20180929バラシポイント2

まぁ、それだけ魚がいることに感謝ですが。
やはり、悔しい。

そして、有終の美へ

結局、小山女魚1尾と4バラシで最後のポイントまできてしまいました。
この時点で、開始から4時間くらいは経過していました。なので、11時くらいです。

最後のポイントは、ザ・大場所的なポイントなのですが、僕の釣りスタイルは大場所よりは、釣り人の竿抜けポイントを狙う悪く言えば、せこく釣っていくスタイルで、大場所で教科書通り釣るのは結構苦手というか、数が釣れるイメージを持てていません。

なので、1尾出ればラッキーと思っていました。

場所が広いため、まずは、ミノーである程度通して、仕上げにスプーンで帰ってくる作戦をとってみました。


ミノーで、場所を横に移動しながら10投程度して、とくに反応がなかったのでスプーンにルアーチェンジしてみました。

そして、横切ってきたポイントをまた戻ることにしました。

すると、2投目でヒット。
しかも、スプーンをキャストし沈めている最中にヒットしました。
びっくりしましたが、なんとかランディングネットにおさめることができました。
20180929山女魚1

23~25cmくらいの山女魚でした。
正直、だいぶテンションが上がりました。

先週は、3連休で岩魚を1尾だけと大惨敗だったので、これは今年最後には良い出来だと思いました。

この時点では。


そして、横切ってきたポイントがまだ残っているので、一応シーズン最後ということで真剣に狙ってみました。

気持ち的には、さっきの山女魚で今月の動画も完成して見栄えもいいななんて頭をよぎっていました。煩悩満載状態です。

で、本当に最後となるポイントへキャスト。

さっきの山女魚が、かなり岸側で出たので今回も流心を1投狙ったあと、岸側にキャストしてみました。

まずは、遠投。
反応なし。

次に、立ち位置から10mちょっとのポイントにキャスト。

スプーン(DO-UP 7g)をスピードを変えつつ、要所要所でアクションを加えている最中にドン!というあたり。

25cmは超えている山女魚の姿が見えました。

で、無事キャッチ。
20180929山女魚2

27cmくらいの見事な秋山女魚でした。
9月当初は、尺山女魚を目標にしていましたが、この1尾を手にして目標は叶わなくても、心から満足しました。
20180929山女魚と釣り具

最高でした。
写真もいっぱい撮ってしまいました。

この山女魚、最高すぎるのです。

2018年の最後の魚は、最高な秋山女魚で終わりました。

去年は、最後が尺岩魚。今年は、この秋山女魚。
何か見えない力が働いたようです。

ただただラッキー。

この瞬間のために、僕は、釣りをしているのだなぁと、シーズンファイナルに思ったわけです。


無事に終われたことが一番

最後の山女魚は、本当に最高だったわけですが、それ以上に最高だったのは、ケガなくそして、熊との格闘もなく無事シーズンを終了できたことが一番だと思っています。

やはり、釣りは元気に体が動くからこその遊びだと僕は思っています。

今の僕には、この趣味を取り上げられてしまうと、人生が大分単調なものになってしまうと思っています。

とにかく、今年は無事終わり、来シーズンさらにパワーアップして自然に挑みたいと思いました。