どうも、釣り人の有馬です。
多くの河川では、禁漁期間に入って半月くらいが経過したかと思います。
ここ岩手県西和賀町も禁漁になり、絶賛稲刈り中となっております。
渓流釣り専門の人だと、もう来シーズンを楽しみにしている人もいるかもしれませんが、実はこの時期の川の観察が楽しいということがわかりましたので、記事を書いていきたいと思います。
山女魚の産卵撮影
2018年10月13日(土)、今年知り合った釣り仲間のお誘いで、山女魚の産卵の動画を撮りに渓流に行ってみました。
僕は、禁漁期間はまったく河川に近付いたことも無く、産卵の観察は人生初となります。
なので、さっぱりわからない。
釣り仲間の話では、結構簡単に見つけられるということだったので、今回の動画撮影で最重要なGoProを持ち、産卵の知識はほぼゼロのまま渓流に向かいました。
向かった先は、渓流の横に道路が通っていて、入りやすい支流です。
実際、今シーズンも何回か釣行に来た支流なので、水中観察に興味津々です。
動画撮影方法
今回は、僕のGoPro HERO5を釣り仲間が所有しているGoProをマウント可能な長い棒に取り付け、手元のスマホにGoProの動画を飛ばし撮影状態をチェックしながらの動画撮影になりました。
こんな感じです。
言葉より、写真で一目瞭然ですね。
3m近く伸びる棒なので、魚に気付かれずに、カメラで近付いていくことができます。
産卵撮影に成功
まず、車を走らせ、魚が付いていそうな流れを探し、少し遠目から観察しました。
そこで、山女魚のペアが見えたので、撮影開始。
水中にGoPro投入です。
こんな感じで撮れました。大きいのがオスで、小さいのがメスです。
GoProで動画を撮影し、動画編集ソフトのAdobePremiereElementsのフリーズフレームという機能を使用して、動画の一部分を静止画にしています。
で、撮り始めてから数分。
正直、動画を撮っていた時は気付かなかったのですが、見事産卵の瞬間を記録することができました。
メスが口を開けた次の瞬間、オスが近づき放精しました。
ちょっと、見えにくいですがオスのすぐ横にメスがいます。
放精後すぐに、メスが動き出しバタバタと始めました。
撮影中は、知識がなく、なんかバタバタしているなぁと思っていましたが、帰ってから調べてみると、こうやって卵に砂を被せて、他の魚から守るようです。
神秘的な光景です。
水中撮影
産卵シーンはこれだけでしたが、水中映像は結構撮ったので、少し紹介していきたいと思います。
まずは、水面ギリギリで撮れたシーンです。
水中の山女魚と水面、そして景色が一つの静止画に収まりました。
それにしても、今の道具って凄いですよね。
思ったより、綺麗に撮れていてずっと見続けてしまいました。
単純に感動したわけです。
お次は、少し早い流れの中にて。
下の方に岩魚の頭が見えます。
この岩魚は、結構同じ場所に定位していました。
で、真ん中らへんに写っているのが、25cmくらいの山女魚です。
動きがあるとやはりブレますが、水中動画は見ていて楽しいですよ。急に画面にデカい魚が出てくる瞬間は興奮しますよ。
また新しい趣味ができてしまった気がしています。
楽しいですけど、どんどん時間が無くなりますね。
動画も近いうちに編集してYouTubeチャンネルにアップする予定なので、その時はよろしくお願いします。
2018年10月21日追記
YouTube動画が出来上がりました。こちらから確認できます。
この季節の渓流は水が澄んでいて、紅葉も始まっているのでとても癒されます。なので、おすすめです。