どうも、釣り人の有馬です。

僕は今まで一度もリールのオーバーホールというものを行ったことがありませんでした。

しかし、最近は道具のメンテナンスの必要性について考えるようになり、2018年渓流シーズン終了後に初めてオーバーホールに出してみることにしました。

その体験について書いていきたいと思います。

リールについて

僕がメインで使用しているスピニングリールは、シマノの10ステラC2000Sというモデルです。
渓流ハンドルノブ11

2015年の7月あたりに中古で購入したと記憶しています。
購入価格が3万円ちょっと。

このモデルでこの値段ですから、購入時から傷もわりとある状態でした。

それから、3シーズン使い続けているので、そろそろ本格的なメンテナンスが必要だと思いました。
今までの僕なら、このリールを売却し、新しいリールを購入するところですが、このリールは本当に気に入っています。

愛着があるのです。


で、リールの回転系についても以前から、たぶんステラの本領は発揮していないだろうなと思っていました。

正直、別に所有しているシマノのカーディフC2000HGSの方がスムーズな回転だと感じています。

なので、今回1万円以上は覚悟でオーバーホールに出すことにしました。

1万円程度で本物のステラを味わえるなら、まぁ納得できるお金の使い方です。

ただ、オーバーホールは初めてなので、そんなに変わらなかったらどうしようかと少し不安になっていたことは確かなことです。

依頼先の決定

オーバーホールの依頼先は、郵送とメールのやり取りで済ますことができるショップがいいなと思い、シーズン終了後からネットで情報収集を開始しました。

最終的に候補となったのが3ショップほどでした。

色々な情報を参考にして、評判も良く、基本価格が提示されているSelffish(セルフィッシュ)さんに今回はお願いしてみることにしました。

やり取りの詳細

ショップをSelffishさんに決定し、まず始めにショップサイトの「リールメンテナンスのお問い合わせ」から、こちらの依頼内容を記入しました。

リールのモデル名や状態を記入し、希望内容を伝えます。

その後、連絡があったので、リールを梱包し指定されている発送先に発送しました。
岩手から東京までなので、900円程度でした。

僕が依頼した時期は、結構混んでいたようで、発送からメンテナンス開始まで1週間くらいかかったかと思います。

メンテナンス開始後、分解清掃しパーツチェックしたところで、ベアリング5個が回転ノイズを発していることと、ドライブギヤとピニオンギヤに若干の摩耗が見られるため、気になる場合は交換しますという内容のメールがきました。

勝手に交換するのではなく、きちんと理由と交換した場合の効果について説明があり、とても安心できました。

あと、ごり押ししてこない感じが好感を持てました。

今回のオーバーホールでは、言われた通りすべて交換しようと最初から決めていましたので、すぐにすべて交換でお願いしますとメールしました。

それからあちらで部品を注文し、5日程度で作業が終了し、こちらに送り返してもらいました。

この間すべてメールのやりとりだけなので、すごくやりやすかったです。
あと、作業の進捗がわかって良かったです。

で、リールを送付してから2週間程度して僕の元にメンテナンスを終えたステラが帰ってきました。

あまり混んでいなくて、交換部品がベアリングだけだと1週間かからないかもしれません。

価格は?

たぶんこれが一番気になるところですよね。

これが請求書です。
PB030003

合計で10800円。
これに岩手からの送料を足すと合計11700円くらいですね。

お値段的には、だいたい予想していた価格です。

今回は、パーフェクトリールメンテナンスというコースを選択しましたが、比較的綺麗でメンテナンスが出来ているリールだと最低価格が送料も含めて5000円台だと思います。

僕が来年また同じコースでメンテナンスしてもらうと、おそらく8000円以内で収まるのではないかと予想しています。


この金額を後日、指定の口座へ振り込むと取引終了となります。

請求書と一緒に、交換した部品と分解清掃時の写真も付いてきました。
PB030002
PB030004

この作業時の写真が個人的には、うれしかったです。
今までここまで開けたことがなかったので、見てみたかったんですよね。

中古で購入したリールなので、僕が所有する前のことがわからず、相当に酷い状態かと思っていましたが、写真を見ると思ったよりは綺麗な感じでした。

まぁ、思ったよりはですよ。汚いことは汚い。

リールは変わったか?

始めてのオーバーホールを考えている方は、実際どう変化があるのか知りたいところかと思います。


僕の感想は、オーバーホールして大正解だったということです。

リールを受け取り、一巻きした瞬間に変化がわかりました。
凄くスムーズな回転。

正直、お金を払ったから、そう感じてるのかもと1ヶ月程度様子を見てみましたが、やはり回転素晴らしいので今回この記事を書いている感じです。

まぁ、回転が良くなると良く釣れるということはないと思いますが、これで僕の愛機も寿命が延びたなというのが一番ですね。

なので、愛着のあるリールを所有している方はオーバーホールを年1くらいでやるのがいいのではないかと思います。

逆に、そこまで愛着がなければ、1~2年で買い替えていくのもありだと思います。

すべては、あなた次第。

趣味をどう楽しむかは、自由なのです。