どうも、釣り人の有馬です。

2019年4月2週目。
前の週に釣果を得たことにより、僕は週の初めから週末の釣りを考え始めていました。
20190406岩魚1

週の半ばあたりの天気予報で週末は、やや晴れマーク。
「これならいけそうだ」

気持ちが高ぶります。

そのままの気持ちで、詳細な予定を考え始めました。

で、土曜はスピニングタックルの日と決定。
あとは、釣り場所です。

スピニングでの遠投をしたいと思ったので、午前中は雫石川水系の広めの支流、午後は西和賀町に移動して和賀川水系で動画撮影を兼ねた釣行を行おうと思いました。

そして、当日。

雫石川水系へ

正直、前日の夜まで釣り場所は決定できずにいました。

雫石川水系は今シーズンから通っているため、まだポイントの見当がついていません。
なので、釣果よりまずは、この歩きやすいシーズンに渓相や車の置き場所を確認しておくことが重要です。

とりあえず、スピニングタックルで挑みたいので、竜川がいいかなと前日は思って寝ることにしました。

で、翌朝。

竜川へ向かっていましたが、途中で急に気が変わってしまいました。
「あの河川を見ておこう」

ちょっと確認だけと思いましたが、釣ってみないとわからないなと思い釣り装備に着替えることにしました。

時間は、9時頃。
天気予報では晴れの予定でしたが、着替えていると雨が降ってきました。
20190413雨

まぁ、そんなに降らないだろうと思い、渓相が綺麗で有名な某支流に入ったわけです。

まずは、水温確認。
結果は、5℃ちょっと。

うん、厳しそう。

川幅もそれなりにあるので、きっと難しいだろうなと思いました。
でも、渓相を確認したかったので釣り上がることにしました。
20190413スピニングタックル

以前地図で確認していましたが、入渓地点から1.5km~2kmくらいで分岐するため、そこまで歩いてみようと思いました。

開始30分程度、まったくかすりもしません。
しかし、評判通りの渓相で僕は結構満足していました。
20190413雫石風景2

さらに30分。
1時間。

途中途中で深場もあり、出るかなと思いましたが、ノーチェイス。

写真を撮りながら、さらに釣り上がりました。
20190413雫石風景1
20190413雫石風景3

実際に釣りをしてみて瀬が多めの区間だったので、5月あたりからがいいかなと思いました。
まぁ、時期尚早だったかなと。今は、まだ。

結局、一度もチェイスを見ることなく予定していたポイントまできてしまいました。
20190413雫石風景4

雫石川水系でボウズの時は、ブログには書かないと自分の中で決めていましたが、今回は渓相が良かったので書いてみることにしました。
20190413雫石風景5

もう少ししたら、リベンジしたいと思います。
ただ、有名河川なので混むのかな。

和賀川水系へ


11時後半に車に戻り、西和賀町の和賀川水系へ車を走らせました。

で、入渓したのが、たしか13時ちょっと前です。
20190413和賀川水系

そして、水温確認。
結果は、こちらも5℃ちょっと。

高くはないですが、この区間は釣りをしたことがあり、感じがわかっているので何とかなるかなと思いました。

渓相は正直良くないですが、堰堤が続く区間なので、きっと深みに入っているだろうと予想しました。


開始から10分程度、小さいですが本日初チェイスがありました。
20190413ポイント1

やはり、動ける魚がいます。
チェイスがあるとないとでは、こちらのモチベーションにも影響があります。

このチェイスで安心できました。
きっと釣れるだろう。そう思ったわけです。

しかし、数回チェイスは見えましたが結局ヒットには至りませんでした。

で、次のチェイス確認ポイント。
20190413ポイント2

小川からの流れ込みポイントです。
去年は、このポイントで岩魚がヒットしたので、かなり期待を込めてキャストしました。

1投目で、小さなおそらく岩魚のチェイスを確認。
それからもチェイスはありましたが、結局こちらでもヒットに至らず。

少し水位が低いのが気になりました。

それから、30分程度経過。
今度は、のっぺりとした流れの中から山女魚のチェイスが確認できました。
20190413ポイント3

20cm程度あるその魚影は、ルアーをつつきます。
次の瞬間、アワセを入れてみましたが、フッキングはしませんでした。

喰いが浅いので、難しい感じです。

本当に確認のため、ちょっと口を使ってみるといった感じです。
いまいちスイッチが入っていません。

そこからさらに30分程度。
今回のヒットポイントに到着です。

まずは、深そうな左側から攻めてみました。
すると、1投目から長めのチェイスあり。
ここまで、ルアーはD-コンタクトのみで釣り上がっていました。

2投目。
またしても、長めにチェイス。
ミノーにチェイス

しかし、ミノーと魚の距離は、あと数cmから縮まりません。
白丸の中にミノーと魚影が写っています。
こんなに近くまでチェイスしてきているのにヒットに至りません。


「何が悪いのか?」
僕は、考えました。

もう一度ミノーで試したい気持ちはありましたが、ここで変化を加えてみることにしました。

ルアーチェンジです。
スピナーが攻めやすそうだと思い、スミスのAR-Sを結んでみました。

ルアーチェンジ後、1投目でチェイスあり。
さっきと同じ魚のはずです。

やはり、やる気がある魚です。
しかし、ヒットには至らない。

ここから数投、別のポイントなどにもキャストを繰り返しました。

そして、チェイスがあったポイントめがけて再びキャスト。
チェイスが見えて、リーリングスピードを少し早めました。
スピナーヒットの瞬間

次の瞬間、ドンとあたりあり。
浅瀬までルアーが来てしまいましたが、なんとかヒットさせることができました。
20190413スピナーで岩魚

サイズは小さめですが、ボウズを免れることができました。
ただ、もう少し手数少なくヒットさせたいものです。

なぜ釣れたのか?

盛期の時には、わりと簡単に釣れてくれるのであまり考えることはありませんが、今回のように粘って釣れた理由を考えることはレベルアップに重要なことだと思います。

なので、釣れた原因を考えてみました。

こういう時に、動画を撮っておくと便利です。
スローモーションさせながら、ヒットシーンを繰り返し見ることにしました。

そして、今のところ、こういう答えに辿り着いています。


まず、魚の状態について。
何度もチェイスしてきているので活性は、結構高いのは事実だと思います。

しかし、コンディションは実は活性のわりには良くなく、ミノーの左右の振れスピードに思ったほどついてこれていなかった。
そして、スピナーに変更し直線的な動きで、うまく喰うタイミングを与えた可能性。

次に考えたのが、ヒットシーンではチェイスが見えてからリーリングを若干早めています。
これに魚のスイッチが入る。

その後、少しチェイスさせ最後に一瞬だけリーリングを緩めたことにより、喰うタイミングを与えた。
そして、魚とのタイミングが合いヒットに至った可能性。


正直、魚に聞いてみないと答えはわかりませんが、変化を加えたことで状況を良い方向に持って行けたのは確かだと思っています。

釣行動画


今回は、動画を撮りながらの釣行でしたが、釣果が1尾だけと寂しい感じだったのでYoutube用の動画にはしないかなと思いました。

しかし、ルアーチェンジすることでボウズを免れたので、もしかしたら誰かの役に立つ情報かもしれないと思い、ちょっと地味目ではありますがYoutube動画を作成してみました。

これで、誰かの釣果に繋がってくれれば幸いです。