どうも、釣り人の有馬です。

渓流禁漁から約2週間が経過しました。僕は、渓流以外の釣りはしていないので、久々にのんびりとした休日を過ごしています。

のんびりしていると物欲が働き、うっかり釣り道具をポチリとしてしまいそうになるので、予算が無くなる前にリールをオーバーホールに出してみました。

去年のオーバーホールの記事と比較しつつ、オーバーホールの検討材料にしていただければ幸いです。

オーバーホール先の選定

去年の場合は、オーバーホール初体験だったのでどこに依頼するか検討しましたが、今年は去年も依頼したSelffish(セルフィッシュ)さんに依頼することにしました。

仕上がりの良さ、作業内容と価格の透明性などから信頼できたため今年も依頼しました。まぁ、他を試すということもできたわけですが、やはりオーバーホールの場合は信頼感が大事かなと思っています。

で、今回依頼したのは、スピニングリール(10ステラC2000S)とベイトリール(カルカッタコンクエストBFS)の2台です。
20190907インターボロンダブルエックス
20190908ベイトタックル


やりとりの詳細

まずは、Selffishさんのサイトの「お問い合わせフォーム」から作業コースの選択、連絡先などの記入、リールの詳細を記入し送信します。

リールの詳細で、購入時期や使用頻度を記入するとその後のやり取りがスムーズになると思うので、しっかりと記入した方がいいと思います。

僕の場合は、スピニングリールは去年オーバーホールを依頼したこと、ベイトリールは今年購入したこと、渓流でのみ使用していたことを記入しました。また、現状の巻き心地で特に問題がなさそうなことも記入しました。


お問い合わせフォームから送信した後、結構すぐ(1時間程度?)に返信がありました。
内容は、ベイトリールは購入からそれほど経過していないので、スマートコースでも大丈夫かもしれないということと、作業内容と作業コースの価格などが記載されていました。わざわざ、安いコースを選択肢としてあげてくれるので信頼が持てます。

その後、リールを発送します。
今回は、10月5日に初回のやり取り(メール)をして10月7日に発送を行いました。送料は、箱が大きいほど高くなるので、丁度良いサイズの段ボールや梱包材を用意しておくことが大事です。

で、翌日10月8日にリール到着の連絡があり、その後分解とパーツチェックの作業が始まり、作業についてのやり取りが始まります。

今回は、スピニングリールのベアリングに回転ノイズがあるということと、ベイトリールの内部の状態は良好だったので、予定通りスマートコースでも大丈夫そうということでした。
なので、ベアリングの交換とベイトリールはスマートコースでということをメールで依頼しました。
基本的に、やり取りはメールとなります。


10月9日に、オーバーホール完了とこちらへの発送の連絡がありました。

そして、無事に到着し10月11日の夜に開封。まずは、外観チェック。その後、巻き心地などを確かめてみました。ベイトリールは、オーバーホール前から快調な巻き心地でしたので、オーバーホール後もその差はあまりわかりませんでしたが、内部は確実に綺麗になっているはずです。
スピニングリールの方は、一巻きした瞬間に違いに気が付きました。すごくスムーズな巻き心地です。これで、来シーズンもリールは万全の状態で挑めそうです。

オーバーホールの流れとしてはこんな感じです。依頼が混んでいる時や、部品取り寄せがある場合は、もっと時間が掛かると思うので依頼は計画的に行いましょう。

ちなみに、明細書に支払い口座の情報があるので、そこに金額を振り込みます。振込をネットで完結、発送を宅配業者に依頼して自宅まで取りに来てもらえば、自宅から一歩も出ずにオーバーホールを終了することもできます。

お値段

さて、一番気になるのが価格という方も多いかと思います。
なので、今回の明細書をお見せします。
リールオーバーホール値段

明細書の金額は9170円。これに、最初に発送したときの代金940円を足して、今回の合計金額は10110円になりました。2台目から、作業割引が適用されるので、数台依頼予定の方は一気に依頼した方が、割安になります。

前回はスピニングリール1台でこれより高かったので、今回はかなり価格を抑えることができました。やはり、普段からメンテナンスをして年に一度オーバーホールに出すのが、僕の場合は良さそうです。

また、Selffishさんは作業時の写真が付属されるので内部パーツを確認することができます。
スピニング作業内容
ベイト作業内容

やはり、この写真が便利だと僕は思っています。

それと、交換したパーツは袋に入って戻ってきました。
交換したベアリング

お疲れ様ですという感じですね。素人目には、問題なさそうですが、ベアリングは精密な部分なのでほんの少しの傷や変化で回転系のノイズとして現れます。僕は、プロの目を信頼しているので迷わず交換を依頼します。じゃないとオーバーホールに出した意味が無いですから。
オーバーホール後のリール

さて、完全復活したリールではありますが、来シーズンまでは時間があるので、グリスやオイルを正常に保つために、週1度くらいはリーリング操作をして現状を維持していきたいと思います。

オーバーホールは必須か?

この値段をみてオーバーホールを躊躇する方もいると思います。僕も以前は、オーバーホールは一切せず、2シーズン程度で安めのリールを買い替えるようにしていました。

正直、僕の腕だとまだ、リールの使い心地の変化よりも、釣りの仕方や考え方の変化の方がよほど釣果に影響してくるため、リールはそれなりに使用できれば問題ないと思っています。

では、なぜ今はオーバーホールをしているのかというと、リールを長持ちさせるためと、1シーズン共に過ごしたリールに対しての労いです。単純に今の道具に愛着があり、この先も余程故障しない限りは使用していきたいと思っているからです。
まぁ、年代で考え方がシフトしてきたわけです。

なので、オーバーホールが必須とは思っていません。
人それぞれの選択だと思います。


たとえば、シマノのストラディックなら2万円程度で購入できるので、1~2シーズン綺麗に使用してフリマサイトなどで売却後、その資金で次のモデルを購入すれば費用はかなり抑えられると思います。また、基本性能だけなら今のリールは低価格帯でも必要十分ですから。