どうも、釣り人の有馬です。

2019年シーズンは、釣り道具の中でも装備系について色々と試していました。今回は、その中のウェーディングシューズについて書いていきたいと思います。
フェルトとフェルトスパイクの比較4

アドバンスウェーディングシューズⅡ

今回試していたのが、アングラーズデザインのアドバンスウェーディングシューズⅡというモデルです。シーズンが始まる前にフェルトスパイクのモデルを購入し、シーズン中にフェルトモデルを購入しました。
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なぜ、このウェーディングシューズを選択したかというと、サイドジッパー仕様で脱ぎ履きが楽そうだったことと、たまたまどちらも15000円以下で販売していたので、両モデルを購入して試してみることにしました。

底の減り具合

比較としてまずは、ソールの減り具合を見てみましょう。歩いた距離は、フェルトスパイクタイプの方がやや長いと思います。
フェルトとフェルトスパイクの比較1
左がフェルトスパイクタイプで、右がフェルトタイプになります。フェルトスパイクの方がやや減り具合が少ないです。

フェルトとフェルトスパイクの比較2
上がフェルトスパイクタイプで、下がフェルトタイプになります。やはり、フェルトタイプはつま先を中心に結構減っています。来シーズン中には、つま先部分のフェルトがなくなりそうです。ちなみに歩き方は、どちらも同じ感じにしたつもりです。

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ちなみに、新品時はこのくらいでした。

フェルトスパイクの比較3
裏側は、こんな感じです。左がフェルトスパイクタイプで、右がフェルトタイプ。

フェルトスパイク裏
フェルトスパイクタイプの裏側です。

フェルト裏
フェルトタイプの裏側です。

減り具合の結果としては、ほぼ同じ使用条件ならフェルトスパイクの方が減り具合が遅いということがわかりました。まぁ、これはよく言われていることですが、自分で試してみて納得しました。

使用感は?

お次は、使用感について。

1シーズン使用して感じたことを書いていきます。来シーズン使用して感想が変わっている可能性がありますが、その点はご了承ください。

フェルトスパイクタイプの特徴
スパイクがあることにより、川の中というよりは、草が生えた坂道などではこちらの方が安全だと感じました。スパイクのおかげでズルっといかない感じです。フェルトタイプだと、スーといく時があるじゃないですか。

あと、少しよじ登る系の体勢のときはスパイクのおかげで、力が入りやすいと感じました。

で、肝心の水中についてですが、滑りそうな石や岩を気を付ければ、まぁ使用には問題ないと僕は思いました。
ただ、最大の弱点は、滑り始めると止まらないということを実感しました。フェルトタイプでは、今シーズン尻もちをついた記憶はありませんが、フェルトスパイクタイプでは見事に尻もちをつき、やや流されそうになってしまいました。

ややコントロールが難しいかなと感じました。

フェルトタイプの特徴
こちらは、以前から使用しているタイプなので、まぁ無難だなという感想です。滑る時は滑りますが、体勢を整えるのは、フェルトスパイクタイプより容易だと思います。

弱点としては、フェルトの減りが早いので、アスファルトはあまり歩かないように気を付けたりするところでしょうか。

どちらが良いか?

総合的に判断すると、僕の場合はフェルトスパイクタイプの方が好みでした。
やはり、フェルトの減りが遅くなる点が良いですね。経済的です。

あとは、滑りやすそうな場所で細心の注意を払えば、それなりに安全に使用していけると思います。転倒しやすい人は、フェルトタイプの方が無難かもしれません。

アングラーズデザインのサイトを見ると、最近アドバンスウェーディングシューズⅢが登場し、今のところフェルトスパイクタイプしかないので、メーカーとしてもこちらを押しているのかもしれません。