どうも、釣り人の有馬です。

今回は、2019年シーズンで一番満足している道具の紹介です。もう少し早くブログで書こうと思っていましたが、道具が格調高い品物なので安易に文章を書くことを躊躇しておりました。

それではいってみましょう、2019年自分的に最高だった釣り道具ナンバー1です。

BWS-50FCX

モーリスグラファイトワークスのグラス製渓流ベイトロッドです。おそらく、雑誌などでも取り上げられたりしているので、物自体は知っている方も多いかもしれません。
BWS-50FCX1

そして、完全受注生産品だったので欲しいけど、手に入れることが出来ていない方も多いかと思います。
僕は、運よく購入できました。

今のところベイトロッドは2モデル発売されていますが、僕はBWS-50FCXという5ftの方を購入しました。本音では、どちらも試してみたいところではありましたが、お値段がお値段なので1本のみの購入となりました。

スペック的には、こんな感じです。
BWS-50FCX10
適合ルアーウェイトが1~7gということで、軽量バルサミノーからヘビーシンキングミノー、5~7gのスプーンまで快適にキャストできています。

購入理由

以前からベイトロッドは色々と試してきましたが、2019年シーズンの初め頃は、トラウティア43L/Cというロッドを使用していました。

それまでは、5.3ftロッドを使用していましたが、キャストする際に水面をはじくことがあり2019年のスタートは、ショートロッドを試していました。

確かに、キャストは良くなったと感じましたが、最近の僕の釣り方だとショートロッドがイマイチしっくりこなかったんですよね。
釣り方というのが、ドリフトコントロールのような操作なのですが、ショートで硬めのロッドだと必要以上にルアーが動いてしまう場合があり、なんだかなぁと思っていました。

そこで、柔らかいロッドで5ft、且つ適合ルアーウェイトも7gあたりまでのロッドを探していました。で、検討した結果、エムアイレの正影グラスが良いかなと思っていました。しかし、お値段が6~7万円あたり。

1週間くらい、購入しようかどうしようか考えていたのですが、ある時ふとバリバスのサイトを見ていました。たしかラインについて調べるために見たような気がします。

ラインを調べるためにサイトを見ていたのですが、その時ロッドの写真があったんですよね。で、クリック。読んで数分後には、とある釣り具店のサイトにて予約していました。

これは、奇跡的な出会いでしたね。もうこれしかないと思いました。
お値段は4万円後半だったと思いますが、先日から6~7万円の出費を覚悟していたので、行動は非常に早かったです。

そして、予約から2ヶ月程度で手元に届きました。
BWS-50FCX5
BWS-50FCX4
BWS-50FCX2

写真は、購入時ではなく2019年シーズン終了後のものになります。

使い心地


この記事を書くのを躊躇していた理由に、ロッドの取説の一文があります。
「ベイトフィネスロッドとして現代に蘇らせた超上級者向けモデルです」

これ読んだ時は、ヤバいロッドを購入してしまったなと思いました。どう考えても、僕は超上級者ではありません。せいぜい中級あたりでしょう。
まぁ、でも購入してしまったからには使いこなさなくてはと思いました。

で、少々、恐怖心を抱きながら2019年6月23日に、このロッドでの初釣行に挑みました。
詳細は、以前の記事「2019年6月23日の渓流釣行記録~おニューのロッドでお試し釣行~」を見てください。

結果から書いてしまうと、初釣果が35cm程度の岩魚でした。
初釣果からドラグがジリジリですよ。グラスロッド自体が初めてだったため、ドラグを緩めに設定していたのですが、それほど焦ることもなく、楽しんで釣り上げることができました。

柔らかいけど、強いロッド。
初釣果でそう思いました。そして、圧倒的に釣りが楽しく信頼のおけるロッドだと感じました。

このロッドは、スローテーパー系のアクションですが、バット部分は結構パワーがあるので40cm台も楽しんでファイトすることができるのではないでしょうか。まぁ、今年は40cm以上が掛からなかったので試せていませんが、来シーズンは是非とも感触を味わいたいですね。

あと魅力的だと思っているのが、キャストの楽しさです。
専門的なことは僕の知識だと書けませんが、とにかくこのロッドにしてからキャストだけでも楽しめています。今年は、釣果よりも、このロッドで投げて楽しい渓流を選んでいたくらいです。

もう、ボウズでさえも、そこそこの満足感を得られてしまう感じでした。それくらい、1投1投のキャストが楽しい。
BWS-50FCX9
BWS-50FCX7
BWS-50FCX8
BWS-50FCX3
そして、このロッドは見た目が美しいですね。一目でこのロッドだとわかる存在感。唯一無二のデザインだと思います。

2019年に購入した物の中で、一番の満足感だと思います。

YouTube動画

自分的に魅力的だと感じているポイントをまとめて動画にしてみました。

ロッドの外観→初釣果シーン→キャストの楽しさ→ファイトの楽しさの順番となっています。文章より動画の方が伝わりやすいかもしれません。
動画中でも、結構楽しんでいるのがわかると思います。

デメリット的なこと

最後にデメリット的なことを。
まずは、ここまで読んできて欲しくなった方もいるかもしれません。

お気付きかもしれませんが、現在購入することは、ほぼできません。本当に購入したい場合は、オークションサイトなどで高額でも購入するか、来シーズン販売がどうなるかは不明ですが待つしかありません。で、もし来シーズン販売されたとしても、今回のように完全受注生産で、早めに予約を入れないと購入できないかもしれません。

お金を用意して、あとは待ちましょう。で、予約開始されたら素早く予約してしまいましょう。迷いは禁物です。

あとは、柔らかいロッドなので、バリバリのトゥイッチングをやりたい方には向かないと思います。出来ないこともないですが、先調子気味のロッドを使用しましょう。

デメリットは、これくらいですね。
とにかく僕にとっては、最高に楽しめるロッドです。
BWS-50FCX6