どうも、釣り人の有馬です。
今回は、2020年3月15日の釣行記録を書いていきたいと思います。
東京都では、前日に桜の開花宣言がされましたが、ここ岩手県西和賀町(にしわがまち)はまだ冬に近い感じではありました。
しかし、この日の釣行で確実に春が近づいていると実感しました。
3月15日の状態
天気予報では、夕方あたりまで晴れるような予報でしたが、晴天は午前中までで午後からはどんよりとした天気になっていきました。
最高気温は4℃程度。
晴れた午前中から、体を動かしていないと寒いなという感じでした。で、午後は動いていても結構寒いなという感じでしたね。
手が、かじかむ日でした。
使用タックル
前日の釣行に続きスピニングタックルのみで出かけることにしました。
ロッド:スミス トラウティンスピンマルチユースTRMK-483UL
リール:シマノ 10ステラC2000S
ライン:アプロードGT-R 4lb
ルアー:主にイトウクラフト エミシスプーン41mm 5g
最初の小渓流
この日は、一つの渓流で距離を歩くのではなく、わりと短い距離で4渓流を回ってみました。まだ、シーズンが始まったばかりなので、とにかく多くの渓流の状態を確認したいと思っていました。
で、最初に行ったのが川幅せいぜい3mといった規模の渓流です。まぁ、沢ですかね。
釣りを開始したのが、9時過ぎだったと思います。
水温は、冷たいと言えば冷たいですが、釣れないと思えるほどではありませんでした。
スタート地点から、500mくらい進んだあたりでしょうか、僕はこんな場所に立っていました。
1投目、キャストは狙い通りの深みポイントに決まりました。
少し、スプーンを沈めて、最初の軽いアクション。すると、ルアーを狙う魚影が確認できました。で、そのままゆっくり目のリーリングで誘うとヒット。
護岸の上から釣っていたため、雪上に上げることしかできませんでした。すぐに、リリースはしましたが、生き延びてくれたらいいなと思っています。
この1尾で、小さいながらも魚の活性は結構いいなと思いました。
そこから数十m、次はこんなポイントを狙ってみました。
1投目、キャストは、ほぼ狙い通り白泡の横あたりに決まりました。そこから、流れの渦を使って深みまで落としたかったのですが、その流れには乗れず微妙なレンジを泳がせてしまいました。
2投目、キャストは、ほぼ狙い通りでした。そこから、1投目より少しだけ長めに沈めました。すると、いい感じに流れの渦に入り、深い場所でスプーンをコントロールすることができました。
すると、ヒット。
こちらも小さいですが、綺麗な山女魚が釣れてくれました。
この1尾は、本当に狙い通りの攻め方で出てくれたので、うれしかったですね。適当に狙って釣った良型より、こちらの方が僕的には価値があります。
さて、小物ではありますがノッてきました。
続いて、そこから数十m。
今度も深みを狙っていました。
で、手前のカーブに数投してから、奥の深みにキャスト。
ゆっくりと流れを感じながら、ストップ&ゴー的に狙っていました。
こちらも小さいですね。
そこから400mほど釣り上がりましたが、バラシ1回を追加しただけでした。
次の渓流
次はどこに行こうかと考えましたが、少し遠投ができる渓流を選んでみました。
そういえば、このロッドでは狭い場所しか狙っていなかったので、遠投性を確認しようと思いました。
入渓したのが、10時30分あたりだったでしょうか。時計を見ていなかったので、ややです。
水温は、先ほどより結構冷たいと感じました。
釣果は厳しそうかなと思いました。正直、最盛期でも、それほどでもない区間なので、完全にキャスト練習と写真撮影に入ったようなものでした。
結果、まぁ予想通りといった感じでボウズ。しかも、チェイスすら確認出来ず。
景色は最高なんですがね。
ちょっと、この区間は攻略できません。
次の小渓流
先ほどの渓流を上がった時点で正午近くだったので、その場でカップ麺を食べて次の渓流に備えました。
で、狙ったのは、小渓流。
最初に行った小渓流と同じような規模感です。
しかし、ボウズ。
チェイスはありましたが、喰わせることができませんでした。敗北です。
あまりの敗北ぶりに写真すら撮っていませんでした。
本日最後の渓流
場所選びに迷いましたが、気分を変えていわゆる渓流域というような規模感を選択してみました。
入渓したのが、13時半あたりでしょうか。釣り人がいるかと思いましたが、ラッキーなことにいませんでした。
やや川の流れに勢いがあったので、水温は低く感じました。また、曇っていたので結構肌寒かったです。
寒さもあり、厳しいかなという印象でしたが、開始から30分程度でチェイスがありました。
あれ、思ったよりいけるかも。僕は、思いました。
そして、こんな場所をダウンストリームで狙ってみました。
深みポイントです。流れが緩くなっているあたりにルアーを着水させたいと考えていましたが、周りには枝があり、結構難しそうでした。
で、1投目。
ルアーは、思っていたより手前に着水。そこから、ラインを放出させ、なるべく奥の方に入るようなにルアーを流しました。
そして、ゆっくりとリーリング。時折リーリングスピードを変え、少しアクションも加えました。
自分の立ち位置まで、あと2m。1m。
ルアーが水面から飛び出す瞬間、魚の姿が見えました。
ルアーについてきていたようです。
2投目。
キャストは1投目より、狙いの場所に決まりました。
先ほどのチェイスで、結構やる気がある魚がいると判断したので、少し強めにアクションを入れスプーンをギラギラさせるようにしてみました。
すると、ヒット。
緩めに設定したドラグがジリジリと音を立てます。
流れが効いているので、魚とのやりとりを結構楽しめました。
うれしい1尾です。
この1尾で結構満足したので、あと30分くらい釣り上がったら車に戻ろうと思いました。
30分とはいえ、この先も有望なポイントがあるので釣果が追加されるかもなと思いました。
そして、こんなポイントを狙ってみました。
1投目。
流心の脇を狙ってキャスト。すると、護岸箇所から垂れ下がっている枝にぶつかり、結構丁度良く着水。
ゆっくりとリーリングしていると、チェイスを発見。
しかし、ルアーは浅瀬に入り、あと少しで水面から飛び出しそうです。
ダメかなと諦めかけた瞬間、掌にはロッドから伝わる力。
かなりやる気があったようです。
先ほどの岩魚と同じくらいのサイズの山女魚が釣れてくれました。
綺麗な山女魚でした。
本日の感想
今回は、思っていたより魚にやる気があり、予想していたよりは簡単に釣り上げることができました。
釣果も5尾。
この時期にしては、ぼちぼち良い結果だったと思います。ほぼ、スプーンだけで狙ったのも効果があったかもしれません。
しかし、ここぞというポイントでキャストが決まらず、まだまだな点もありました。
キャスト練習が必要そうです。
あとは、釣れてくると気分が舞い上がって、流れの読みが甘くなってくるので、この点は意識して直していくことが大事かなと思いました。
まだ、肌寒い日がありますが、景色は確実に春に向かっています。景色を楽しむ余裕を持ちながら、釣りができたらいいなと思っています。