どうも、釣り人の有馬です。

今回は、2020年4月19日の釣行記録です。
今回も念のため書いておきますが、僕の釣行は単独釣行で家から川までの往復移動だけなので、今回の釣行でも人と接触することはありませんでした。

したがって、新型コロナ感染リスクは相当に低いと判断しています。ただ、岩手県では2020年4月23日現在、他の都道府県からの来県は控えてくださいとなっているので、GWに釣りに来るのはなるべく自粛をお願いします。先日の釣行記録を書いておきながら、お願いするのは微妙なところではありますが。
20200419渓流ふきのとう

釣行日の状況

この日の天候は、晴れ時々曇りといった感じで最高気温10℃程度あったので釣行するには結構快適な気候でした。
20200419天候

今回も、もちろん地元である西和賀町の和賀川水系での釣行なのですが、まだ行ったことのない2つの川を選択しました。
どちらも、小さめの川なのでベイトタックルだけを車に積み現場へ向かいました。
20200419ロッドとスプリングネット尺

西和賀町は、小川まで含めれば結構選択肢があるため、僕は未だに全制覇していません。まぁ、山奥も含めると一生制覇することはできないかもしれません。

最初の川

最初の川には、9時半過ぎに入渓。
川幅は、3~5m程度といった感じの小渓流です。全体的に浅瀬が多く、深みは少ない印象の川でした。
釣り人の形跡もあまりなく、人気は無い川だと感じました。

人気が無さそうなので、魚がお留守かもなと思いましたが、15分程度釣り上がると小さいながらチェイスが確認できるようになりました。
20200419チェイスポイント1
最初に小さな山女魚のチェイスがあったポイントです。
左岸の深みの方に隠れていたようです。

20200419チェイスポイント2
次にチェイスが見えたポイントです。こちらも山女魚だったので、この区間は山女魚が主体かなと思いました。

そして、この約10分後。
本日最大の悲劇が訪れます。
20200419バックラッシュ

見事に手前の木にルアーがぶつかり、盛大にバックラッシュ。いくら良いリールであっても、勢いよくラインを放出している途中で強制ストップされればトラブルが起きます。

このトラブルで、おそらく20m後半巻いていたラインが13mくらいになりました。
やばいロングキャスト禁止だ。そう思いました。
まだ、開始してから30分程度なので一旦家に戻り、リスタートも考えましたが、ここは実力アップの良い機会だと考え、これで最後まで通すことに決めました。
ただ、替えのラインは車に積んでおいたほうが良い、そう思いました。

それから1時間くらいは、このラインとの格闘でした。全力でキャストすると全て放出されてしまいそうだったので、8割程度を意識してキャストしていました。
まぁ、今回は小渓流だったため、これでも何とかなりました。

で、四苦八苦していたのですが、かなりやる気がある山女魚を発見。
20200419立ち位置1
最初は、この立ち位置で3投ほどしましたが、すべてに反応してきました。ただ、浅瀬が大半のため、イマイチ最後のスイッチを入れることは出来ていませんでした。魚が隠れていたのは、右上に見える木のあたりですね。

そこで、ダウンストリームの位置に移動。
20200419立ち位置2
1投目。
キャストが少し外れ、浅瀬側を多く通過させたためチェイスはあったもののヒットには至らず。

2投目。
今度は、狙っていた流心にキャスト成功。ゆっくりとD-コンを泳がせているとすぐにヒット。
20200419山女魚1尾目
小さいですが、うれしい1尾です。
やはり、アップストリームではスピードが速かったようです。今日は、じっくり見せた釣り方が良いのかなと思いました。

まぁ、腕が良ければアップでも釣れるかもしれませんが、あいにくその腕は持っておりません。

そして、そこから10分程度。
今度はこんなポイントで。
20200419山女魚2尾目のポイント
最初は、アップストリームで攻めていました。
1投目から徐々にコースをずらしていって、4投目にチェイスを確認。

1尾目がダウンで釣れたので、今回もこの時点でダウンの立ち位置に移動しました。
そして、1投目。
狙いのポイントにキャストが決まりました。その後は、ゆっくりと食わせのタイミングを入れながらのリーリング。で、ヒット。
20200419山女魚2尾目

こちらも小さいですが、山女魚が出てくれました。パーマークが音階みたいで、なかなかユニークな見た目です。

この後、ここぞというポイントではダウンの釣りをしていたのですが12時頃になりお腹もすいたので、車に戻ることにしました。
20200419終点

最終ポイントは、先まで結構な浅瀬で諦めが付きました。渓相的には、結構好きなのですが増水時以外は来ないかもしれませんね。

でも、車に戻るために林道を歩いていると、ミズバショウの群生を発見しました。
20200419ミズバショウ
20200419ミズバショウ群生
急にこういうポイントに出会うのは、うれしいことです。渓流釣りの醍醐味だと思います。
5分ほど写真や動画を撮っていました。

で、車に戻り13時頃に昼食をとり、次の川に備えました。

次の川

最初の川から距離はそれほど離れていないので、10分程度で到着しました。まずは、ある程度上流の方まで車を走らせ釣り人が居ないことを確認。

川の規模的には、さきほどと同じようなものでした。
20200419和賀川水系
入渓したポイント付近は、やや良い感じの渓相でしたが少し上流に進んで行くと、あまりテンションが上がらない流れというか風景になっていきました。

なんというか、印象が薄くポイントを覚えにくい区間だと思いました。

途中でチェイスは見えていたので魚が居ることは確認できていましたが、釣れたのは開始から約40分後のことでした。

まずは、最初の立ち位置です。
20200419最初の立ち位置
アップストリームで、左岸側の深みを狙うことにしました。
1投目にチェイスあり。
2投目、3投目と着水点を変えながらD-コンで探っていましたがチェイスはありませんでした。

そこで、少しだけ移動。
20200419釣れた瞬間
この位置に移動して、1投目は上流側を狙いましたが無反応。
2投目は、先ほどチェイスがあった周辺をクロスストリームで狙いました。
着水後、やや沈めてドリフトさせながらミノーをコントロール。深みが終わるあたりからややリーリングスピードを速めました。
すると、浅瀬で山女魚がヒット。
20200419山女魚3尾目

小さめな山女魚ですが、ヒットシーンが見えていたので楽しかったです。
やはり、ただのアップストリームではなく、深みでルアーを意識させておき、浅瀬手前でスピード変化させたことによりスイッチが入ったと思います。

近年、単純な釣りでは結構釣果が難しくなってきました。中学生の頃は、スピナーを適当に巻いていても結構釣れた記憶があるんですけどね。
まぁ、腕を磨くしかないと思っています。
他の方法としては、他の釣り人と被らない日に釣りをするとか、チャンスの日は必ず釣りができる状態にしておくとか、なかなか行けない所まで行くとかそういう方法で釣果を伸ばすしかないかもしれません。

僕の場合は、難しい場面でも対処できる腕と思考を磨こうと思っている最中です。難しいですが、そのぶん楽しいですね。性格的に、あまり考えずに釣れると飽きてしまうので、今の状態が丁度良い塩梅かもしれません。


そんな感じで、この日の釣果は山女魚3尾でした。
当初は、ボウズもあるかもなと思っていたので、結果的にはボチボチですね。

この2つ目の川は、途中渓相的に単調だったので今後来るかは微妙ですね。もっと上流なら、少し違うかもしれませんが。
20200419浅い川
車に戻って14時頃だったので、まだ釣りはできましたが腹八分で終了することにしました。
まぁ、釣果的にはボチボチですが、釣った感触があったので次に繋がるはずです。

20200419雪山
4月上旬は、GWには桜が散っているかもと思いましたが、最近寒いのでまだ桜を咲いていません。
今年はコロナの影響があるので、ひっそりと過ごしたいと思います。