どうも、釣り人の有馬です。

2020年に入ってから、アングラーズデザインのアドバンスウェーディングシューズⅢというシューズを購入して使用しています。

その時点で結構安く購入できたんですよね。
で、最近アングラーズデザインの製品について調べたいことがあったので、サイトをのぞこうと思ったわけです。

無かったんですよ。
なんで見つからないんだろうと思いながら少し調べていくと2019年12月16日に事業停止していたことを知りました。

アングラーズデザインの製品

僕が最初に手にしたアングラーズデザインの製品は帽子でした。
アングラーズデザイン帽子
数シーズン使用していました。

で、2019シーズンからアドバンスウェーディングシューズⅡというシューズを購入し使用していました。デザイン性や使用感が気に入っていたので、2020シーズンはサイズ違いでニューモデルのアドバンスウェーディングシューズⅢを使用しています。
アドバンスウェーディングシューズ3その3
アドバンスウェーディングシューズ3その4
なんでサイズ違いを購入したかというと、ウェーダーを新しいのにしたら以前のシューズがサイズ的に結構きつかったんですよね。
で、持っていたのはMサイズだったので、Lサイズを購入したわけです。
アドバンスウェーディングシューズ3その1
ウェーディングシューズサイズ比較その2
やっと丁度良いサイズ感に辿り着いてきたので、僕的にはアングラーズデザインの倒産は痛手です。
どこかのメーカーが事業部を買収してくれれば、同じようなコンセプトの製品が出てくるかと思いますが、ネットで探してもそういった情報に辿り着かないので、次にウェーディングシューズを購入するときは検討を重ねそうです。

やはり、日本の人口自体が減少傾向で、釣りの中でも大分ニッチそうな渓流分野。企業として運営していくのは、かなり厳しそうです。

市場規模

で、市場規模が気になったので釣り用品について少し調べてみました。
一般社団法人 日本釣用品工業会のデータによると、ここ最近の釣り用品の出荷規模が約1400億円くらいということです。

その中の比率でいうと、竿が約23%、リールが約22%ということで、ざっくり半分程度を竿とリールが占めているようです。

やはり、フィッシングウェアなどの分野は規模的に厳しそうですね。この中で競争があるわけですから、専業系メーカーの場合、時代の流れによりどのメーカーが倒産してもおかしくはない状態といえるかもしれません。まぁ、これはこの業界だけではなく、日本の全体産業でもいえることだとは思いますが。


ちなみに、市場規模1400億円ってどのくらいのものなのだろうと思い、少し調べてみました。
すると、矢野経済研究所のデータでゴルフ用品が2600億円程度ということがわかりました。これは、人口が多いのか、それとも一人当たりの支出額が大きいのかまではわかりませんが、とりあえず釣り用品よりゴルフ用品の方が大きいということはわかりました。
まぁ、これは予想通りでした。

で、レジャー市場を調べていったんですよ。
興味深かったのが、㈱平和が出していたデータです。それが、パチンコ、パチスロの市場規模なのですが、これが凄い。

最近、色々と話題になっていた産業ではありますが、レジャー市場の中で約3割を占めるそうです。その額が21兆円程度。
半端ないですね。

これに比べると、釣り業界は小さく見えてしまいます。
最後に、このデータからまとめを書くとすれば、参加人口の増加はこの先それほど期待できないので、釣り人自身が市場を気にして製品にあまりコスパを求めないことが大事なのかなと思いました。

趣味には、お金を投入する。
業界を維持するには、必要な考え方かもしれません。