どうも、釣り人の有馬です。
前回の釣行は、様々なリスクを最小限に抑えるために民家に近い和賀川本流を選択しましたが、今回は久々の渓流釣行です。
GWは釣りを休んでいたので、季節が進んだ渓流の風景には感動しました。やっぱり、渓流は最高でした。
それじゃ、釣行記録いってみますか。
5月16日の状況
数日前から今週末は、どこに行こうか。そして、どんな時間分配が良いか考えていました。天気予報では、土曜日の夜から雨。その雨は、日曜日の午前中までは残りそうな感じでした。
なので、土曜日をメインに考え、日曜日は少々やることがあったので、雨が止んだら釣りに行こうかなという感じでした。
そして、5月16日(土)。天気予報通りの晴れ。朝は気温が低めでしたが、最高気温は19℃程度まで上がり快適に釣りをすることができました。
今回は、スピニングタックルのみで出かけました。
ロッド:スミス トラウティンスピンマルチユースTRMK-483UL
リール:シマノ 19ストラディックC2000S
ルアー:D-コンタクト、DO-UP
ライン:サンヨーナイロン アプロードGT-Rトラウトエディション4lb
最初の渓流
最初に向かったのは、本当はGWに来たかった渓流です。最初の区間は、5月下旬くらいになるとウグイばかり釣れるようになるので、それまでが狙い目だと思っています。ちなみに2020シーズンは初めて来ました。
で、渓流に着き釣り開始したのが8時ちょっと前。
この区間での目標は、ウグイと岩魚しか釣れたことがないので、岩魚3尾としていました。
入渓5分後くらいで、いつ来ても反応があるポイントで小さいチェイスが見えました。
「良かった魚は今年もいる」そう思いました。
そして、20分後くらい、ついに魚の反応がこんなポイントでありました。
奥の方を狙った1投目、キャストミスで狙いのポイントの1mくらい前に着水してしまいました。ギリギリ深みといったポイントです。キャストはミスしましたが、1投目は大事なのできちんと沈めてゆっくりと探ろうとしたその時でした。
手に伝わってきた魚のあたり。しかし、次の瞬間には得意のバラシ。
この区間は、それほど数が釣れるイメージがないので、バラシは悔しいものですが腕が悪かったということですね。そもそも、キャストミスだったし。
その後は、1時間以上チェイスも見られない状態でした。
しかし、緑が濃くなってきた木々を眺めながらの釣りは、釣果以上に楽しく感じていました。
と、気分的には最高でしたが、開始から1時間40分程度で区間の最終ポイントに到着してしまいました。さすがに、目標の岩魚3尾に対してゼロはまずいなと思いました。
最終ポイントは、落ち込みからの深みです。
途中で釣れなかったということは、このポイントに結構魚が溜まっていてもおかしくないはずです。
深みではありますが、まずはD-コンタクトで水深1mあたりの中層から少し上を狙ってみることにしました。
で、1投目。
写真の右下より少し右側に立ち、落ち込みの左側の白泡の横にキャストしました。着水後は狙いのレンジまで沈めて、あとはそのレンジ内でルアーをコントロールしていました。かけ上がりのあたりで、岩魚のチェイスを発見。立ち位置が右側だったので、終盤に近付くにつれてルアーをカーブさせなければいけませんでした。おそらくこれが原因で、チェイスはあったもののルアーにアタックしてくることはありませんでした。魚の活性的に食いやすいコースを丁寧に通してあげないと反応が薄い感じです。
しかし、この岩魚は釣れる岩魚だなと思っていました。
それから少しずつ左に立ち位置を移動しながら、狙うコースを微妙に変えて3投ほど。
最終的には、さきほどチェイスがあったポイントをどアップで通せる立ち位置に移動し、落ち込みの左側の白泡の横にキャストし、レンジ設定、その後のルアーコントロールでやっとヒット。
ただ、この規模なのでまだ釣れるだろうと思い、スプーンにルアーチェンジし、2尾目を狙うことにしました。
スプーンに交換した理由は、ミノーより少し下のレンジを狙うためです。
スプーンに交換してから、また最初の立ち位置に戻りリスタートすることにしました。で、先ほど狙った同じようなコースで少し下のレンジを探ってみました。
1投するごとに先ほど同様に左側に移動していきました。
最終的には、先ほどの岩魚が釣れた立ち位置から、同じようなポイントにキャスト。
ただし、ミノーの時よりゆっくりと下のレンジを意識していたので、ルアーが通るコースは若干違っていました。
で、1尾目の岩魚が釣れた少し左側のコースであたり有り。
2尾目の岩魚が釣れました。サイズは落ちましたが、こうして変化を加えて狙い通りに釣ることができたので成果は大きいです。
結局、3尾目の岩魚を狙ってこの後5分程度粘っていましたが結果は出なかったので、入渓点に戻ることにしました。
戻る際は、来た時より自然を満喫することができました。
写真も結構撮ったので、少し紹介していきます。
まずは、だいぶ散った渓流の桜です。
ゆっくり自然を楽しみながら戻っている間に、このあとどこに行こうか考えていました。
少し上流へ
で、結局選んだのが車で5分くらい走った先の上流側です。
まだ10時30分頃だったので、大きく移動して昼食をとってから釣行するか、近場で少し釣りをして昼食をとって大きく移動するかの2択かなと思ったので、少し先の上流を選択しました。
そして、渓流釣りではあまりやらない釣り下りをしました。その理由は、車を置いた位置から下流をあまり攻めたことがないこと、そして、この時間から釣り上がると昼食が遅い時間になり体力の消耗が激しそうだと判断したので釣り下りました。
もちろん、途中に釣り人がいないことは確認していました。
釣り下ってから約30分、僕はこんなポイントを狙っていました。
1投目で写真の下側コース、2投目で中間コースを攻めましたが無反応。
最後の3投目で落ち込み後の沈んだ岩のあたりにD-コンタクトを着水。そして、ただ漂わせるようにルアーコントロールしているとヒット。
ぼちぼちサイズの岩魚が釣れてくれました。やっぱり岩魚は、岩の周りにいることが多いですね。
とりあえず移動はしたものの、同じ渓流でなんとか目標だった岩魚3尾をクリアできました。
その後、4尾目を狙っていましたが結局釣果を増やすことはできませんでした。
車に戻ると12時ちょっと過ぎ。
丁度お昼時なので、川の音と風景を楽しみながら昼食をとりました。
食後は、楽しみのコーヒーです。
今年になってから、もうすでに3箱購入してしまいました。GWに自宅にいたことで大量に消費してしまいました。これ、簡単でおいしいので、ヘタなコーヒー豆買ってコーヒーメーカーで淹れるコーヒーに勝っちゃうんですよね。にしても、5月の時点で6000円後半をこのコーヒーに出費してますから、なかなかに罪なやつです。
次の渓流へ
12時30分頃、食後のコーヒーで満足したので、次の渓流へ移動を始めました。
向かった先は、そういえばまだ1度しか行ったことがなかった渓流です。たしか何年か前の春先に行ってボウズだったので、良い思い出がなく敬遠していました。
ただ、前回は1kmも歩いていなかったので、今回は地図にあった堰堤まで歩いてみることにしました。なので、釣果目標としては、とりあえず1尾といった弱気な感じでスタートしました。
開始がたしか13時ちょっと過ぎだったと思います。
で、15分くらい経過したところでこんなポイントを攻めてみました。
そこから20分程度釣り上がり、今度はこんなポイント。
1投目で、右岸ギリギリにキャスト。深みのコースをD-コンタクトで探っているとヒット。
魚が見えてきて「ウグイ?山女魚?岩魚か」この渓流では釣果を上げたことがなかったので、何が釣れるのか不明でした。
結果的には、岩魚だとわかった瞬間に見事にバラシ。小さい岩魚でしたが、確実に物にしたかったですね。
で、釣り上がっている間、思っていたよりチェイスがありました。チェイスはありますが、いまいちスイッチを入れられない感じで、僕も結構焦っていました。
スピードが合ってない?レンジが違う?それともコースか?何なんだ。結果を出せずに頭はパニック状態でした。
それでも、この渓流、雰囲気はすごく好きだなと思いました。
ここまで、魚は確実にいるのに釣果はゼロ。正直諦めかけていました。
で、こんなポイント。
流れ的には緩いので、結構流心を狙っていました。
1投目は無反応。2投目で、ちょっとムキになりロッドの動きを少し多めにするとヒット。
小さい山女魚が釣れました。まぁ、釣れ方といい、サイズといい納得感はありませんが釣れないよりはマシです。なんとか平常心を取り戻せました。
平常心になったとはいえ、あと少しで終着点。
しかも、堰堤の釣りはあまり好きではないので、釣りというよりは目的地点まで見れた達成感の方が勝っていた感じでした。
とりあえず、ミノーで右端から左端に移動しながら数投に分けて全体を探るようにしました。そして、その帰りはスプーンでレンジを変え探ってきました。
で、無反応。
こういったポイントは、釣れればデカい期待もあり粘りたい気持ちになりがちですが、実際釣れる時は数投で釣れる場合が多いと感じているので、軽く往復して本日の釣行を終了しました。
結果的には、岩魚3尾に山女魚1尾。釣果的には、大したことはないですが久々に渓流を満喫できました。
林道を歩いて車まで戻りましたが、見渡す木々、山、そして鳥の鳴き声。
これが渓流の良さだよなと再確認しました。
ちなみに、翌日は雨が上がった午後に釣りに出かけましたが、行く先には常に先行者がいて、結局適当なポイントでキャスト練習といった感じでした。やはり、場所取り厳しいですね。