どうも、釣り人の有馬です。

今回は、2020年8月1日の釣行記録です。そういえば今シーズンまだ釣行していなかった和賀川支流があったので、行ってみることにしました。で、そういえばいつも同じポイントで引き返すので、未釣行の区間がありました。

今回は、その未釣行区間を見てみることにしました。
20200801和賀川水系1

実釣

予定は立てても、先行者がいると予定が崩れてしまうのはいつものことです。今回も先行者がいないことを祈りながら現場に向かいました。

で、現場に着くと先行者は無し。
とりあえずスタートすることができ一安心です。
20200801スタート
7時30分頃からのスタートになりました。
今回の区間は、片道約2kmちょっとといった感じです。川沿いに道があるので、帰りはそれなりに楽かなと考えていました。

渓流は、こんな感じでした。
20200801和賀川水系3
水が澄んでいるのが特徴です。


今シーズン初釣行の渓流なので、開始時点ではワクワクしていたのですが、時間の経過と共に少しイライラとしてきました。

その理由がこれです。
20200801ラインに絡みつく蜘蛛の巣
蜘蛛の巣です。
キャスト1投目は、かなりの確率で蜘蛛の巣付きのラインになっていました。こうして、蜘蛛の巣をスナップ側に移動させていないと、キャスト時トラブルの元になります。すぐに糸を切るのが一番ですが、ほぼ1投目で蜘蛛の巣が引っ付いてくるので、こうやって手繰り寄せて様子を見ていました。

蜘蛛の巣と格闘しながらも、やっとこんなポイントで魚の反応がありました。
20200801岩魚1ポイント
開始から約50分後のことです。
木が生い茂るその下に魚がついていると予想し、上流側にキャスト後、そこを通るようなコースで仕掛けると、狙い通りそのポイント付近から魚が飛び出してきました。
そして、次の瞬間、ルアーをパクり。
小さい岩魚でしたが、果敢に飛び出してきた瞬間はスリリングでした。
ただ、小さすぎてネットから逃げていってしまったので写真はありません。

なんとかボウズは免れたので一安心です。
その後も蜘蛛の巣と格闘しながら上流を目指しました。
20200801糸クズワインダー
途中途中で、ラインを切ってトラブルを予防していました。やはり、糸クズワインダーは便利ですよ。


そして、1尾目から約1時間後、こんなポイントにて。
20200801岩魚2ポイント
深い場所でも30cm程度の瀬です。点在する岩により、流れのヨレが発生していたのでそのあたりをアップストリームで狙ってみました。
着水後、8月ということで、少し早めのリーリングをしていました。そして、要所要所でリーリングスピードに変化を加えるとヒット。
20200801岩魚2
岩魚が釣れてくれました。瀬で釣る岩魚は、結構楽しいです。
水が澄んでいるからなのか、岩魚も薄めの色で綺麗でした。

ヒットルアーは、今シーズンからたまに試しているイメル50Sです。
20200801イメル50S
D-コンタクトよりキャスト時、風の抵抗を受けやすいイメージですが、アップストリームでは僕と相性が結構良さそうです。
この日は、イメルが6、D-コンタクトが4くらいの割合で使用していました。ちなみにフックは、かねは商店のシングルフックに交換しています。


で、2尾目の岩魚から約30分後、こんなポイントを前にしていました。
2020801バラシポイント
こちらも水深浅めですが、右岸側がやや深くなっていました。
あまり期待せずにキャストしてみましたが、1投目からチェイスあり。
段々と自分の立ち位置に近付いてきたので、最後の賭けで少しだけリーリングスピードを上げてみました。
すると、見事にルアーをパクり。
先ほどと同サイズ程度でしたが、やや太っている岩魚の姿を確認できました。

しかし、岩魚は暴れて流れをターンしました。
次の瞬間、痛恨のバラシ。
未熟でした。次の機会には、ネットインしたいものです。

これ以降は、目的の区間まで釣り上がりましたがノーフィッシュでした。
未釣行区間は、魚の姿を確認できましたが、ルアーを喰わせることはできませんでした。釣り人も結構入っている区間なので、もう少し釣り方にバリエーションが必要そうです。

魚は釣れなかったものの、景色は綺麗でした。
20200801和賀川水系2
最終ポイントに着く頃には、予想外に晴れ間が見えていました。
20200801青空
この日の天気予報は、曇りだったのですが、晴れ間が出て暑くなっていました。
夏の空になってきましたね。

晴れ間が出たので、帰りは汗だくになり、予想より体力を消耗しました。ウェーダーだとキツい時期になってきましたね。
20200801帰り道
帰りは、野生動物に注意しながら川沿いの道を歩きました。
こういう草なら良いのですが、途中で結構背の高い笹が大量に生えている区間があり、川を下ったり道に戻ったりとなかなかに疲れました。

この季節は、エネルギー補給のためにもう少し食料を持っていた方が良いなと思いました。
さて、いよいよ夏の渓流シーズンです。