どうも、釣り人の有馬です。

僕は釣行の際、川の規模や歩く距離によって、バックパックが付いたフィッシングベストとスリングパックを使い分けています。
ZFV-027_1

で、2020渓流シーズンの初期はシムスのスリングパックを使用していました。
シムス スリングパック11
ランディングネットが背負えるので、なかなか便利だったのですが1つ気になっている点がありました。

それが、ルアー交換の煩わしさです。
スリングパックは見た目が好きなのですが、ルアー交換する際、背面のパックをクルっと回転させて手前に持ってきてからチャックを開ける必要があります。

フィッシングベストなら正面にポケットがあるため、すぐチャックを開けることができます。しかし、見た目なら僕的にはスリング。

なので、この中間くらいの商品を探していました。
そこで、購入したのが今回の主役です。

パタゴニア ベストフロントスリング

正面側にベストが付いたスリングパックです。
ベストフロントスリング_1
背面は、小さめのスリングパック。
ベストフロントスリング_2
容量8リットルということで、持っていく物が多い方だと小さいサイズ感だと思います。
サイズは小さめですが、要所要所に工夫があるため、僕の場合は小さいと思ったことはありません。半日くらいの釣行なら、これでOKな方が多いのではないでしょうか。

収納紹介

それでは、僕の収納を紹介していきたいと思います。
まずは、このベストフロントスリングのポイントであるベストから。
ベストフロントスリング_9
メインポケットとサブポケットが重なった2段の作りになっています。
僕はメインポケットにルアーケースを収納しています。写真で使用しているのが、メイホウのリバーシブルD-86サイズになります。

入り口がゴムでしぼられているため、これ以上の厚さのケースだと取り出しにくいと思います。リバーシブルD-86サイズが実用ではギリギリのサイズかなと。サイズ的には、140×104×32mmです。

サブポケットには、デジカメを入れています。
ベストフロントスリング_13
CanonのG7Xというデジカメです。デジカメのサイズは、103×60.4×40.4です。
幅はまだ余裕が少しありますが、厚さは50mm程度の物までかなと思います。

そして、上の写真でも見えていますが、向かって左側には小物を収納できるスペースがあります。
ベストフロントスリング_6
僕は、フォーセップや水温計を入れたりしています。また、ピンオンリールを取り付け可能な場所もあるため便利です。

この反対側にもピンオンリールが取り付け可能です。
ベストフロントスリング_7
僕は、こちら側にピンオンリールを取り付け、ラインカッターをぶら下げています。これで、ラインを切る際も背面パック側をクルっと回さなくていいので、すごく便利です。

次は、ベストの裏側です。
ベストフロントスリング_8

こちらは、小スペースなので厚さのない小物を収納するのがいいと思います。僕は、下側にハッカ油の小さな瓶を入れていました。

その上のスペースは、スマホが入りそうで入らないので使い方はなかなか難しいと感じています。ちなみに、iPhone7のサイズで少し頭が出ます。これだと、入り口がオープン状態なのでクルっと回した時、運が悪ければスマホが現役を退きます。

これで正面側は、やや紹介できたので背面側にいきたいと思います。
まずは、背面パックの下側から。
ベストフロントスリング_3
一番下は、ペットボトルなどを収納できるポケットになっていますが、僕はここにクマよけスプレーを入れていました。いつも、クマよけスプレーの収納位置に迷ってしまいますが、この位置ならそれなりに手に取りやすいです。まぁ、近距離でクマに出会ってしまった場合は、どこに収納していても即座に取り出せる自信はないので、ぼちぼち良い位置だと思っています。

あとは、その付近にはピンオンリール取り付け可能なホルダーがあるのでラインカッターをぶら下げています。これで、両面にラインカッターを設置できたので、ライン処理が楽になりました。


お次は側面です。
ベストフロントスリング_4
この部分を何というかわかりませんが、僕はパックロッドのケースを取り付けています。これにより、長距離を歩く時は、帰りに両手が自由になり快適です。
ただ、もともとはモーリスグラファイトワークスのケースを収納する予定でしたが、最小にしてもスルッと抜けてしまう感じだったので、別のケースを購入してしまいました。これは、誤算でした。
ベストフロントスリング_14
ちなみに購入したケースは、クレイジーオーシャンのロッドケースです。

こんな感じで、外側の部分だけでも結構機能的に収納できてしまいますが、そろそろメインの収納個所を見ていきましょうか。
ベストフロントスリング_11
背面パックのメイン収納は、こんな感じです。大部屋スタイルではなく、小部屋に区切ったスタイルになっています。これにより、中に入れた物が盛大に移動することがありません。スリングパックの場合は、クルっと回して使用するのが前提なので、これくらい仕切りがないと中はごちゃごちゃになると思います。

で、その小部屋もなかなか個性的です。上の写真の下側部分です。
ベストフロントスリング_10
防水ポーチが付いているので、濡らしたくない物を収納できます。僕は、車の鍵をメインに入れています。本当は、デジカメもこの中に入れてしまった方が安全ではありますが、思った時にすぐに写真を撮りたいので僕は正面のベストに入れています。
あとの小部屋には、小さいカメラスタンドや軽食、GoProの予備バッテリーなどを入れています。

メイン収納はこんな感じで、最後はパタゴニアマークの入ったポケットです。
ベストフロントスリング_12
ここは、小物入れゾーンですね。こちらも、小部屋に分かれたスタイルです。
僕は、ここにケースに入れたスナップ、メジャー、糸クズワインダーなどを入れています。
釣り小物
背面パックをクルっと正面に持ってきた時に、丁度手元の位置になるので、釣りで使用する小物を入れるならここがいいと思います。

正面のベストには、使用頻度の高い物を入れ、使用頻度がそこまでではない物は背面パックに入れておくと快適に釣りができると思います。

あと、背面パックにはDカンも付いているのでランディングネットをぶら下げることもできます。
とにかく、持ち物の量がそれほどでもない方は、試してみる価値があると思います。