どうも、釣り人の有馬です。

今回は、1尾釣り上げるシーンに特化した動画シリーズの第三弾です。
2020年_スピード変化

前2回は、下記リンクから見に行けます。

今回1シーンに選んだのが、2020年4月19日の釣行です。
当日の詳細については、以前の記事「2020年4月19日の和賀川水系釣行記録~新規河川散策中~」で確認してみてください。

タイトルにある通り、新規河川散策中に釣れた1尾になります。新規開拓ということで、お初の支流で、釣り方を工夫しながらやっと手にした1尾なので、似たようなポイントではわりと使える釣り方かもしれません。

それでは、本題いってみましょう。
動画は、一番下にあります。

スピード変化

まず、今回はこんなポイントです。
やや深い
写真の上側が上流側です。
流れ込みからカーブして、その周辺がやや深みになっていて魚が居そうな雰囲気を醸し出しています。もちろん狙うポイントは、深くなっているポイントです。

で、下の写真が最初の立ち位置です。
20200419最初の立ち位置
深くなっているポイントまでは、7~10m程度という距離感でしょうか。

小渓流のため、1投目から深場を狙ってキャストしました。着水してリーリング。使用していたルアーはスミスのD-コンタクトです。
3~4m程度ルアーを引いてきたところでチェイスが見えました。

「ヤマメだ」
浅瀬に入ってきていたので、その模様からヤマメということがわかりました。

そして、勝負の2投目。
1投目より着水点を少し変えてキャスト。ルアー操作も1投目とは微妙に変えましたが、さきほどのヤマメは反応してきませんでした。

そろそろヤバい3投目。
着水点は、また微妙に変えてキャスト。ルアー操作も微妙に変えました。
こちらも反応なし。
うん、非常にヤバい。

ということで、ここで賭けに出ました。
やや前進
3mほど前進。
クリアな水質なので、魚からは僕が見えている可能性が高いです。
ただ、そのリスクはあれど、立ち位置を前方にしたことでアップストリームではなく、アップクロスのコースを狙うことができます。
僕は、そこに賭けていました。

とはいえ、移動後の1投目は、先ほど投げていない上流側にしました。
一呼吸置くための時間調整と念のための1投です。

反応なし。
まぁ、ここは想定通りです。

そして、いよいよ本命のポイントへキャスト。
ドリフトから
狙いすましてキャストすると、見事に萱の茎ゾーンの奥に入りました。これで、ルアーを沈める距離が稼げました。

そこから、深場はドリフトコントロールです。
ここで釣れればラッキーですが、この時はきてくれませんでした。

ただし、僕は最初からこの1投は工夫しようと考えていました。
理由は、最初の立ち位置ですでに3投していて、しかもチェイスまでしているので何か別の打開策が必要でした。

そこで、深場が終わるあたりで仕掛けました。
スピードアップ
急激なスピードアップです。
正直、スピードアップした瞬間は魚が追ってきているのかも不明な状態でした。しかし、とにかく仕掛けようと思ったわけです。

すると、スピードアップして1秒後程度でしょうか、遂にヤマメが姿を現しました。

その姿が見えていたので、本能的に一瞬だけ喰わせの間を与えました。もうここは、確かこうだったとしか言えないのですが、僕の中では、このシーンがスローモーションで記憶に残っています。たぶん一瞬だけ、自分の時間間隔能力を超えたのかもしれません。

アドレナリン効果とでもしておきますか。

とにかくこのシーンは、2020シーズンで一番だったなと思っています。
釣れたヤマメは、20cmちょっとという感じでしたが、戦略からの釣れ方に満足した記憶があります。
20200419山女魚3尾目

ここまで、文章にしてきましたが釣れたコース取りを写真で貼り付けておきます。
喰った
着水点からの太めの線がドリフトコントロールで、細い線がスピードアップさせたポイントです。まぁ、ややではありますが、この数mで僕の中ではドラマがあったわけです。

これだから、この釣りはやめられない。

ということで、最後に動画を貼り付けておきます。