どうも、釣り人の有馬です。

今年も残すところあと1日になりました。
天気予想通り、雪も徐々に強まってきましたが、僕は年末も釣りのことを考えていました。
20201230雪

で、今回はドリフトについての動画を作成してみたので紹介していきます。

YouTube動画

作成した動画は、釣れた要因6「ドリフト」というタイトルです。
まず最初に、僕自身この釣り方を行っているのが、ここ3年くらいとまだまだ道半ばの状態です。

動画の「釣れた要因」シリーズについても、現時点での実力で動画にするのには抵抗があったというのが本音です。しかし、あとあとの記録として残しておこうと思い作成しているところもあります。

特に、このドリフトについては、動画は作成したもののまだしっくりきていない点も多いのが実情です。
ただ、実際に釣れたということは、それなりに効果があったという証拠のはずなので、記録として残しておきます。


動画では、2020シーズン中の2シーンを選択しました。

使用ルアー

ドリフトの釣りでは、まずは自然に沈むということが前提になるかと思います。
となると、シンキングタイプのルアー。

その中でもヘビーシンキングタイプのD-コンタクトを僕は主に使用しています。

以前からD-コンタクトを使用していて、扱い慣れているということと、川の流れを感じ取りやすいので愛用しています。

あと、D-コンタクトの特徴である「慣性スライド」がドリフト調整するのに有効だと考えています。

それでは、ここからこのD-コンタクトを使用して釣れた2シーンを紹介していきたいと思います。

深場のドリフト

まずは、2020年3月28日の釣行の1シーンから。
こんなポイントです。
ドリフト_ポイント1
左側からの流れになっていて、ほぼ直角カーブしているポイントです。流れの入り口から徐々に深場を形成し、流心横は如何にも魚がついていそうな雰囲気でした。

水温が低いため、流心ではなく、緩い流れの中で釣れる想定で狙っていました。
ポイント1_ラインスラックの調整
なので、ラインスラックを利用して流れの中でドリフト調整し、リーリングで余ったラインを回収する動作を繰り返していました。

また、水深がわりとあったため、レンジも調整する必要がありました。
ポイント1_レンジ調整
特に早春の時期は、下のレンジを意識することが大事かなと思っています。あとは、魚の活性も高くはないはずなので、ゆっくりとした戦略が功を奏しやすいのかなと。

さて、こんな感じで攻めていたわけですが、3投は無反応で終わっていました。
そして、4投目。
ドリフト_ポイント1-コース
3投目まで無反応だった為、流れの入り口側にキャストして、ドリフト調整しながら流心を通過させU字ターンするあたりで喰わせる戦略を取りました。

すると、思っていたより流心側でいきなりヒット。ドラグが音を立てました。
釣れたのは、良型ヤマメ。
口にフックが掛かった後、別の個所にもフックが刺さり、スレ掛りのような状態になったため暴れたようです。
良型山女魚

以前の僕なら、トゥイッチだけの釣り方だったので、きっと釣ることは出来なかった魚だと思います。ヤマメには細かいトゥイッチというイメージはありますが、早春はドリフトを使用したゆっくりした釣り方も効果的だと実感した瞬間でした。

流れのヨレをドリフト

お次は、2020年6月13日の1シーンから。
ドリフト_ポイント2
右から左への流れになっています。下流側は、やや直角カーブしていて、水深は違うものの最初のポイントと似たような流れを形成しています。

このポイントは、狙えそうなポイントが広かったので、2回に分けて探ることにしました。
まずは、下流側で2投。しかし、無反応。

そこで、流れの入り口側付近を狙うことにしました。動画では、ここから収録しています。
ポイント2_ドリフト調整
最初のポイントより水深が浅く、流れのヨレゾーンも面積が小さいので、ラインの回収速度がやや早くなります。
しかし、1投目はラインの張り加減が強かったためか、魚をはじいてしまったようでした。

で、2投目。
ドリフト_ポイント2コース
×印あたりにルアーが着水。その後、ドリフト調整しました。
今回は、ラインの張り加減にも注意しながらの調整です。
そして、流心周辺に少しのせたあたりでヒット。
20200613岩魚

釣れたのは、イワナだった為、もう少し流心側に入ってしまうと釣れなかったような気がしています。


こんな感じで、まだまだ道半ばのドリフトですが、来シーズンも多用して自分のものにしていきたいと思っています。
もっと、流れの中のルアーの状態やラインの状態などを説明できるように思考を深くしていくのが来シーズンの目標ですね。