どうも、釣り人の有馬です。
僕の地元、岩手県西和賀町(にしわがまち)は、まだ積雪がありますが遂に2021シーズンスタートすることができました。
初釣行は、2021年3月19日(金)。
週初めの天気予報で週末は雨マークがついていたので、金曜日に照準を合わせ会社の有休をとっていました。
気象庁の積雪データを見ると、西和賀町湯田の積雪はいまだに1m以上ですが、西和賀町は結構広いため場所によって積雪が結構違います。
ということで、3月19日は気温が上がった午後から積雪が少な目な場所で初釣行することができたわけです。
全体的に、まだ春の気配は薄い中での初釣行になりました。
午前中
午後から釣行開始したのですが、午前中は道具の準備をしていました。
初釣行は、毎回なにかしら忘れ物があるので、今回は入念に確認していました。
今回は、ベイトタックルで通す予定でしたが、念のためスピニングタックルも持っていくことにしました。初釣行ということで、盛大にバックラッシュするかもなと思っていました。
あとは、まだ寒いのでfoxfireのクロロプレンハンドウォーマーも忘れてはいけないアイテムです。
それと、うっかり忘れそうになる偏光グラス。これがないと川の中を歩くのが怖いです。
そして、2021シーズンから使用するパタゴニアのハイブリッドパックベスト、シャロ―ネットに交換したかねは商店のスプリングネット尺。
この他にも、ウェーダー、ウェーディングシューズ、ハットなど。
僕の渓流釣行に欠かせない道具です。
釣行開始
久々の渓流釣りに、心はかなり踊っていました。
車を走らせながら、高ぶる気持ちが表に出てきて、1人の空間で笑顔になったりしていました。警察に見られたら、職務質問をされてしまいそうなくらいには、気持ちが上がっていました。
そして、現場に到着。
入渓点はすぐそこなので、川の様子を眺めてみました。
水質クリア、橋の上から小さな魚影を確認することもできました。
さらに上がる気持ち。
初釣行ということで、ほど良い緊張感もありました。
久々に自然の中に溶け込みます。
入念に準備してきた道具を忘れないよう、入念に入渓準備をしました。
久々に着るウェーダー、そして、ウェーディングシューズを装着。
ロッドの準備。今回は、ベイトタックルです。
ロッドは、2021年に入ってから購入したスミスのダガーストリーム。
リールは、去年と変わらずシマノのカルカッタコンクエストBFS。ラインも変わらず、バリバスのベイトフィネスナイロンの4lb。
ルアーは、ティムコのラクス50Sを結びました。
そして、入渓。
今回の目標は、「ただただ久々の渓流を楽しむ & 欲を言えば1尾釣り上げたい」です。
そこまで人気がある川では無いと思いますが、数日前に釣り人が入ったようでした。
先の釣り人は、どんな釣果だったのか。そんなことを考えながら、最初のポイントで1投目を着水させました。
家でキャスト練習はしていたものの、やはり現場はちょっと違います。
久々の現場でのキャストとはいえ、小渓流で70cm程度は狙いを外していました。
でも、楽しい。でも、もっとうまくキャストしたい。自分の思いと腕前が噛み合っていない感じでした。
しかし、3投したあたりでチェイス確認。
こんなに早く魚の反応があるとは想定していませんでした。
ここで、GoProをセットしました。
初釣果の可能性が高いと思ったからです。水温は、6℃程度。
完全にやる気のある魚です。
一呼吸おいて、慎重に狙いました。
1投、2投、3投。たまにチェイスする姿は見えましたが、最後のスイッチを入れられない感じでした。
そこで、4投目。
着水後、ドリフトコントロール。その後は、ほぼノートゥイッチでミノーを泳がせました。
すると、やっとヒット。
リールが「ジッ」と鳴りました。
次の瞬間、ロッドにのっていた力が一気になくなり、バラしたのだと理解しました。
2021初チェイスは、初バラシという結果に終わってしまいました。
悔しい思いもありましたが、開始5分でこれなので、初釣果は遠くないように思え、更に気持ちが上がってきました。
しかし、最初の思いは外れ、1時間以上チェイスさえ発見できない時間を過ごしていました。
このあたりになると、キャストも慣れてきて、なんとしても1尾釣り上げたいという思いが強くなっていました。
やはり、時間と共に欲が出てきました。
そこで、気分転換にルアーチェンジ。
僕の定番である、スミスのD-コンタクトのチャートカラーに変更しました。
1投目から、抜群の飛びだなと思いました。ラクス50Sが4.1g、D-コンタクトが4.5gと差は0.4gなのですが、ルアーバランスの違いなのか、それとも単純に何年も投げ続けているからなのか、とにかく格段にキャスト力がアップした感じでした。
そして、それ以上に感じたのが見えやすさです。
どのレーンをルアーが泳いでいるのか目視で確認できるので、確信無くコントロールしている時間が短くなった感じがしました。
やはり、渓流の流れの中での釣りでは、チャートカラーが有効だと再確認しました。
とはいえ、ずっと釣れませんでした。
釣れなかったので、写真を撮ったりしていました。
小さな山と雪しか見えない先から、流れ込む水源です。
植物の春は見えませんでしたが、水はこうして小さく、でも、力強く流れ込んでいたわけです。
そんな水源で癒しをもらい、あと少し粘ってみるかと思い、もう少し上流側へ歩くことにしました。
そして、こんなポイントにて。
とりあえずキャスト。
丁度、写真のような位置で流れ込みの向こうへキャストしました。
着水後は、流れにミノーをのせて下流へレンジを少しずつ落としながら移動させるイメージでした。そして、流れが弱まったあたりで、リーリングをやや早めてレンジをキープさせます。そのままレーン的には、ストレートコースで流れの中を泳がせていると2尾チェイスあり。
魚のやる気は、あまり無い感じだったので、喰わせの間をかなりとりました。イメージでは。
すると、ヒット。
リールが「ジッ」と鳴り、結構引くなと思いましたが、次の瞬間にはその理由がわかりました。
2021シーズン初釣果は、スレ掛りでした。
せっかくの初ヤマメなので、フックなしで撮影してみました。
綺麗なので、スレ掛りではありますが、とりあえずは良しとしましょう。
なんとか1尾釣り上げた初釣行になりました。
こうなると3月の釣果で動画が作成したいところです。なんとか綺麗な釣果を増やしたいと思います。
渓流には、定番のD-コンタクトいかがでしょうか。