どうも、釣り人の有馬です。

週の初めの週間天気予報で、木曜日と金曜日あたりに雪マークが付いていました。本当かよなんて思っていましたが、本当に雪が降りました。
そして、寒い。
魚も寒暖差を感じているはずです。たぶん。

なので、2021年4月10日の釣行は、どこに行っても結構厳しいだろうなと思っていました。
そこで、今回はたしか去年釣行していない渓流に向かうことにしました。

午前の部

朝は寒かったので、9時30分頃から釣行開始。
釣行開始時間_20210410
この日は、本当に寒くてウェーダー履く時から「寒っ」って声に出していました。

今回の渓流は、小渓流といった規模感です。
和賀川水系_20210410
特に釣れるっていうわけでもないですが、去年はタイミングが合わずこの区間は釣行していなかったので、様子を見に来ました。
とは言っても、1尾は釣りたいと思っていました。そして、釣れるならこの区間はイワナだろうなと思っていました。

で、今回は枝が多くオーバーヘッド気味のキャストも必要になるのでスピニングタックルで来ました。
渓流スピニングタックル_20210410
モーリスグラファイトワークスのTRD-411FS-4に、シマノの14ステラC2000Sのコンビです。



渓相はそこそこ良いのですが、肝心の渓魚には出会えずに1時間程度経過していました。
そして、やっとこんなポイントにて。
フッキングミス_20210410
本流と支流の合流点です。
どちらにしても規模は小さいですが、イワナが隠れるには丁度良い岩盤エリアです。
最初は、アップストリームで3投程度。3投目で、やや喰ってきたかもしれない感触はありましたが、この季節でイワナならダウンストリームだよなと思い移動してみました。

しかし、完全なダウンストリームの位置は川を渡らなければならなかったので、ダウンクロスで狙うことにしました。

1投目、無反応。
流れが速いポイントを横切らせてしまった感じです。

2投目。
流れを横切らせ、緩めの流れでミノーがダウンの姿勢になります。すると、ミノーの後ろに小さな影が。

3投目。
2投目より、もっと緩い流れを漂わせるようにコントロール。すると当たりあり。
しかし、次の瞬間、消えるラインテンション。
うまくフッキング出来ませんでした。

1時間歩いてこれかぁと思いましたが、そこから少し上流から魚の姿がちらほら見えるようになりました。

で、こんなポイントにて。
イワナのチェイスあり_20210410
流れ込みからの緩い流れです。
緩い流れの中でミノーをフワフワさせていると、小ぶりなイワナがついてきました。何回か、ついてくるシーンはありましたが、結局口は使ってくれませんでした。
まぁ、初春はこんなものです。

そして、こんなポイントにて。
渓魚がたまっていたポイント_20210410
この小渓流では珍しく1m以上の水深があるポイントです。
アップストリームでは、枝が邪魔で狙えなかったので、ダウンストリームで狙っていました。ただ、ダウンでも枝は邪魔してきます。

枝を回避しつつ、なんとか深みへルアーを入れて泳がせているとイワナのチェイスあり。よく見ると3尾程度追っているようでした。
ここまで魚をあまり見ませんでしたが、このポイントには結構溜まっているようです。

これは、絶対に釣り上げないといけないと思い、ミノーからスプーンへチェンジ。
キャスト、着水後沈めます。少しリーリングするとドンと重い感触。
すかさず合わせましたが、次の瞬間、地球が釣れたんだと実感しました。

ロッドを軽くあおってみましたが、ルアーは外れる気配がなかったので、切るか救出するかの2択になりました。

切れば、まだ、魚が釣れる可能性があるかもしれません。
救出すれば、ルアーは助かりますが、魚は完全に隠れてしまうでしょう。

2択で迷いましたが、僕はルアーを救出することにしました。そして、ルアーリターンを取り出し突撃。
ルアーリターン_20210410
救出成功しました。
何気に最近、2本目のルアーリターンを購入しました。1本目をなくしてしまったからです。もしかしたら現場に落としてきたかもしれません。
奇跡的に拾った方は、是非使ってやってください。

こうして、絶好のチャンスをものに出来ず、最終ポイントに到達してしまいました。
最終ポイントは、魚止めの堰堤です。
イワナが釣れたポイント_20210410
必ず魚は潜んでいます。良型もきっと生息しているはずです。

しかし、アップストリームでは、うまくヒットに持ち込めずにいました。
2、3回魚はアタックしてきますが、フッキングが決まらない。

最初は、ミノーを使用していましたが、途中でスプーンに変更もしてみました。
こちらも、アタックしてくるも最後が決まらない。

そして、僕は、あまりやりたくはなかった選択をしました。
落ち込み直下に立ち、クロスからのダウンで最後に攻めてみることにしました。正直、やりたくない手ではありましたが、1尾が欲しかったのです。

3投くらいすると結果は出ました。
イワナ_20210410
ラクス50Sにアタックしてきたのは、18cm程度のイワナ君でした。
自分的には、納得いく釣り方ではありませんでしたが、綺麗なイワナでした。


で、綺麗だなと見とれていると、僕の視界に入ってきたイラっとするこれ。
釣り人のゴミ_20210410
釣り人が釣り場に置いていったゴミです。もう、これは最低なので、やめてもらいたいところですね。あまり人をディスったりするのは嫌ですが、ゴミを捨てていく釣り人は最低です。全力でディスります。
実際、「クソが!」って口に出していました。

人のゴミを持ち帰るのも、ストレスなんですよ。このためにゴミ袋を持ち歩いているわけではないのです。

午後の部

午前は、なんとか1尾釣り上げることができましたが、積雪の林道を帰ったので結構体力を消耗しました。寒かったのも消耗の原因でしょう。

そして、午後はゆっくりとスタートしました。14時あたりだったかと思います。
午前より広い渓流で、魚の反応を見ることにしました。
午後の釣行_20210410
水は、綺麗でした。
要所要所、魚が着いていそうなポイントもありました。
渓流_20210410
しかし、チェイスすら見えず。
結構疲労を感じていたので、15時頃車に戻ることにしました。

魚の姿は見れませんでしたが、道端を見ていると小さな春が。
春の花_20210410
寒の戻りではありましたが、本格的な渓流シーズンはこれからです。
西和賀町の風景_20210410
低い山は、積雪ゼロに近付いてきました。
魚の活性も上がってくるはずです。

帰宅後

帰宅後は、今日撮った動画と写真の整理。そして、釣り道具を軽くメンテ、明日の釣行を考えながら。

ビールを飲みつつ。
椀子麦酒_20210410
本日は、西和賀町で作られているヘリオスの椀子麦酒です。
グイグイ飲めるタイプです、僕はヴァイツェンの方が好みですかね。