どうも、釣り人の有馬です。
週の初めの週間天気予報で、木曜日と金曜日あたりに雪マークが付いていました。本当かよなんて思っていましたが、本当に雪が降りました。
そして、寒い。
魚も寒暖差を感じているはずです。たぶん。
なので、2021年4月10日の釣行は、どこに行っても結構厳しいだろうなと思っていました。
そこで、今回はたしか去年釣行していない渓流に向かうことにしました。
午前の部
朝は寒かったので、9時30分頃から釣行開始。
今回の渓流は、小渓流といった規模感です。
とは言っても、1尾は釣りたいと思っていました。そして、釣れるならこの区間はイワナだろうなと思っていました。
で、今回は枝が多くオーバーヘッド気味のキャストも必要になるのでスピニングタックルで来ました。
渓相はそこそこ良いのですが、肝心の渓魚には出会えずに1時間程度経過していました。
そして、やっとこんなポイントにて。
どちらにしても規模は小さいですが、イワナが隠れるには丁度良い岩盤エリアです。
最初は、アップストリームで3投程度。3投目で、やや喰ってきたかもしれない感触はありましたが、この季節でイワナならダウンストリームだよなと思い移動してみました。
しかし、完全なダウンストリームの位置は川を渡らなければならなかったので、ダウンクロスで狙うことにしました。
1投目、無反応。
流れが速いポイントを横切らせてしまった感じです。
2投目。
流れを横切らせ、緩めの流れでミノーがダウンの姿勢になります。すると、ミノーの後ろに小さな影が。
3投目。
2投目より、もっと緩い流れを漂わせるようにコントロール。すると当たりあり。
しかし、次の瞬間、消えるラインテンション。
うまくフッキング出来ませんでした。
1時間歩いてこれかぁと思いましたが、そこから少し上流から魚の姿がちらほら見えるようになりました。
で、こんなポイントにて。
緩い流れの中でミノーをフワフワさせていると、小ぶりなイワナがついてきました。何回か、ついてくるシーンはありましたが、結局口は使ってくれませんでした。
まぁ、初春はこんなものです。
そして、こんなポイントにて。
アップストリームでは、枝が邪魔で狙えなかったので、ダウンストリームで狙っていました。ただ、ダウンでも枝は邪魔してきます。
枝を回避しつつ、なんとか深みへルアーを入れて泳がせているとイワナのチェイスあり。よく見ると3尾程度追っているようでした。
ここまで魚をあまり見ませんでしたが、このポイントには結構溜まっているようです。
これは、絶対に釣り上げないといけないと思い、ミノーからスプーンへチェンジ。
キャスト、着水後沈めます。少しリーリングするとドンと重い感触。
すかさず合わせましたが、次の瞬間、地球が釣れたんだと実感しました。
ロッドを軽くあおってみましたが、ルアーは外れる気配がなかったので、切るか救出するかの2択になりました。
切れば、まだ、魚が釣れる可能性があるかもしれません。
救出すれば、ルアーは助かりますが、魚は完全に隠れてしまうでしょう。
2択で迷いましたが、僕はルアーを救出することにしました。そして、ルアーリターンを取り出し突撃。
何気に最近、2本目のルアーリターンを購入しました。1本目をなくしてしまったからです。もしかしたら現場に落としてきたかもしれません。
奇跡的に拾った方は、是非使ってやってください。
こうして、絶好のチャンスをものに出来ず、最終ポイントに到達してしまいました。
最終ポイントは、魚止めの堰堤です。
しかし、アップストリームでは、うまくヒットに持ち込めずにいました。
2、3回魚はアタックしてきますが、フッキングが決まらない。
最初は、ミノーを使用していましたが、途中でスプーンに変更もしてみました。
こちらも、アタックしてくるも最後が決まらない。
そして、僕は、あまりやりたくはなかった選択をしました。
落ち込み直下に立ち、クロスからのダウンで最後に攻めてみることにしました。正直、やりたくない手ではありましたが、1尾が欲しかったのです。
3投くらいすると結果は出ました。
自分的には、納得いく釣り方ではありませんでしたが、綺麗なイワナでした。
で、綺麗だなと見とれていると、僕の視界に入ってきたイラっとするこれ。
実際、「クソが!」って口に出していました。
人のゴミを持ち帰るのも、ストレスなんですよ。このためにゴミ袋を持ち歩いているわけではないのです。
午後の部
午前は、なんとか1尾釣り上げることができましたが、積雪の林道を帰ったので結構体力を消耗しました。寒かったのも消耗の原因でしょう。
そして、午後はゆっくりとスタートしました。14時あたりだったかと思います。
午前より広い渓流で、魚の反応を見ることにしました。
要所要所、魚が着いていそうなポイントもありました。
結構疲労を感じていたので、15時頃車に戻ることにしました。
魚の姿は見れませんでしたが、道端を見ていると小さな春が。
魚の活性も上がってくるはずです。
帰宅後
帰宅後は、今日撮った動画と写真の整理。そして、釣り道具を軽くメンテ、明日の釣行を考えながら。
ビールを飲みつつ。
本日は、西和賀町で作られているヘリオスの椀子麦酒です。
グイグイ飲めるタイプです、僕はヴァイツェンの方が好みですかね。