どうも、釣り人の有馬です。
今回は、シルバーウィーク中の初釣行、2021年9月19日の釣行記録です。
この週末で釣行自体は終了するので、釣行日には雨が降らないことを願っています。
小渓流へ
この日は、第三候補くらいまで考えて家を出発しました。基本的には、どこも小渓流です。
まず向かった先は、前日の夜に急に候補に浮上していた渓流です。
そういえば数年前の9月に小さいですがヤマメを釣り上げていて、それより上流まで歩いてみようかと考えていました。
しかし、その渓流の下流域に釣り人らしき車あり。
ということで、第二候補の小渓流へ向かいました。
到着すると、こちらは先行者なし。
とりあえず釣行開始することができました。
釣行開始が8時頃。
この渓流は8月下旬にも来ているので、そんなに久しぶりという感じではありませんでした。
前回は、開始早々に小さいながらもイワナが釣れたため、そのポイントから狙っていました。
今回は、反応なしだったため上流側へ進みました。
と、ここで視界の違和感に気付きました。
「あっ、偏光グラス忘れた」
僕は、ノーマル眼鏡を装着し釣りをしていたため、いつもと違うことに開始10分あたりで気付きました。
15分程度、時間をロスしてしまいました。ノーマル眼鏡でも釣りはできますが、戻った意味があったなと後で気付くことになります。
まぁ、この時点ではボウズだけは回避したいという思いが先行していましたが。
再スタートしてから30分ちょっと歩いたこんなポイントで、偏光グラスが水中を的確にとらえる場面がありました。
使用ルアーはスプーン。
夏の釣りパターンに近いストップ&ゴーの釣りです。
ルアーが立ち位置の約3m先まで到達した時、偏光グラス越しに小さいながらもチェイスを発見。
少しそのまま追わせて、喰いそうなポイントでリーリングのスピードを落とすとヒット。
やはり、ボウズと釣果1尾では気分が大分違います。
そして、チェイスを見逃さなかった偏光グラスに感謝です。あのままノーマル眼鏡で続けていたら、釣れなかったかもしれません。
そこから1時間程度は、ただただ釣り上がるだけだったので途中途中で写真を撮ったりしていました。
とはいえ、秋ヤマメを釣り上げたいという思いは強くありました。
で、やっと久々のヒット。
こんなポイントです。
ここで何となく魚が動いたように見えたので、少し前進して向かって左岸側へキャスト。
少しスピーディーなストップ&ゴーとちょっとしたコントロールといった釣り方でした。コントロールの部分で少し沈めたりしていました。
その誘いが効いたのかそこそこ良型が掛かってくれました。
22~24cmくらいのイワナでした。
この小渓流としては、良型です。
ここ1時間くらい、あまり魚の動きも見られませんでしたが、この周辺の区間で魚影の濃さを感じることができました。
で、そこから数分歩いた先のこんなポイントにて。
反応がなかったため2投目は左側へ。ここで、偏光グラス越しにルアーの後ろの違和感をとらえます。
とりあえず3投目は、また右側へ。
反応なく、左側へ4投目。しかし、ミスキャスト。無かったことにしたかったので、スピーディーに回収。
そして、左側を狙った5投目。
水深は20cm程度なので、スプーンが飛び出さないようなスピードでコントロールして、チェイスが見えたので少しスピードダウン。そして、ヒット。
秋イワナです。
秋ヤマメ狙いですが、このイワナも綺麗だったので結構満足していました。
この周辺区間は、思った通り魚影が濃く、ここから少し先で僕の存在に気付き逃げていった尺近いイワナも発見しました。
9月は、こんな浅瀬にいるのかと驚くような場所に良型が居たりするので、いまだに謎が多い季節でもあります。
その先からは、狙っていたヤマメの姿も確認することができるようになっていました。
こんなに浅く、流れもほとんどないようなポイントに20cmをちょっと超えるヤマメが2尾いました。写真の右側は、流れ込みからのちょっとした深みで釣り人なら狙いをさだめるポイントなのですが、狙っている相手は釣り人が立ち位置にしてしまうようなポイントに居るんですよね。
難しいですよ。
そんなヤマメは、ルアーが通ってもスルーですからね。
もうね、完全無視ですよ。
今、自分は何のためにルアーを投げてリーリングし、その動作を繰り返したのか。
少しむなしくなってしまう瞬間でした。
それに比べて、イワナの場合は何回か反応してくるので癒されました。
ヤマメの素っ気なさに、イワナの戯れ。
こんな感じで、正午あたりまで釣り上がりましたが、本命だった秋ヤマメはゼロ。イワナは3尾という結果でした。
シーズン終了が近いので、この際、素っ気ないヤマメではなく、反応を見せてくれるイワナでシーズンを締めくくろうかなんて思い始めています。
今回使用していたスプーンはこちらです。
バイトは空気抵抗が少なくロングキャストに向いていると思いました。ツインクルスプーンは、キャストで空気抵抗を受ける時がありますが、水噛みが良くじっくり狙うのに都合が良いかなと思いました。
この日は、最高気温25度程度で晴れていたので、帰りの30分程度の徒歩でかなり疲れたので、渓流を眺めながらランチにして、最後はコーヒーを飲んで終了しました。
渓流の音をBGMにして、さらにスマホで気分が上がる音楽をかけて、コーヒータイムです。
渓流釣りは歩く距離が長いため疲れますが、会社での疲れとは全然違うななんて、40代の身体が本音をはいていました。