どうも、釣り人の有馬です。

アンバサダー1500Cの調整について、第4回目になります。
今回は、ベアリング交換とちょっとした改造です。

ちなみに、今までの流れはこんな感じです。

それでは、いってみましょう。

1150AIR

購入したベアリングは、HEDGEHOG STUDIOから販売されている、かっ飛びチューニングキットシリーズの1150AIRというベアリングです。
オープンタイプのベアリングなので、オイル注しに便利だと思います。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_1
スプール軸の両サイドに接触するベアリングなので、2個セットを購入しています。お値段は、3700円くらいです。

正直、ベアリングといえば400円くらいというのが、僕のイメージでしたが、随分とそこを超えてくるため購入には少々悩みました。
まぁ、半信半疑だったわけです。

とは言え、このベアリングに交換している方が多いイメージだったので購入してみました。
あとついでに、マイクロキャストスプールの軸に付けるM2.4のEリングも購入しました。これで、ちょっとした改造を行います。

ベアリング交換


さて、交換していきます。
まずは、両サイドのプレートを外します。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_2
前回までは、ハンドル側のサイドプレートしか外したことがありませんでしたが、初めて右側のプレートも開けました。

ちなみに、こっち側はマイナスドライバーを使って開けています。ハンドル側は、指で回せます。


ここからベアリング交換ですが、まずは手数が少ないハンドル側のサイドプレートからいってみます。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_3
ベアリングは、スプリングピンで止められているので、まずは外します。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_8
マイナスドライバーで、クリっとやると外れます。

あとは、ベアリングを外すわけですが、スッと落ちる感じではないので、とあるアイテムを使うことにしました。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_9
以前ハンドルノブの交換で使った曲げたクリップです。
先端を曲げているので、引っ掛けてベアリングを外せます。

外したら、購入したベアリングを装着。
スプリングピンで止めます。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_10
はい、出来上がり。
こちらは簡単でした。


それでは、少々手数が増える右側プレートです。
色々と調べてみると、マイクロキャストスプールの軸にベアリングを付けて使用する方法があったので、それに改造することにしました。

まずは、プレートの分離です。
ベアリングが付いているプレートです。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_4
ベアリングは、スプリングピンで止められているので、スプリングピンを外してベアリングを押し出します。


こちらは、コグホイールという白いギヤが付いている外側のプレートです。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_5
黒い部品が、スプールピニオンギヤという銀色のギヤの受けになっています。
ただ入っているだけなので、そのまま外します。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_6
今回の改造では、黒い部品、旧ベアリング、スプリングピンが不要になります。

で、さっき取り外したスプールピニオンギヤ(銀色のギヤ)とベアリングをマイクロキャストスプールの軸に取り付けます。

取り付けたら、最後に今回購入したM2.4のEリングで止めます。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_7
写真では、ベアリングのオープンしていない方がこっちを向いていますが、これでは注油しにくいと思ったので、あとで、向きを変えています。
1150AIR

Eリングがなかなか外れなくて、結構苦戦してしまいました。

まぁ、少し苦戦はしたものの、スプール一体型にできました。
しかも、作業自体結構楽しめました。
アンバサダー1500Cのベアリング交換_11
これで、右側プレートを外した時、ボロッとスプールピニオンギヤと黒い部品が落ちてくることもなくなりました。

効果

交換が終了したので、ラインを巻いて軽めにキャストしてみました。
アンバサダー1500Cにマイクロキャストスプール

「すご」

完全に変化がわかりました。
たぶん、元のベアリングがヘタっていたのかもしれませんが、それにしても効果ありです。

リーリング時のノイズは明らかに減ったし、キャスト時もスーっとラインが放出される感じです。

本当にキャストだけで、楽しいって感じです。
なので、この改造はおすすめです。

早く、現場で使用してみたいものです。


次回は、コグホイールの交換です。
正月休みも終了なので、週1回程度の更新に戻します。

アンバサダーに興味のない方は、ごめんなさい。あと数回アンバサダーネタでいきます。あと、3回程度でしょうかね。