どうも、釣り人の有馬です。

今回は、前回に引き続き自作ミノー製作について書いていきたいと思います。

前回は、構想~サンディングで、その続きです。
自作ミノー1回目_6

前回でバルサの切り出しとサンディング(削り)まで終えていたので、今回はワイヤーフレーム作りからです。

で、ワイヤーフレームとウェイトをバルサ材に入れて接着するまでの工程です。

ワイヤーフレーム作り

ワイヤーフレーム作りは、ステンレス線の曲げ加工になります。
今のところ、0.7mmのステンレス線を使用しています。
ステンレス線
何が良いかわからないので、Amazonで最初の方に出てきたステンレス線を購入したはずです。今思えば、なぜ80mも購入したのか不明です。

50mmのミノーだと120mm程度カットすればワイヤーフレームが1個出来上がるので、相当作ることができます。


では、ワイヤーフレーム作りです。
自作ミノー1回目_8
細めのドライバーの先端などを使用して、スプリットリングが取り付けられるように丸い形に加工します。

これ、簡単そうに見えますが、結構苦戦していました。
自作ミノー1回目_9
とにかく、折る位置に迷いが生じてサイズが定まらないという感じでした。

何個か練習を経て、4つ分は完成しました。
自作ミノー1回目_10
結構時間が掛かりました。今のところ、苦手意識のある工程です。

組み込み

ワイヤーフレームが完成したので、サンディング後のバルサ材にワイヤーフレームとウェイトを入れるスペースを掘り出していきます。

最初は、細いヤスリやドライバーなんかでスペースを掘っていこうかと思っていましたが、時間が掛かるわりに出来も悪かったので、途中でやめて道具を購入しました。
自作ミノー1回目_11
まず、白いハンドルの道具がミニルーターです。
交換ビットも付属されているモデルだったので、正月早々から購入。これで、ウェイトのスペースを掘ります。

あと、彫刻刀も購入しました。
これで、ワイヤーフレームの溝を掘ります。
ミニルーターでも掘れますが、扱いなれていないので彫刻刀を選択しました。

この道具を購入したことで、一気に作業が進みました。
やはり、道具は便利です。
ただ、ミニルーターは充電式ではなく、コンセント直差しのモデルの方が良かったかもと思っています。わりと充電が面倒です。

道具を購入して、作業スピードは上がりましたが、ウェイト位置の掘り込みが少しずれて結構苦戦していました。

予定より大きな穴を開けて、無事におさめることはできましたが、スペースが大きくなると浮力に影響が出てくると思います。


接着

ワイヤーフレームとウェイトのスペースを掘ったら、瞬間接着剤を使用して接着します。
自作ミノー1回目_12
接着剤は、今のところセメダインCというものを使用しています。
2つ購入したので、当分これを使用すると思います。しかし、もう少し先が細いものが欲しいというのが本音です。

やり方としては、両方のバルサに接着剤を塗って、ワイヤーフレームとウェイト入れ接着。

バルサの表面は丸みを帯びているため、薄い塩ビ板を適当なサイズにカットしてその上から洗濯バサミで固定しました。

接着固定のために、クランプというものも購入しましたが、この洗濯バサミの方がイイ感じに使用できました。

固定したら、3時間程度放置します。

で、出来上がり。
自作ミノー1回目_13
最初の1個は、接着剤が溢れ、そのままにしていたのでこんな姿になっていました。2個目からは学習し、溢れた接着剤を爪楊枝で除去しました。

何事も経験ですね。
自作ミノー1回目_14
なんとかここまでたどり着きました。
この状態で、ミノーの重さは物により3.2~3.3gでした。

ここからディッピングをして、バルサ材をコーティングしていくわけですが、この時点で一体最終的に何gになるのかわからないまま進んでいました。
しかし、試すことでしか結果はわからないため、先に進むことにしました。


ということで、次回はディッピング~完成までです。