どうも、釣り人の有馬です。

前々回の記事で、最近購入したカーディナル33を紹介しました。
このカーディナルは、オーバーホールの練習用も兼ねて購入したため、早速見よう見まねのオーバーホールを行ってみました。

購入時は、グリスがべっとりで巻き心地も重かったので、このオーバーホールで少しは使いやすくなればよいなと思っていました。

道具

カーディナル33は、少し特殊な部品が付いているため、外すには道具を購入してしまうのが便利だと思います。

まずは、この部分。
カーディナル33のオーバーホール_2
ベールナットと呼ばれている部品です。
見ての通り、普通のマイナスドライバーは入りません。

そこで、このアイテム。
カーディナル33のオーバーホール_3
「お助けくん2号」という商品です。
この、お助けくん2号の先端でベールナットを回すことができます。

あと、サイドカバーを外したり、ナットを外したり、各ねじを外したりと便利なグッズです。
これは、後で使用するだろうなと思い、去年カーディナル3RD CDLを購入した時に、揃えていました。

ちなみに、お値段が3500円ちょっとするので、マイナスドライバーの先を加工して使用するのもアリだと思います。


続いて、こちら。
カーディナル33のオーバーホール_1
ベアリングロックという、ベアリングを固定している部品です。
写真で見えている2つの丸い部分をきっかけに、縮めることで外すことができます。

一般的には、スナップリングという部品らしいですが、こいつが結構強力なので専用の工具があった方が、安全に取り外すことができます。

で、今回取り外しのために購入したのが、この工具です。
カーディナル33のオーバーホール_4
ケイバの丸ペンチという工具です。
先が細い丸形になっていて、ベアリングロックの穴に突き刺すことができます。

正直、この道具がなかったら分解できなかったと思います。
道具があっても、少し苦戦してしまいましたからね。

オーバーホール

今回は、初めてカーディナルを分解するので、何回かYouTubeで分解方法を見てから作業に取り掛かりました。

ちなみに、初めての分解なので、写真はあまりありません。
そんな余裕はなかったので、要所要所で撮った写真を貼り付けておきます。

ベールを外した写真。
カーディナル33のオーバーホール_5
ここは、思ったより簡単に外すことができました。
ただ、ベールスプリングは同じように見えて、実は巻き方が逆になっているので、黒い部品とセットで見失わないように注意していました。

あとは、ドラグ部分。
カーディナル33のオーバーホール_6
この部分は、似たような部品が重なっているので、元通りに出来るように取り外した順で並べました。

で、全て取り外した写真です。
カーディナル33のオーバーホール_7
思ったよりは、すんなりと外すことができました。一安心です。

部品は、グリスで汚れていたらパーツクリーナーで洗浄しようと思っていましたが、そこまで汚れていなかったので、キッチンペーパーでグリス汚れを取り除きました。

せっかく分解したので、ギア関係だけはパーツクリーナーで洗浄しました。


で、部品の汚れを取った後は、組み上げに入りました。
分解は、結構スムーズだったのですが、組み上げ時はYouTubeで確認しながらやっていました。

やはり素人です。
ですが、問題なく組み上げることができました。
カーディナル33のオーバーホール_8
グリスも薄めに塗って、要所要所にオイルを注して完成です。

正直、期待したほどの大きな変化はありませんでしたが、とりあえずオーバーホールが出来たので良かったです。

オーバーホールの練習用に、このカーディナル33を購入して本当に良かったです。
こうやってメンテナンスを自分ですることで、リールへの愛着も湧いてきます。

カーディナル楽しいですね。
確実にハマっています。