どうも、釣り人の有馬です。

僕のメインフィールドである岩手県西和賀町は、豪雪地帯のため未だに積雪がありますが、少しずつ渓流にも入れるようになってきたので、天気予報を確認しながら天候の良い日を狙って渓流に行ってみました。

和賀川水系で2022シーズン2回目の釣行記録です。

2022年3月29日

天候は晴れ。
天気予報でも最高気温10℃程度と、釣りをするには良さそうな日だったので渓流に向かってみました。
和賀川水系1_20220329
こんな感じの小渓流で、毎年数回釣りをする渓流です。

積雪もまだまだあり、入渓するまでは雪の中を数百メートル歩いて行く必要があり、最初から体力を少し消耗していました。

ちなみに、この日の湯田観測地点での積雪量は127cmでした。

ここ数日で、かなり減ってきていますが、まだメーターです。
林道にも雪が積もっているため、車で入ることはできません。

とは言え、3月から釣りができているので良しとしておきましょう。


で、釣行記録ですが、釣りを開始したのが10時頃。
こんなポイントに1投目を投げ込みました。
ヤマメが釣れたポイント_20220329
この渓流にしては、深いポイントです。
今回は、自作ミノーだけで釣行してみようかなと思っていて、初めて実釣で使用するため泳ぎの確認のためにキャストした感じでした。

着水後、流心を通過させ緩い流れの深みで自作ミノーを多少操作していました。
動きの確認を行っていたとも言えます。

少しリーリングしていると、小さいですがチェイスを確認。
さらに、ゆっくりと引いているとヒット。
ヤマメ_20220329
小さいヤマメですが、本日の1投目で釣り上げることができました。
しかも自作ミノー。Type8という先日完成したばかりのミノーです。

自作ミノー_20220329
ルアーケース右側の3つがType8です。50mmのはずが、52mm程度の出来上がりなので他のミノーに比べると大きいですね。


この1投目でのヒットによって、幸先が良いなと思いました。
この日の釣果によって、YouTube動画3月分の作成可否が決まる予定だったので、これはいけるかもなと思って釣り上がることにしました。


使用タックルは、ロッドがモーリスグラファイトワークスのTRD-411FS-4で、リールがカーディナル33です。
渓流スピニングタックル_20220329
フキノトウを発見したので、その横でパシャリ。
周りは、積雪風景ですが、確実に春になってきていますね。うれしいことです。


風景を楽しみつつ釣り上がっていましたが、1時間程度釣果はありませんでした。
あたりはあったのですが、掛けることに失敗していました。

そして、やっとこんなポイントにて。
イワナが釣れたポイント_20220329
枝が見える向こう側がやや深くなっているため、いかにもイワナが隠れていそうでした。

釣り上がってきて横を向くとこのポイントだったので、最初はクロスでミノーを通してみました。
すると、チェイスあり。
イワナです。

この先にも、釣れそうな流れがあったため、そちらを狙いつつこちらも。
ダウンでやったり、クロスでやったり、最終的には少しずつ移動してダウンストリームで通していました。

水温5℃程度でイワナも大きくは動かないため、正確なコース取りが求められました。
しかし、キャストで僕は数十センチ外していました。

何とか粘って、おそらく10投目くらい、やっとヒット。
イワナ_20220329
こちらも小さいですが、お腹オレンジの綺麗なイワナでした。
自作ミノーType8も結構良い動きをしてくれました。


その後は、なかなか厳しかったです。
雪崩_20220329
なので、風景を撮っていました。
こちらは、雪崩の跡。
写真だと伝わり難いですが、なかなかに迫力がありました。

釣りをしている最中に、雪崩に襲われたらと考えるとゾッとしますね。

そして、渓流の積雪。
和賀川水系2_20220329
ここより上流を目指していましたが、かなりゆっくりと釣り上がっていたため、予定時間を過ぎていたことと、積雪に圧倒され疲れが出てきたので、この少し先で終了しました。

この日は、晴天で最高気温も10℃程度あったため、戻る頃には雪解けで濁ってきていました。
雪解けによる濁り_20220329
おそらく水温の低下もあったかもしれません。
こういう時は、魚が動かなくなってくるので釣果を出すのが難しくなりますね。


こんな感じで小物ではありますが、ヤマメ1尾とイワナ1尾を自作ミノーで釣り上げることができました。
ちなみに、2022シーズン和賀川水系では初イワナになります。

そして、YouTube動画もなんとか作成できました。


動画の9分59秒からが最初のヤマメ、4分52秒からがイワナのヒットシーンです。
他のヒットシーンなどは、3月23日の釣行です。


まだまだ釣果が少ないですが、季節の移り変わりを楽しみつつ結果も出していきたいところです。



「つり人」の2022年3月号にミノーの作り方が載っていました。
ミノー作りに興味がある方は、参考になると思います。


kindleunlimitedでも読むことができます。
月額980円で読み放題なので、別の釣り雑誌も読めます。