どうも、釣り人の有馬です。

今回は、2022年4月10日の和賀川水系釣行記録です。
積雪も順調に減ってきて、この日の湯田観測地点での最深積雪が68cm。

早い場所では、ミズバショウが咲いているかもしれないと思い、釣果も期待しつつ、ミズバショウを探しに出かけました。

午前の部

釣行開始が9時半頃。
天気予報通り、朝から晴天の日でした。

最初に向かったのが、こんな小渓流です。
和賀川水系_20220410_1
グネグネとした川の作りが特徴で、去年も早春に来ていました。
釣果的にはイマイチだったのですが、早くからミズバショウが見られる区間だったので、ここを選択しました。


ここで、タックル紹介です。
今回もスピニングタックルで、ロッドがモーリスグラファイトワークスのTRD-411FS-4、リールがカーディナル3RD CDLです。
渓流タックル_20220410
釣りの途中でミズバショウを発見したので、そこでパシャリ。ということで、今回の目的だったミズバショウを探すについては、わりとすぐにミッションコンプリートしていました。

なんなら、車で走っている最中に見つけていました。
なので、スタートから気分が良かったんですよ。


ルアーは、自作ミノーを結構入れてきました。
自作ミノー_20220410
こちら側は、すべて自作ミノー。
反対側には、市販のミノー3個とスプーンを3個入れていました。


で、釣行です。
開始早々から小さいながらも魚の動きが確認できました。

しかし、去年来た時も反応だけは良かったので、釣果が出せるかは不安がありました。

すると、開始から30分程度こんなポイントにて。
ヤマメが釣れたポイント_20220410
カーブになっていて、少し深みがあるポイントです。
1投目で、奥まで入れる予定でしたが、キャストをややミスしたため、予定より1mほど前に着水。

コース自体はそこまで悪くなかったので、流れを感じながらゆっくりとリーリング。
すると2mくらい引いてきた所でヒット。
ヤマメ_20220410
小さいですが、ヤマメが釣れてくれました。
写真には写っていませんが、完成したばかりの自作ミノーで釣れました。嬉しいことです。


この釣果が10時頃。
12時頃まで釣り上がる予定だったので、これは結構釣れるかもなと思っていました。

なんなら、3尾程度釣れたら午前で終了かなとか考えていました。
僕は花粉症でして、この日は結構飛散してたんですよ。

風が吹くたびに飛散が見えていて、それはそれは恐怖の光景でした。
なので、午後釣りをして大丈夫なのだろうかと心配でもあったんですね。


こんなことを考えていたわけですが、やはりこの小渓流、そうそう釣れてくれません。
チェイスは結構あるんですよ。小さいですけど。

浅瀬が多いので、少し深場でチェイスしてきて、その浅場に出ると僕の姿に気付きシューっとコース変更。

こんなんばっかりでした。

それでも、釣り上がっていると渓流に咲いたミズバショウ。
渓流のミズバショウ_20220410
小ぶりなので、釣りに熱中して踏んづけたりしないようにしたいですね。

そして、日向には何かの花も咲いていました。
渓流に咲く花_20220410
春ですねぇ。
この時、渓流でも気温は15℃くらいあったと思います。

軽く汗ばみながら釣り上がっていました。
気付けば、11時半を過ぎたところでした。

ここまで、開始30分の小ヤマメ1尾のみ。
あとは、結構小さな姿のチェイス。1度だけ、20cm程度の姿の動きも確認できました。


結局、11時45分頃に諦めて車に戻ることにしました。
車に戻る途中には、こんな光景。
ミズバショウ_20220410
今日一のミズバショウが咲いていました。
まぁ、もともとはこれを探しに来たので、釣行としては良しとしておきましょう。

ランチタイム

車に戻りランチタイムに突入です。
せっかく外で食べるので、川の音が聞きたいと思い、こんな場所を選びました。
ランチタイム_20220410
雪の上でも良いななんて思って、さっそうと目的地まで歩いてきました。
そして、気付いたんですよ。

雪の上って、椅子が埋まるよなと。

そうは思っても、すでに現地到着しているため、とりあえず椅子をセット。
座ってみます。
なんとかお尻は、雪の10cm上。

我ながら、何も考えていなかったと思いましたが、お腹も空いているのでカップ麺を食していました。

終わりには、コーヒータイムです。
コーヒータイム_20220410
この時には、さすがにお尻のあたりがヒヤッとしてきていたので立って渓流を眺めながら飲んでいました。

気持ちが良いなと思っていましたが、花粉もいっしょに飲み込んでいるんだろうなと頭の片隅ではあったわけです。

そして、もう一つ考えていたのが、午後のスケジュールです。

午後の部

コーヒーを飲み終わり、車に戻りました。
ここまで、釣果は小ヤマメ1尾のみ。

さすがに、これでは終われないかなと思っていました。
しかし、この気温。最高気温は20℃程度まで上がっていました。

雪解け水が、かなり出てくるはずです。

なので、車で通りながら川の状態を見て、雪解け水の影響が少ない場所を探そうと思いました。
しかし、予想通り多くの渓流で影響あり。

最終的には、毎年他の渓流が増水している時でも、それなりの水量を保っている沢に向かうことにしました。


13時過ぎから入渓。
和賀川水系_20220410_2
平均の川幅が2m以下という沢です。
ここぞというポイントには、倒木だったり、嫌がらせのように枝があったりでうまく狙えずにいました。

そんな中、唯一と言えるほどの好ポイントにて。
イワナが釣れたポイント_20220410
カーブになった深みです。
毎年このポイントには、お世話になっています。

アップストリーム側は、立ち位置が難しかったので、最初からダウンストリームで狙っていました。
この時は、自作ミノーで狙っていました。

立ち位置を変えつつ、6投はそれなりのコースを通したつもりでした。
しかし、反応見られず。

雪解け水で濁りも結構入ってきていたので、厳しいかなとも思っていました。

なので、一旦移動。
上流側へ釣り上がってみました。

しかし、去年より好ポイントが減った感じでした。
僕のレベルでは、ルアーで狙うことは難しいと思いました。

で、15分程度でまたこのポイントに戻ってきました。
イワナが釣れたポイント_20220410
もう1回同じ写真を貼り付けておきます。

ここで、再度ミノーで1投。
反応見られず。

なんとしても自作ミノーでやりたかったのですが、スプーンに分があると感じたのでルアーチェンジ。

ラインに結んだのは、DO-UPの7gです。
これで1投目から、ネチネチ攻めました。
すると、魚の動きを確認。

2投目。
少し流すコースを変えて、またネチネチと。
反応見られず。

3投目。
さらにネチネチを増します。
流れを利用し、ほぼリーリングなしの状態に、そこからたまにアクション。
すると、ヒット。
イワナ_20220410
この時期にしては、良型のイワナが釣れてくれました。
自作ミノーでの釣果にこだわっていましたが、やはりスプーンも必要ですね。

春のネチネチ攻めには、スプーンですよ。
特に、濁りの入った状況では。

ということで、あまり期待していなかった午後の部ですが、運よくイワナが釣れてくれました。
ミズバショウも見れたし、魚も釣れたし、帰りにはタヌキの親子も見れたしで、花粉以外は良い釣りの日でした。
西和賀町の風景_20220410
だんだんと魚も釣れるようになってきました。
5月頃には、積雪がほぼゼロになると思うので、それまでもう少し雪が積もる渓流を楽しみたいところです。