どうも、釣り人の有馬です。

今回は、カーディナル33のお話です。
2022年に入ってから購入した復刻版カーディナル33ですが、2021年に購入したカーディナル3RD CDLと比べると違いがはっきりと分かるんですね。

その中でも気になっていたのが、巻き心地が重いということです。
なので、なんとか巻き心地をもう少し軽くできないのか検討していました。

巻き心地を軽くしたい

巻き心地を軽くする検討にあたり、見様見真似ではありますが自分でオーバーホールを行っていたので、グリスやオイルについては、とりあえずこれ以上はそんなに改善できないかなと思っていました。

そして、以前から気になっていたのが、この部分です。
カーディナル33_アンチリバース切り替え
アンチリバース(逆転防止)システムについてです。左側に設定すると、どちらにも巻けるようになり、右側に設定すると、逆転せずカリカリ鳴ります。

で、このアンチリバースを解除した時の巻き心地は、結構軽いんですよ。
ということは、アンチリバースシステムに少し手を加えれば、巻き心地が軽くなるかもなと思っていました。

内部構造は、こんな感じです。
カーディナル33_アンチリバースシステム
プレートとバネにより、切り替えを行っています。

このバネの形状を変えれば、巻き抵抗が減るのではないかと考え、少しバネをいじってみました。
その結果は、どう曲げてよいのかわからず、失敗。

これは、自分ではどうにもできないなと思ったので、お金で解決することにしました。

カナリアバネシステム

それが、IOS FACTORYから販売されている「カナリアバネシステム・Easy」というアンチリバースシステムです。
カナリアバネシステム_6
定価は4000円。
この商品の存在については、以前から知っていましたが、わりと軽くポチっと出来ずにいました。
ただ今回は、どの程度変わるのか試してみたい衝動が勝りポチっと。

交換

さて、交換です。
カナリアバネシステム_1
プレートとバネを交換します。
まずは、ノーマル状態のプレートとバネを取り除きます。
アンチリバースシステム交換
ネジについては、ノーマルをそのまま使用します。
この状態で、まずはグリスやオイルを軽く拭き取りました。

あとは、カナリアバネシステムを取り付ければ完了です。


その前にまずは、比較してみますか。
カナリアバネシステム_2
プレートについては、ノーマルに近い雰囲気ではあります。
カナリアバネシステム_3
バネについては、一目瞭然ですね。
上がカナリアバネシステム、下がノーマルです。
細い線径が、特徴的です。これにより、抵抗が少なくなるはずです。

プレートとバネは、こんな感じで合体させます。
カナリアバネシステム_4

取り付け完了しました。
調整シムも付属されていますが、とりあえず使用していません。
カナリアバネシステム_5
さて、効果はあるのか?

効果

もうね、1巻きで変化がわかりました。
「うん、軽い」

かなり、アンチリバースを無効にした時の巻き抵抗に近い感じです。
カリカリ音は、小さくなるのでその点については、好き嫌いがあるかもしれません。

とりあえず、言葉で表現するのは難しいので、動画を作成してみました。

交換から動作確認までの動画です。
ブログ限定の動画ですので、また確認したくなったらブログに来てください。YouTubeで検索しても、出てこないはずです。

交換前と交換後の動作音だけ確認したい方は、4分50秒からどうぞ。

楽天で購入は、こちら。