どうも、釣り人の有馬です。
今回は、自作ミノー製作7~8回目です。
作り方は、4~6回目までとあまり変わっていませんが、7回目からやっと塗装を始めてみました。
作り方をご覧になりたい方は、下のリンクをクリックしてください。
4~6回目のハンドメイドミノー作り最初に書いておくと、この回の塗装は完全に失敗でした。
生まれて初めてのエアブラシ
自作ミノーを作り始めた時は、とにかく作り方がわからなかったので、形にするので精一杯でした。
しかし、何回か作っているうちにコツを掴んでくるわけです。
そうすると、多少余裕が生まれます。
そこで、思ったのが、やっぱりカラーリングが必要だということでした。
自作ミノーのカラーリングは、どの本を読んでもエアブラシという言葉が出てきていたので、これを購入しないといけないんだろうなと思っていました。
ただ、生まれてこの方、エアブラシで塗装などしたこともないので、どのエアブラシを購入してよいのかもわかりません。
しかも、塗装といってもだいぶ昔にスプレー缶塗装を少々したことがあるだけ。
まぁ、ほぼ塗装未経験という状態でした。
とにかく、エアブラシを購入するのが先かなと思い情報収集を始めました。
検索していると、プラモデル関係の方がエアブラシの紹介をしていることが多かったので、参考にしていました。
で、色々検討した結果これを購入。
価格は、7000円程度でかなり安い部類のエアブラシです。
しかも、コンプレッサーとセットの値段ですからね。
まさに初心者向け。
後ろに写っているのは、スプレーブースというもので、こちらもEARTH MANの物です。
最初は、段ボールに新聞紙を敷き詰めてやっていましたが、粉が舞うのでスプレーブースを導入しました。
これで、塗装を始めたわけです。
塗料は、シンナー臭が嫌いなので、こちらで挑戦。
有機溶剤の含有が少なく、臭いがあまりしないのが特徴です。
また、以前の物より格段に性能が向上しているとの情報がありました。
そして、生まれて初めてのエアブラシ塗装を行ってみました。
やはり、最初はどの程度の距離で、どの程度の量を塗装していくのか分からず苦戦していましたが、何となく使い方が分かってくると、それなりには塗装することができました。
7回目の製作
さて、ここで7回目に製作していたミノーの紹介です。
基本的には、4回目と同様の5cmで5g程度のシンキングミノーの想定でした。なので、形だけは作ったことがあったモデルになります。
そこに初めてエアブラシで塗装してみようかと、そう考えたわけです。
それで、肝心の塗装についてですが、とりあえずうまくはなかったですが、塗装することはできました。
しかし、悲劇が起きます。
それは、塗装後のディッピングのことでした。
流れるというより、無くなってる。
これは、ショックでしたね。
結構苦労したのに、自滅ですかって感じです。
これなら、絵具で塗っていた方がまだマシでした。
ちなみに、ミノー製作の塗装では色止めというのは大事ということは、情報としては知っていました。
しかし、セルロースセメントを薄めたものをエアブラシで吹き付けるという行為。
いくら薄めるとはいえ、結構な臭いがあると簡単に想像できます。
この臭いから逃れるために、水性ホビーカラーを選択しましたが、やはり色止めは重要でした。
まぁ、何もやっていなかったわけではありませんが、セルロースセメントに完敗したのでしょうね。
8回目の製作
色止めの方法も思いつかないまま、とりあえず気分を変えて新しいモデルを作ることにしました。
この8回目で製作したのが、Type6とType7です。
Type6が5cmで4.5gくらい、Type7が4.5cmで3.8gくらいの想定で作っていました。
そして、この回からバルサシートの厚さを変更してみました。
今までは4mm厚のバルサシートを使用していましたが、出来上がりがちょっとふくよかになるので、3mm厚のバルサシートで、もう少しシュッとしたミノーを作りたいと思っていました。
ディッピングまでの製作方法は、いままでとほぼ同じです。
ディッピングについては、アルミテープ貼りのタイミングなど、少しずつ変化させて試しているところです。
で、塗装ですよ。
前回から、特に新たな手は無し。
もしかしたら、もう少し乾燥時間を長くすれば、とかそんな感じで突入したと思います。
そしたら、やっぱり流れました。
ディッピング前の状態を撮っておけば良かった感じですね。結構塗装は出来ていたんですよ。
見た目は酷いですが、初めて使用した3mm厚のバルサシートのおかげでシュッとしたミノーになりました。
ただ、お尻から沈むシンキングミノーを作ったつもりが、ほぼ水平フォールのスローシンキングだったのがガッカリではありました。
まぁ、塗装もガッカリではありましたが、お尻からスッと沈むだろうと思ったウェイトバランスがうまくいっていなかったのが、それよりショックでしたね。
一歩進んでは後退、一歩進んでは後退。
この繰り返しの中で、徐々に進みの量が増えてくるのかもしれません。
ちなみに、色流れのType6は、ミノーをなんとか操縦しヤマメを釣り上げています。
自作ミノー作りは、ディッピングで何日もかかるので、数種類並行して作っていると訳が分からなくなりますね。
ということで、色流れしても魚は釣れます。
楽しんでいきましょう。