どうも、釣り人の有馬です。
特別豪雪地帯のここ岩手県西和賀町(にしわがまち)でも先日から桜の開花が始まり、GW前半あたりは見ごろになりそうです。
本当に1日で、景色が変わってしまうような季節の進みに自然の威力を感じる今日この頃です。
さて、今回は2022年4月26日の和賀川水系釣行記録です。
食いしん坊のメタボイワナが釣れたので、それが今回の見どころですかね。
ブログの下の方には、動画もあります。
2022年4月26日
天気予報では、午後から雨が降るという予報で自分の都合も丁度、その日の午前中が良かったので釣りをすることにしました。
正午まで釣り上がるという予定です。
気象庁のデータでも、先日からやっと最深積雪が0になりました。
ここから本格的な春です。
ところどころに積雪がありますが、風景が色付き始めているのに気付きます。
山を眺めても日当たりの良い場所では、緑色になってきました。
あれだけ雪に埋まっていましたからね。
そして、日に日に確実に色が濃くなってきています。GWの終わり頃には、全然違う風景になってそうですね。
使用タックル
今回もスピニングタックルで、ロッドがいつものモーリスグラファイトワークスTRD-411FS-4で、リールがカーディナル33です。
ルアーケースの中は、今回も半分以上自作ミノーが占めていました。
今回の釣果は、すべて自作ミノーでした。
その横でパシャリ。
3月は白基調でしたが、4月下旬にもなると色鮮やかになって本当にうれしいですよ。
実釣
さてと、実釣です。
釣行開始は9時頃。
先日は、第一希望でしたが増水のため諦めた渓流に来ました。
正直、今回も結構増水傾向でかなり迷いました。
なので、最初は少しやってみようという感じで始めていました。
5分くらいやって、やっぱり場所移動しようかなとも考えていました。
やはり、増水傾向で狙うポイントが限られていました。
ただし、限られているからこそ、そこがチャンスだったりするんですよね。
開始から10分程度こんなポイントにて、考えが変わりました。
そこを狙った1投目。
着水から少しリーリングするとヒット。
この1尾で、正午までこの渓流を釣り上がる決心がつきました。
ただ、流れが速く遠回りして釣り上がるなど、普段より時間が掛かりました。
狙い方としては、流れが全体的に速いため、流れのヨレを探して出来る限りゆっくり通すやり方でした。
水温もまだ低めで、1尾目を釣り上げた後は、2時間程度はバラしを繰り返していました。
最初は、こんなポイントで。
しかし、次の瞬間には流れに入られバラシ。
続いては、こんなポイントで。
ここも何投かして、やっとヒットしました。
しかし、バラシ。たぶん、ヤマメでした。
そして、このポイントでも。
流心の奥側に着水させ、流心を通過させるような釣り方でした。
流心を通過させ、ゆっくりと巻いているその時にヒット。
こちらは、次の瞬間には外れていました。
これだけバラシが続くと、次もバラすんじゃないかと弱気になってきます。
そんな弱気だった、11時30分あたり、こんなポイントにて。
アップストリームで5投ほど狙っていましたが、チェイスのみ。
そこで、ダウンストリームでじっくりと狙ってみると1投目でヒット。
この時点で釣行終了まで、あと30分程度。
動画を作るには、厳しい内容だなと思っていました。
焦りが見え始めます。
残りのポイントもそう多くはありません。
ただ、この水量。
一発逆転もあるかもなと、小さい希望はもっていました。辛うじて。
そして、11時50分こんなポイントにて。
特に、向かって左側は緩い深みになっています。
なので、まず1投目、左側へ。
しかし、これといった反応見られず。
2、3投目は右側へキャスト。
こちらも、動き確認できず。
そして、4投目左側へキャスト。
ここで上にあった枝に引っ掛かります。
ここは冷静に対処。
気を取り直して5投目。
1投目より、気持ちカウントダウンを入れました。
そこから、流れを感じながらゆっくりと自作ミノーを操作するとヒット。
その力強さに尺クラスなのは一目瞭然でした。
しかし、リールをカーディナルにしてから初の尺クラスなので、軽く不安もありました。
肝心な時に、ドラグが出てくれるだろうか。
心配ではありましたが、なんとかネットイン。
開口一番に出ましたよ。
かなり食いしん坊なようで、太さだけなら40アップに匹敵するようなサイズ感でした。
なので、重量のわりに長さは、せいぜい32cmという感じでした。
良型が釣れた喜びもありましたが、自作ミノーで尺クラスが釣れるという事実に歓喜してましたね。
これで、不安なく自作ミノーを使用していくことができます。
ちなみに、この後もう数投してみると同じあたりのポイントでヒット。
しかし、今回はバラシでした。
無駄に安定してますよ。
で、そこから10分程度、ここで本日は終了しようと思ったポイントがこちら。
流心の左側が渦になっていたので、そこが釣れそうだなと。
1投目まずは、そのポイントではなく右側のコースを通してみました。
結果は、特に反応なし。
そして2投目。
渦の周辺を通すように狙いました。
すると、渦から少し出て流心に入ったあたりで、流れの重さとは違う力が加わったような気がしたので合わせてみるとヒット。
今回は、バラシが目立ったものの、結果的には十分なものだったと思います。
ある意味では、狙うポイントが限られていて、濁りもあることからイージーなゲームだったのかもしれません。
渇水のシーズンに釣果を上げられるよう、今から繊細な釣りを目指したいところです。
とはいえ、今の時期は魚もそこまでスレていないので楽しいですね。YouTube動画
最後に今回のYouTube動画です。
全体で6分50秒くらいの動画になりました。
見どころの食いしん坊イワナは、2分34秒あたりから登場します。
GWに渓流釣りをされる方も多いと思いますが、ケガのないように注意したいところですね。
西和賀町で渓流釣りをする場合は、熊鈴必須かと。
撃退スプレーがあると少しは安心です。