どうも、釣り人の有馬です。

4月下旬あたりから釣果が増えてきたので、そろそろボウズ覚悟でアンバサダーで釣行しようかなと決意を固めた5月初日。

久々にベイトタックルの準備を開始。
アンバサダー1500C_20220101_7

今回は、2022年5月2日の和賀川水系釣行記録です。
ボウズ覚悟で挑んだ釣行、さてどうなることやら。

2022年5月2日

まずは、この日の状況について。
天候は、1日中ほぼ晴れ。最高気温は、12℃ちょっと。

風が強く、晴れているとはいえ、渓流沿いは寒さがありました。

午後から渓流に向かい13時頃から釣行開始。
こんな渓流です。
和賀川水系_1_20220502
小渓流という規模感ですが、わりと渓流の両サイドは開けているので、ベイトタックルでもキャストがしやすいかなと思って選びました。

釣り人が結構入る渓流なので、先行者がいるかと思いましたが、今回の入渓点には先行者がいなかったため釣りをすることができました。

使用タックル

そして、今回のメインである使用タックル、2022シーズン初のベイトタックルでの釣行です。
アンバサダー1500C_2_20220502

ロッドがモーリスグラファイトワークスのBWS-50FCX、リールがアンバサダー1500Cです。
ルアーは、前回同様に自作ミノーType8.08、ラインはアプロードBFTです。

今回のメインは何と言っても、アンバサダー1500Cですね。
去年中古で購入し、冬の間に渓流カスタムしていました。

カスタム内容については、以前のブログ記事で確認できます。

アンバサダーの不安要素

さて、渓流ベイトについては、メインではありませんが2017年から始めていました。
なので、ド素人というわけではないのですが、アンバサダーを使用するにあたり強制的にド素人に戻ることになります。

それが、右ハンドルという構造的問題。
アンバサダー1500C_1_20220502
僕は、いままで右腕でキャストとロッド操作を行ってきました。

そこに、右ハンドル。
もちろん左ハンドルのアンバサダーも世の中にはありますが、とにかく高価。とても手を出せません。

なので、アンバサダーは気になっていましたが、なかなか購入まで踏み切る勇気はありませんでした。

しかし、これも去年ですが、スピニングリールでカーディナルを購入したことで、abuのリールが好きになってしまいました。

魅力にとりつかれてしまったので、後先考えずアンバサダー1500Cを購入。
購入後は、やっぱり素晴らしいなと部屋で眺めていました。

そして、渓流カスタムを実施。

冬の間は、家の中で少しキャスト練習をしてみました。
すると、結構気持ちよく飛ぶんですよ。

「これは、もしかして左投げで良いのでは?」

左投げなら、すぐにハンドルを回すことが出来ると思いました。

少し、左投げをしてみると、思ったよりはマシ。
マジでいけるかも。
少しだけ希望が見え始めていました。

でも、左腕でのロッド操作。
圧倒的に不安でした。

初釣行

不安な気持ちは大いにありましたが、最近は釣果が出ていて気持ち的にも余裕があったので、やっとボウズ覚悟で釣行することができました。

そして、ブログの下の方にはYouTube動画もあります。
ということは、そういうことです。


釣行開始が13時頃。
まずは、釣りというよりはキャスト練習をメインで。

キャストについては、家の中で軽めにではありますが練習していたので、思ったよりはマシでした。
しかし、問題はロッド操作でした。

「まったくわからん」
開始早々から不安でした。

左腕でロッド操作。
感覚がさっぱりで、緩い流れでミノーのレンジコントロールをするなんて無理。
トゥイッチなんかも全然無理。
たぶん、アワセも無理。

もうね、無理づくしですよ。
なので、とりあえず狙ったあたりにキャストして、あとはストップ&ゴー。アワセについては、自分では無理そうなので、あちらアワセに期待して。
そんな釣りしかできませんでした。


しかし、開始から45分程度、こんなポイントにて。
ヤマメポイント_20220502
イイ感じに緩くなったポイントです。
流心横のコースを攻めていると小さいヤマメがアタック。
アワセが無理なので、バラシ。

少し希望が見えました。
ストップ&ゴーだけでも通用しそうです。

で、もう少し粘ってみると、ついに。
ヤマメ_20220502
アンバサダー初釣果は、まさかのヤマメでした。
嬉しき事限りなし。

とは言え、感覚的にはさっぱりわかっていませんでしたが。
しかも、釣れると思っていなかったので動画は撮っていませんでした。
なので、YouTube動画でもこの釣果については触れていません。


この1尾で驚いていましたが、この日は魚の活性が高かったらしく、チェイスを何度か目撃。
アタックもしてきました。

しかし、僕の狙いはあちらアワセ。
なかなか釣果にはなりません。


そして、開始から1時間40分程度、こんなポイントにて。
イワナ1ポイント_20220502
流心右側のヨレ。
何投かすると、奇跡的に木の根の下にミノー着水。

少しリーリングするとヒット。
イワナ1_20220502
アンバサダーでの初イワナです。
こちらも動画を撮っていませんでしたが、ヒット後あわてて録画開始。

なので、動画の1分16秒からのシーンですが、急にヒットシーンになっています。

正直、ボウズ覚悟で来ているので、動画も撮らなくてよいかなと思っていました。
しかし、運よく釣果あり。
これは、動画になるかもと思ったので、この先からは録画していました。


そして、開始から2時間15分程度、こんなポイントにて。
イワナ2ポイント_20220502
こちらも木の根周辺を狙っていました。
何投目かで、奇跡的に陰になっているポイントに着水。
少しリーリングするとヒット。
イワナ2_20220502
小さいイワナですが、ついにまともに動画に撮れました。
動画の2分33秒からのシーンです。

もうね、こちらは完全にド素人状態だったので、全てが新鮮。
ルアーを始めた頃を思い出してしまいます。

40代からでも、まだまだチャレンジは出来そうです。
人生100年時代、そこまで生きるとすれば、まだ4割。まだまだ若造であります。
60代でも6割ですからね、恐ろしいといえば恐ろしい世界観。


そこから、更に10分程度、こんなポイントにて。
イワナ3ポイント_20220502
流心左側の岩がある周辺を狙っていました。
こちらも奇跡的にベストなポイントに着水、リーリングするとヒット。
イワナ3_20220502
少しサイズアップしました。
トゥイッチは出来なくても、基本通りやっていれば釣果はでますね。

正確なキャスト、流れに対して適切なルアースピードとコース取り。
ただし、まだ魚があまりスレていない時期なので釣果になっていると思います。


こうして、ボウズの予定がヤマメ1、イワナ3という結果で終了しました。
結果だけは出ましたが、まだ左腕でのロッドワークの感覚がつかめていません。そして、変に力んでいたので、途中から左手の指が痛くなっていました。

キャストの矯正だったり、ロッドの握り方だったり、これからの課題ですね。


ということで、40代からでも左投げは不可能ではなさそうです。
アンバサダーが気になっている方は、左投げを検討してみてはいかがでしょうか。
ド素人に戻れて新鮮ですよ。

YouTube動画

最後にYouTube動画です。

5分ちょっとの動画です。
いつもは、動画の最初で西和賀町の風景を入れていますが、今回はアンバサダー推しです。

なので、普段の動画とは趣旨が少し違いますね。
このシリーズは、あと何回かあると思います。



アンバサダーを購入する前に、カスタムの必要が無いカルカッタコンクエストBFSの右ハンドルを購入して練習するのもありかもしれませんね。
中古相場もそこまで下がらないと思うので、あとあと売れるはずです。