どうも、釣り人の有馬です。

今回は2022GW後半、5月6日の釣行記録です。
暑い日でしたが、タイトルの通り10尾のイワナと出会うことができました。

ブログの下の方にYouTube動画もあります。

2022年5月6日の和賀川水系

まずは、その日の状況から。
天候は1日中晴れ。しかも、最高気温は27℃程度。

前回5月2日の釣行は、12℃程度で風も強かったため肌寒かったのですが、一気に夏のような気温。


ここ岩手県西和賀町は、豪雪地帯のため未だに渓流では雪代の影響が残っているので、この日も途中から釣りにならないかもなと思っていました。

使用タックル

続いて、当日の使用タックル紹介です。
ロッドがモーリスグラファイトワークスのTRD-411FS-4で、リールがカーディナル3RD CDLです。
渓流スピニングタックル_20220506

ルアーは、前回同様に自作ミノーで、Type8.08をメイン使用。Type8.11は、1尾目のイワナで使用という感じでした。
自作ミノー_20220506
ルアーケースの中は、半数以上が自作ミノーで、これにD-コンタクト1個、BOWIE1個、スプーン3個といった内容でした。

釣行記録

さて、ここからが本題です。
この日は、最初から1日釣りをする予定でしたので、ゆっくりスタート。

釣行開始が9時45分頃でした。

こんな渓流です。
たしか、2021シーズンに新規開拓し、これで2度目か3度目だったような。
和賀川水系_20220506
入渓時から多少濁りが入っていました。

暑い日だったため、ウェーダーに着替えているその時から軽く汗ばんでいました。

久々の暑さで、これは一日体力が持つのかなと不安になっていました。


汗ばむ気温とはいえ、まだ渓流には残雪。
GWでも残雪_20220506
しかし、頭上には新緑。
新緑_20220506
季節感多彩、色鮮やか。
おまけに暑いくらいなので、気持ち的にもウキウキとした釣行でした。

西和賀町は冬が罰ゲーム的にキツイので、雪が解けるとうれしさこの上なしといった状態になります。

そんなウキウキの中、タイトル通りこの渓流では3時間程度で10尾のイワナに出会うことができました。

そこまでバンバン釣れると思っていなかったので、自分的にもびっくりでした。
動画を撮っていなかったら、1尾1尾記憶に留めることは難しかっただろうなと思います。
なので、釣行記録としての動画は、便利なんですよね。


ここから、釣れた順に10尾紹介していきます。
最後にある動画も釣れた順番で作ったので参考にしてみてください。

1尾目のイワナ

釣行開始から15分程度の10時、こんなポイントにて。
イワナ1ポイント_20220506
落ち込みゾーンです。
まずは、入渓して最初の大場所的ポイントでした。

最初は、少し離れてキャスト。
しかし、ルアーを引いてくるコースには、沈んだ枝が。

なので2投で諦め、この写真の立ち位置に移動。
魚からは、姿がバレやすいですが、濁りが少し入っているためルアーを通しやすいコースを選択しました。

すると、2投目でヒット。
ドラグの調整が弱かったため、ジージー鳴りやみません。
イワナ1_20220506
そこまでのサイズではありませんが、引きの強いイワナでした。
しかも斑点が細かく綺麗。

この渓流では、わりと見るタイプのイワナです。

2尾目のイワナ

続いて、10時25分こんなポイントにて。
イワナ2ポイント_20220506
カーブになっていて、そこが深みになっています。

最初は、アップストリームのような立ち位置で狙っていました。
それが4投程度。

反応がなかったため、念のためダウンストリームでも狙ってみました。
すると、1投でヒットですよ。
イワナ2_20220506
釣果はうれしいのですが、アップで攻めた後のダウンで釣れるというのがね。
少し狙いの悪さを露呈しているかなと。

でも、イワナは綺麗でした。
斑点にオレンジ色も混じっています。

たぶんニッコウイワナ系の遺伝子が混じっているのかと想像しています。
西和賀町の他の渓流ではあまり見ないタイプなので、昔放流され特殊な区間になったのかもしれません。

3尾目のイワナ

続いて、10時40分こんなポイントにて。
イワナ3ポイント_20220506
こちらもカーブになっていて、そこが深みになっているパターンでした。

立ち位置的にアップは無理なので、最初からダウンで。
すると、2投目でヒット。

1投目との差は、ルアーのコース取りです。
2投目でより流れが緩くなっているゾーンを通して、更にルアーをアクションさせた後、リーリングを止めたりしていました。
イワナ3_20220506
ポイントのわりには、サイズが小さかったですが、元気なイワナでした。

4尾目のイワナ

続いて、10時50分こんなポイントにて。
イワナ4ポイント_20220506
写真は、上流側から撮っています。
流れ込みから、次第に深さを増し、途中には倒木があり流れのヨレが盛大に発生しているポイントです。

ここは、最初からダウンで倒木の下にルアーが入るようキャスト。

着水後、少しドリフトさせて、あとは流れを感じながらゆっくり目にミノーをコントロールしていました。

すると、その1投目にヒット。
イワナ4_20220506
せいぜい20cmちょっとというサイズですが、ここのイワナは引きが強くて楽しいです。

本当に、この日は狙い通りに出てくれるラッキーな日でした。

釣果が多いため、途中のチェイスやバラシは省略していますが、ここぞというポイントでは8割くらいの確率で反応があったのではないでしょうか。

それくらい、出てくる、出てくる。

5尾目のイワナ

続いては、少し時間が経過し11時40分。
先ほどのポイントから50分経過していますが、大場所を挟んで、堰堤越えもあったので時間が掛かっています。

その最初のヒットは、こんなポイントにて。
イワナ5ポイント_20220506
堰堤を挟んでいるので、その上はどうかなと思いましたが、ここからも釣れ続けました。

こちらは、アップストリームで狙った2投目でした。
写真の中央上のゾーンが流心からのヨレになっています。

ここを通して、そのゾーン内でヒットさせるか、流心側までもってきてヒットさせるか、その2パターンを想定していました。

1投目は、ヨレの手前に着水してしまい、すぐに流心に入りボツ。

2投目でヨレの中、良さげなポイントに着水。
ヨレの中は、ゆっくりとミノー操作、流心に入ってからは流れのスピードに合わせる感じで。

正直、流心に入ってから想定を超えた位置までミノーが来ていたので、回収作業に入った瞬間でした。
ルアーの後ろには、魚の姿が。

魚のチェイスが見えたため、喰わせの間を入れました。
すると、ヒット。
イワナ5_20220506
油断していましたが、偏光グラスのおかげで見逃さずヒットに持ち込めました。
たぶん、チェイスを認識できていなかったら、ヒットまで持ち込めていなかったのかなと。

あとは、この日はダウンで釣れることが多かったので、あれほどの流れの中で走ってくるとは思いませんでした。

うん、油断大敵ですね。

6尾目のイワナ

続いて、11時45分こんなポイントにて。
イワナ6ポイント_20220506
上流からカーブしていて、しかも狭くなっているので、そこが深みになっているポイントです。
流れが狭まっているため、流心は見た目より強い流れで、しかも途中にはルアーの侵入を遮る枝。

こういったポイントにイワナの良型が入っていたりするので、狙うことは狙いますが、万が一ヒットするとその後が大変だなといつも思いながら狙っています。

このポイントは、アップでは無理だったので最初からダウンで。
上側からポイントを刻んで狙っていました。

その3投目。
流れから飛び出さないようにミノーをコントロールしているとヒット。

そして、今日1番の引きの強さ。
もしかしたら尺かもと期待しました。
今日の感じだと、尺越えもそれほど難しくないだろうと思っていたもので。
イワナ6_20220506
引きを楽しみつつ、ネットイン。
残念ながら尺越えではありませんでしたが、25~27cm程度の良型イワナでした。

本当にここのイワナはパワフルです。
尺越えが釣れたら、どれだけ引くのか。

7尾目のイワナ

続いて、11時55分こんなポイントにて。
イワナ7ポイント_20220506
こちらは、ちょっとしたポイントでした。
全体的に瀬になっているポイントでしたが、その中に少しのヨレゾーン。

ダウンで狙った1投目で、小さなチェイスを確認。

2投目で、もっとヨレの中を通すようにキャスト。
リーリングを止めながら、じっくり狙うとヒット。
イワナ7_20220506
小さいですが。
釣果は釣果です。

このあたりになると、もう何尾釣れたのかも分からなくなっていました。

とりあえずは、ここ最近では1番コンスタントに釣れているなと。

8尾目のイワナ

続いて、お腹が空いていた12時10分こんなポイントにて。
イワナ8ポイント_20220506
こちらもダウンで。

写真左側の流心が深くなっていました。
その近くにいるであろうイワナを狙ってみました。

1投目、微かに魚の姿を確認。

2投目、流れの中をミノーが飛び出さないようコントロール。
確実にチェイスがあることを確認。

3投目、ルアーコントロールするものの、ブリブリと泳いでいるためイワナが喰えないでいると考えました。

4投目、なんとかヒットさせようと、更にコントロールの精度を上げましたがボツ。

5投目、流れの中でも緩くなっているゾーンにミノーを持っていき、なんとかヒット。
イワナ8_20220506
小さいサイズではありますが、ルアーのコントロール精度としては、この日1番の釣果だったと思います。

お腹は空いていましたが、集中力マックスでしたね。

9尾目のイワナ

続いて、12時15分こんなポイントにて。
イワナ9ポイント_20220506
こちらは、小さな落ち込み的ゾーンでした。

流心の両サイドには、イイ感じの渦発生。
その中にミノーを漂わせるようなイメージでした。

1投目、まずは良さそうな左側を狙ってみましたが、反応なし。

2投目、今度は右側へキャスト。
こちらは、渦ゾーンが左側に比べて小さいため難易度が高いなと思いました。

3投目、釣果が期待できる左側をもう一度。
着水後、少し沈めてゆっくり目のコントロールでヒット。
イワナ9_20220506
ヒットの瞬間は、ドラグが鳴りましたが、思っていたより小さなイワナでした。
それでも、お腹オレンジの綺麗なイワナです。

10尾目のイワナ

続いて、軽食をとってから挑んだ12時25分こんなポイントにて。
イワナ10ポイント_20220506
こちらも小さい落ち込みになっていて、その左側に渦が発生していました。
そこしか狙うポイントがないので、そこに集中。

2投目でチェイスを確認。

3投目は、最後に手前の枝に引っ掛かりました。

4投目、枝に引っ掛からないコースを取るよう立ち位置変更。
渦の中をコントロールしているとチェイスあり。
最後は、自分の1.5mくらい前でヒット。
イワナ10_20220506
10尾目は、少しふっくらとして、斑点が細かいイワナが釣れてくれました。

その後

10尾目を釣った後も、まだ目的としていたポイントまでは少しあったので釣りを続ける予定でした。

しかし、少し進むにつれて、濁りが増す渓流。
雪代で濁り_20220506
12時35分、結構増水してきて濁りも酷くなったので終了。
3時間程度ではありましたが、イワナ10尾。

ミスがなければもっと釣れたのですが、今の実力だとここまででしょうね。


そこから、車に戻りランチタイム。
アウトドアランチ_20220506
今回から外で音楽を聴くためにBluetoothスピーカーを導入してみました。

今までは、スマホのスピーカーで音楽を流しながらのランチタイムでしたが、この2000円程度のスピーカーのおかげで、そこそこの音で楽しむことができるようになりました。


ランチタイムの後は、雪代の影響がなさそうな渓流に移動。
最初に、新規開拓区間に行ってみましたが、こちらは雪代の影響ありで断念。

この日は、暑かったので疲れていました。
10尾釣ったので、このまま帰宅しようかとも考えました。

しかし、1日釣りの予定だったので、もう1ヵ所だけ行ってみることにしました。

向かった先は、川幅の広い河川です。
1ポイントで尺イワナ狙いでした。

数投目でヒット。

最後の釣果はウグイでした。
終了です。

YouTube動画

最後に、10尾釣れた渓流のYouTube動画です。

とりあえず10分以下になるように釣果シーンを入れ込みました。

カーディナルの音とか、自然の音とか大事だなと思いBGMも最近は無しにしています。
さて、この釣果がいつまで続くのか。


ちなみに、ここで書くべきことか不明ですが、動画作成の方がブログ記事作成の半分くらいの時間で完成します。
やっぱり、動画の情報量はすごいですよね。

でも、個人的には文字が好きなんですよ。
完全に時代の流れに取り残されつつあります。