どうも、釣り人の有馬です。

GWも終わり、勢いを増す新緑。
少しの間、渓流から目を離していると、ほぼ終了した雪代の影響。

雪代の影響が出ていると簡単に釣れやすいですが、そろそろ本格シーズンに突入ですね。
和賀川本流も、魅力があります。

さて、色々と釣行したい場所はありますが、体は1つ、時間も刻々と過ぎていく。
なんとか、時間を無駄にしないよう釣りも楽しんでいきたいところです。

2022年5月12日の釣行

この日は、1日中釣りの予定にしていました。

天気予報では曇りのようでしたが、実際は晴れ間が多かったです。
最高気温は、24℃程度。
思っていたより、蒸し暑くなかなかに体力を消耗する日でした。

最初の方にも書きましたが、雪代の影響が終わり、そろそろ良さそうかなと思っていた渓流にまずは向かいました。

しかし、到着すると予想外の水量。
雪代の影響は全く見られず、水質クリア、そして思ったより低い水位。

車から降り、30秒ほど周囲の状況を確認していましたが、予定外の水量だったため別の渓流に向かうことになりました。


向かった先は、GWあたりに増水気味で諦めていた渓流です。

しかし、こちらも着いてみると、すでに平水。
これは、簡単に釣れるタイミングを逃してしまったなと思いましたが、最初の渓流よりはマシに見えたので入渓。

思ったより、苦戦する1日の始まりです。

使用タックル

釣行記録の前に、まずは使用タックル紹介から。
カーディナル33_20220512
ロッドがモーリスグラファイトワークスのTRD-411FS-4、リールがカーディナル33です。

ラインがアプロードGT-Rトラウトエディションの4lb、ルアーは自作ミノーを使用していました。

釣行記録(前半戦)

入渓が9時50分頃。
今回は、こんな渓流です。
和賀川水系1_20220512
入渓から5~10分程度のポイントで魚の反応があり、今日はわりと簡単に釣れるかなと思いました。

しかし、そこから30分程度釣り上がっていくうちに不安が押し寄せてくることに。
なんというか予想外に、減水していたため、釣れる気配の少ない流れ。

そして、チェイスはあるものの、小さいイワナ、しまいにはウグイのような姿。

「やばいかも」

そんな気がしていたので、あまり粘らず場所移動してみることにしました。

この渓流の支流です。
以前から気になっていましたが、今回が初めての区間です。


11時5分頃、こんなポイントにて。
和賀川水系2_20220512
いかにもイワナが隠れていそうなポイントでした。

数投してみると、予想通りイワナの姿を発見。
この小ポイント、絶対に釣らなければと思っていました。

そして、何投目かでヒット。
ドラグがジーと音をたてます。

しかし、次の瞬間、何事もなかったかのように弱まるラインテンション。
バラシです。


そこから、15分程度こんなポイントにて。
和賀川水系3_20220512
堰堤がありました。

2投目まで反応がありませんでしたが、3投目で小さめのイワナがルアーにアタック。

しかし、こちらもバラシ。
この時点で、11時20分にはなっていたため、釣果的に不安になってきていました。

「これは、ボウズもあるかも」

とりあえず、打開するには場所移動が必要です。
微妙な時間だなと思っていました。

この渓流を諦めて別の渓流に移動すべきか、それとも。


迷いましたが、この支流から本流側に戻ることにしました。

本流側も未釣行区間があるため、この時期に上流の方を見ておきたいなと思いました。
しかし、未釣行区間のため、入渓までに少し時間をとられました。


入渓したのが11時45分。
12時30分頃まで釣り上がり、車に戻りたいと思って入渓。
和賀川水系4_20220512
ポイントポイントでイワナのチェイスがありましたが、こちらでもヒットさせられずにいました。

そして、目標としていた時間は完全に過ぎた最終ポイントにて。
和賀川水系5_20220512
こちらでも、イワナのチェイスあり。
しかし、スーっとミノーに寄ってきて、スーっと逃げていきました。

13時、前半戦は釣果ゼロで退渓となりました。
釣りの合間にエネルギー補給_20220512
丁度、林道があったためそこから車に戻ることに。
小腹が空いていたので、エネルギーを補給しながら。

林道には、まだ雪がありました。木も倒れていたため車で入ってくるのは難しそうです。


ここから、車に戻って昼食にすると、14時くらいにはなるなと思っていました。
さて、後半戦はどうするべきか、そして、どう釣るべきか考えていました。

基本的に、この渓流で釣れるのはイワナ。
何かイワナと合っていないなと思っていました。

釣行記録(後半戦)

昼食が終わり、次の計画をたてていました。

やはり、すでに14時あたり。
この渓流の反応がイマイチなので、大きく移動するべきか、それとも、近場にするべきか。

選択肢は、色々ありましたが、時間的に微妙だったので、この渓流の別の支流に入ることにしました。

先日の釣行で行ってみましたが、増水で濁りがきつかったので諦めた支流です。
この支流も初釣行区間でした。

なので、結構賭けに出たわけです。
どんなポイントがあるのか不明ですが、なんとかこの渓流のイワナを釣ってやろうと、ボウズ覚悟での入渓でした。


しかし、最初のポイントにて。
イワナ1ポイント_20220512
少しだけ釣り下っていたので、ダウンストリームで数投。
小さいですが、イワナの姿を発見。

立ち位置を変えて、クロス、アップ。
で、最後に念のため再度ダウンストリーム。

すると、ヒット。
イワナ1_20220512
小さいですが、これでボウズは回避できました。
やはりここのイワナはダウンが効果的なのか、少しだけ流れが変わってきたようでした。


そして、1尾目から10分程度経過した14時35分頃、こんなポイントにて。
イワナ2ポイント_20220512
写真中央あたりの流れのヨレ周辺でした。
ダウンストリームでゆっくり引いているとヒット。
イワナ2_20220512
こちらも小さいですが、だんだんと運を味方につけてきたようです。


14時50分、こんなポイントでは。
イワナ3ポイント_20220512
最初にアップストリームで3投しましたが、ダウンストリームで狙うことに。

何投目かで、ミノーの後ろに光る動きをとらえました。
「今、チェイスあったかも」

さらにダウンストリームでネチネチと粘っているとヒット。
イワナ3_20220512
やっと、20cmを少し超えるくらいのイワナが釣れてくれました。
しかし、ここまでヒットシーンは動画に収められずにいました。
録画していなかったからです。

この1尾で、とにかくダウンならいけそうだと確信したので、そこからは動画を撮っていました。


すると、15時5分、こんなポイントにて。
イワナ4ポイント_20220512
最初からダウンで狙うため、魚に姿を気付かれないようダウンの立ち位置まで移動。

ダウンで狙った2投目、流心を横切って少しリーリングしているとヒット。
イワナ4_20220512
サイズ的にもまともになってきました。
動画を撮ってからまだ1尾目でしたが、釣れ始めていたので、これは動画に出来るかもなと希望が出てきました。


そして、そこから15分程度経過した15時20分、こんなポイントにて。
イワナ5ポイント_20220512
こちらも最初からダウンストリームで。
すると、1投目から反応あり。

しかも、数匹いるようでした。
サイズ的には、結構まともに見えましたが、ルアーを喰うのがヘタなように思いました。

なので、2投目はなるべく喰いやすいと思われる動きを意識していました。
イワナと呼吸を合わせると言うのでしょうか。そんな感じで操作していました。

すると、ヒット。
イワナ5_20220512
この先には堰堤があったので、良型が溜まっていたようです。
完全に運を味方につけたなと思っていました。

前半戦は、もう少しアップストリームにこだわらず、ダウンストリームも試すべきだったかもしれません。
たぶん、結果的に違ったはずです。


そして、続いては堰堤下。
イワナ6と7のポイント_20220512
イイ感じに濁りが入っていたため、ダウンストリームの立ち位置をとっても、イワナにはそこまで影響ないだろうと考えていました。

すると、1投目からミノーを喰ってきました。
しかし、バラシ。

まだいけると確信していたので、さらに狙いました。
2投で決着はつきました。
イワナ6_20220512
なかなかの良型です。
この支流を選んでラッキーでした。

こんなに魚が溜まっているポイントがあるなんて。
そして、こちらに有利な濁り。


この反応なら、まだ釣れると思ったので、もう少し粘ってみました。
イワナ7_20220512
サイズはダウンしてしまいましたが、同じポイントで2尾目。
ただただラッキーです。


堰堤を超えて少し釣り上がっていると、支流が分岐していて流れが細くなってきました。
さすがに、もう楽には釣れないかなと思っていた15時45分、こんなポイントにて。
イワナ8ポイント_20220512
こちらは、アップストリームで。
左側の笹が覆いかぶさっているあたりにキャスト。

すると、着水とほぼ同時にヒット。
イワナ8_20220512
もう1尾追加です。
ここは、録画していませんでしたが。


そこから先は、だんだんと流れが細くなりダウンストリームでも出てこなくなったので、16時20分に釣行終了。
和賀川水系6_20220512
前半戦では、ボウズを覚悟していましたが、なんとか運を味方につけ、8尾のイワナを釣り上げることができました。

なんとかボウズなしで、2022シーズンを楽しめています。
まぁ、そろそろボウズもありそうですがね。

YouTube動画

最後にYouTube動画です。

前半戦釣れなかったとは言え、1日中釣りをしていたので、10分程度の動画になりました。

後半戦は3分55秒からです。
そこまでは、魚の登場がありません。

ダウンストリームだと数m先へのキャストでも、引いてくるのに時間を掛けるため、動画時間が長くなってしまいます。

なので、ダウンストリームの時は、録画していなかったりするんですよ。

動画のテンポを考えれば、やはりアップストリームかなと思っています。

しかし、この日のようにダウンストリームが圧倒的に有効な日もあるので、色々と攻め方を変えてみるのは良いことだと思います。