どうも、釣り人の有馬です。

東北南部まで、梅雨明けしてしまいましたが、こちら北東北は梅雨真っただ中であります。

梅雨明けして晴天が続くと、渓流は渇水傾向になりルアーで釣るのが難しくなるので、今のうちに納得のいく釣果を出しておきたいところです。


まぁ、納得のいく釣果っていうのが、自分でもどの程度かは分からないんですけどね。
数なのか、サイズなのか、綺麗さなのか、それとも狙い通りに釣れた釣果なのか。

最近の僕の傾向としては、堰堤などの人工物が写り込まないポイントで釣れる綺麗な渓魚が魅力ですかね。

ということで、今回は2022年梅雨シーズン2回目の釣行記録です。

2022年6月23日

この日の天候は、一日中ほぼ曇り。
最高気温は21℃程度でしたが、湿度が高く蒸し暑い日でした。

釣行は午前中のみの予定でスタート。

今シーズンまだ来ていなかった渓流です。
で、今まで行ったことのない上流部を見てみることにしていました。
和賀川水系_1_20220623

基本的には、水量がない区間なので、1尾でも釣れてくれればと思っていました。

使用タックル

ロッドがモーリスグラファイトワークスのTRD-411FS-4、リールがカーディナル33、ルアーが自作ミノーです。
渓流スピニングタックル_20220623
今シーズンから挑戦している左腕操作のアンバサダーで来ようかと思いましたが、ただでさえボウズの可能性があったため、安定的なスピニングタックルにしました。

釣果も段々としぶくなってきたので、今後どの程度ベイトタックルを使用するか微妙になってきました。

西和賀町の和賀川水系には、スピニングタックルの方が扱いやすいのかもしれません。
ベイトタックルは手返しは良いのですが、キャストスペースはスピニングタックルより必要だったりします。

まぁ、熟練すれば違う景色が見れるかもしれませんが。

実釣

釣行開始が8時30分頃。
ある程度、林道と並走している渓流なので、車を停めてすぐに入渓できました。

下流側も小渓流といった川幅ですが、今回の上流部は更に水量が少ないなと思いました。
ルアーで狙うには、なかなか厳しい水深30cm以下といった流れが平均的でした。

入渓直後は結構厳しそうだなと思っていました。

しかし、入渓点から50mほど釣り上がったこんなポイントにて、本日1尾目が。
イワナ1ポイント_20220623
アップストリームで狙った1投目にヒット。
イワナ1_20220623
小さいですが、イワナが釣れてくれました。
とりあえずボウズは回避できました。


この後、1時間くらいは小さな動きは見られるもののヒット性なし。
やはり、狭く浅瀬が多いため、狙うべきポイントがなかなか現れず、ただ釣り上がっていました。

そして、少し開けたこんなポイントにて。
和賀川水系_2_20220623
これでも、平均よりは深さがあるポイントです。
1投目にアップストリームで狙っていると、この区間にしては良型(20cm程度)の姿が。

そのまま、ルアーにアタックしてきましたが合わせミス。

もう少し深さがあれば、ほど良くミノーをスピードダウン出来たかもしれませんが、引っ掛けないことを意識していたため合わせのタイミングがとれませんでした。

うん、残念。


その後、40分程度は、ただただ釣り上がっていました。
釣り上がるというより、狙うべきポイントが少なく、ほぼ渓流散歩のような感じでした。


そして、やっとまともなポイント。
イワナ2ポイント_20220623
狭いですが、水深は他と比べればありました。

1投目が勝負なので、深場を通すコースへキャスト。
着水後、軽くドリフトコントロールするとヒット。
イワナ2_20220623

この区間としては、上出来の20cmオーバーのイワナが釣れてくれました。
しかも、美しい。
そして、このサイズとしては、かなりの引きを楽しむことが出来ました。


この時点で、10時20分頃。
11時過ぎには終了する予定だったので、それまで釣り上がることにしました。


しかし、結構続く浅瀬。
和賀川水系_3_20220623
浅いだけではなく、川幅も狭まってきました。

この時、10時40分。
もう帰ろうかなと何度も思っていました。

それでも、この先のポイントを見ておきたかったので、時間までは進み続けることにしました。
このあたりだと、ほとんどキャストもせずに進んでいる時間がありました。


そして、11時頃。
それなりに深いポイントがあり、最後のポイントかなと思いました。

魚の姿はありましたが結局ノーヒット。


車に戻ろうかと思いましたが、少し先の方に見える不自然な色合い。
緑の中に白い部分が見えていました。

この時点では何だかわかりませんでしたが、せっかくなのでそこまで歩くことにしました。


そして、近付き正体が発覚。
和賀川水系_4_20220623
緑の中に見えていた白い部分は滝でした。
写真に収めると小ぶりですが、実際に見ると結構な高さがありました。
ヤマメポイント_20220623

その下には、落ち込みがあったのでキャスト。

1投目から何尾かのチェイスが見えました。
2投目、落ち込みの左側へキャスト。
着水後、少しリーリングするとヒット。
ヤマメ_20220623
イワナの区間だとばかり思っていたので、ヤマメが釣れたことに驚きました。
ポイントにしては小さいですが、なかなかの発見です。


その後も何投かして、釣果を追加。
イワナ3_20220623
かなりの小物でしたがイワナが最後に釣れてくれました。


ということで、この時期は水量が少なく厳しい釣りになりましたが、滝が見れるポイントだということがこの日の発見でした。

増水時は、結構面白そうでもあります。

ただ、蜘蛛の巣が多かったです。



クマも多そうなので、釣りをする際は熊鈴を付けましょう。