どうも、釣り人の有馬です。
2022年のお盆は、基本ずっと雨が降っていました。
なので、余計な誘惑もなく、自分の仕事に集中できました。
そして、お盆が終わり、久々の晴れ予報。
これは、行くしかないなということで、いざ渓流へ。
2022年8月17日の釣行
天気予報では、次第に晴れ間が見え、最高気温26℃程度とのこと。
起床時は曇っていたので、迷っていましたが、天気予報を信じウェットウェーディング装備を車に積み込み出発。
お盆中は雨が降っていたので、和賀川本流などはかなり増水中。
となると、夏場は渇水で釣りにならないようなポイントが有望になります。
まず向かったのが、そういえば今年まだ入渓していない小渓流です。
現場に到着し、流れを確認。
増水していましたが、小渓流のため釣りは出来そうな感じでした。
しかし、凄い数のアブが車の周りをブンブン飛んでいたことと、雨が降りそうな感じだったので入渓はせず、別の小渓流へ向かうことにしました。
移動している時間で、晴れ間が見えることに期待して。
そして、9時過ぎに小渓流へ到着。
ここは、7月下旬にも来た小渓流で、前回より上流を目指すことにしました。
なので、車で林道を走り、前回より1kmは上流ポイントに停車。
車の周りには、大量のアブがブンブン飛んでいたので、車内でウェットウェーディング装備に着替え落ち着くのを待ちました。
9時半頃から入渓。
昼頃までの予定で始めましたが、増水の恩恵を存分に受ける内容になりました。
1尾目 イワナ
まずは、こんなポイントです。
しかし、釣れたのは4投目くらいでした。
ちなみに、別の立ち位置でもう3投ほどすると、小さいイワナが釣れました。今回は、釣果が多そうなので写真は撮りませんでしたが。
2尾目 イワナ
1尾目のポイントから30m程度、今度はこんなポイントにて。
ここは、ダウンストリームの1投目でした。
着水後、少しリーリングすると動きが確認できたので、喰わせるためにゆっくり操作しているとヒット。
3尾目 イワナ
2尾目から10分程度、今度はこんなポイントにて。
落ち込みのヨレから倒木までのコースを狙うことに。
1投目で出るかと思いましたが、おそらく着水点の悪さから釣れたのは2投か3投目のことでした。
増水のわりには、小ぶりが続きます。
まぁ、もともと小物が多い渓流ではありますが。
4尾目 イワナ
3尾目から3分後、今度はこんなポイントにて。
その横に倒木があったので、念のため1投。
すると、ヒューと出てきてヒット。
ここまでで、一番のサイズ感ですね。
とは言っても、20cmちょっとといった感じではありましたが。
5尾目 ヤマメ
4尾目を釣り上げ、写真撮影。
上流側を向き、少し前進。
今回、初ヤマメです。
こちらも小さいですが。
増水中、やはり簡単に釣れてしまいますね。
新規区間まで歩く予定なので、早く釣り上がりたいと思っていましたが、狙うポイントポイントで釣れる感じなので結構時間が掛かっていました。
6尾目 イワナ
5尾目から5分ちょっと、今度はこんなポイントにて。
写真の下側が上流側です。
最初は、アップクロス気味に狙っていました。
動きは確認できたものの、ヒットにはつながらなかったので、ダウンストリームの位置へ。
それでヒットしたイワナです。
やはり、小物のイワナだと素早い動きに反応がついていかない感じですね。
7尾目 ヤマメ
6尾目から7分程度、今度はこんなポイントにて。
写真は、下が上流側です。
最初は、2投アップストリームで狙いました。
魚の動きは見られるものの、アップストリームだと核心部をうまく狙えない感じだったのでダウンストリームに変更。
その1投目のことでした。
キャスト、着水、ゆっくりとミノーが浮き上がらないように操作。
すると、ヒット。
良型の姿を確認。
その後、流れに入られ、ラインブレークしないよう気を付けながらのファイト。
どうりで、引きが強かったわけです。
この1尾で、開始から1時間もたっていませんが、釣果的には十分満足していました。
とは言え、せっかく来ているので、まだ見ぬ上流を目指すことにしました。
8尾目 ヤマメ
良型ヤマメから3分程度、今度はこんなポイントにて。こちらは、アップストリームで。
写真左側から3コースくらいに区切って狙う予定でした。
その2コース目でヒット。
ここまでで、入渓から1時間以内。
本当に、狙ったポイントポイントで釣れるといった感じでした。
これが、増水の恩恵そのものです。
腕とかは、特に関係ないと思います。
9尾目 イワナ
8尾目を釣り上げた後は、少し釣れない時間になっていました。
とは言え、チェイスは常にあり、小ぶりのチェイスのためヒットまで持ち込めなかった感じです。
そして、8尾目から20分ほど釣り上がったこんなポイントにて。
水深は、せいぜい20cm程度。
少しだけ瀬の中にヨレが見られたので、念のためキャストしたと思います。
で、たしか1投目のヒットだったと思います。
「たしか1投目」と書きましたが、このポイントなので1投目でしょうね。
1投目で釣りきらなければ、無理なポイントに見えます。
10尾目 イワナ
9尾目を釣り上げてから少し歩くと、渓流は2股に。
前回来た時は、本線側を釣り上がりましたが、増水中のためもう1本を確認のため釣り上がることにしました。
この時点では、たぶん本線に出るだろうと思っていたので。
そして、本線から離れて10分しないうちにこんなポイントにて。
これで、このコース選択は間違っていなかったようだなと思いました。
しかし、15分後には後悔に変わっていました。
なぜなら、本線にぶつかると予想していたのですが、まったくぶつからない。
そして、徐々に狭くなっていく流れ。
「本線に戻ろう」
ということで、サブラインは諦めメインの流れに戻ることに。
これで、20分は経過しました。
そして、体力も結構消費しました。
11尾目 イワナ
メインの流れに戻ってからもわりと釣れない時間が続いていました。
11時を過ぎ、お腹も空いていたので軽食をとりながら釣り上がっていました。
そして、こんなポイントにて。
疲れと、釣果が多かった影響で集中力が落ちていたため、2投目まで着水点を外していました。
3投目は、枝にあたったものの、着水点はグッド。
少しリーリングすると、サッと動いた影。
次の瞬間、手に伝わるブルブル感。
スッと出てきた瞬間も見れたので記憶に残るヒットでした。
12尾目 イワナ
本線に戻り11尾目を釣り上げたものの、やはり2股のポイントから釣果は出にくくなっていました。
チェイスはあるものの、釣れないというヤツです。
この時点で、時間は正午付近。
区間で釣果が出なくなったというより、疲れでキャストやルアーコントロールが乱れていたという影響が大きかったと思います。
僕も、とにかくまだ見ぬ上流を目指すというだけで釣り上がっていたので、釣り方が雑になっていました。
そして、新規区間に入り、こんなポイントにて。
13尾目 イワナ
12尾目から釣り上がること5分程度。
今度は、こんなポイントにて。
この水深なので、おそらく1投目で釣れたような。
14尾目 ヤマメ
正午を過ぎ、そろそろ車に戻ろうかと思っていました。
しかし、渓流の流れの音が大きくなっていたので、堰堤があるかもしれないと思い歩いていました。
そして、予想通り堰堤が。
まずは、左側へ。
2投目で、ミノーにアタックしてきた魚がいましたが、おそらく小ぶりでヒットにならず。
続いて、右側へ。
3投ほどしましたが、小さなチェイスのみ。
ここで、中央あたりにも2投程度。
そして、再度右側を狙った1投でヒット。
やはり、ヤマメは引きが強めです。
写真では分かり難いですが、ほんのりと秋色になっていました。
2022渓流シーズン終盤を感じる瞬間です。
15尾目 イワナ
堰堤で釣行終了と思いましたが、この堰堤は低く、脇に通れそうな道があったのでもう少し上流を目指すことに。
堰堤を上がると、釣り場の雰囲気が変わることがあるため、確認のため行ってみたというのもあります。
上がってすぐに適当なポイントがあったので、確認のキャスト。
チェイスあり。
堰堤を上がっても、特に釣り場としての変化は少ないようでした。
そして、12時半頃こんなポイントにて。
メインの流れは、写真の左側になります。
なので、その見切れたあたりからアップクロス気味で3投ほどしていました。
1投目で、アタリあり。しかし、ヒットには持ち込めず。
その後、2投するも小さな反応が見られるだけでした。
最後にダウンストリームで狙おうと移動していると、写真のような光景。
釣り上がりでは見えていませんでしたが、流れの脇にある木の周辺。
アップストリームでは、狙いきれないポイントが見えていました。
そこへ、1投。
1投目は、やや上層を通したので反応なし。
2投目で、少しレンジを下げてみました。
すると、良型のチェイスあり。
3投目、必ず釣り上げてみせると思い、流心を丁寧に。
すると、反応あり。
しかし、アワセられず。
4投目、もう無理かなと思いましたが、念のための1投。
3投目より、リーリングで変化を加えていました。
チェイスあり。
まだ、いけそうです。
5投目、ここで釣らねばと、流心をネチネチと。
ここでも、チェイスあり。
6投目、なんとしてもここで決めねばと、さらに流心でネチネチと。
しかも良型イワナ。
27cm程度でしょうか。
なかなかにスリリングな時間を楽しむことができました。
感想
良型イワナで満足したので、車に戻ろうかと思いましたが、動画撮影をさっき始めたばかりなので、もう1尾くらい釣り上げたいなと欲にまみれていました。
なので、欲にまみれながらその後15分くらい釣り上がりました。
ただ、欲望のままに雑な釣りをしていたからでしょう、チェイスはあっても釣れない。
ふと、我に返り釣行終了を決意しました。
釣果としては、ブログ記事上では15尾、その他に写真を撮らずにリリースしたものを含めると18尾だったはずです。
やはり、増水中。
釣りとしては、イージーモードだったのは確かです。
なので、腕とかほぼ関係ありません。
しかし、数以上に良型ヤマメが釣れたことが今回の本当の意味での釣果だと思います。
良型、しかも少々秋色。
9月の秋ヤマメに向けて、攻めるポイントが少し明確になってきたかなと思っています。