どうも、釣り人の有馬です。

2022渓流シーズンから使用し始めた復刻版カーディナル33ですが、ノーマル状態では結構使いにくいので何ヵ所かいじって使用していました。
渓流スピニングタックル_20220623
まずは、今までの記事です。

それでは、今回の本題に入りますか。

ベール交換

復刻版カーディナル33を現場で使用し始めて感じていたのが、ベールの返りがもっさりしていることでした。

特に、気温が低い時なんかは内部のグリスが固まってくる影響からか、もっさり具合が顕著になっていました。

これは改善しなければと思い、グリスを替えてみたり、ベールスプリングを替えてみたりと、試すたびに若干変化は感じましたが、まだ何か足りないと思っていました。

そこで、踏み切ったのがベール交換です。
カーディナル33のベール交換_1

パーツNo.1342467

で、パーツリストを調べてベールを入手することに。

しかし、純正のパーツNo.は36944というものでしたが、ネットでは在庫を見つけることができませんでした。

少し調べていくと、パーツNo.1342467というものが互換性ありということが分かり購入。
カーディナル33のベール交換_4
下が購入したパーツNo.1342467です。
ざっと見た感じだと違いはあまりわかりませんが、よーく見ると違いがありました。
カーディナル33のベール交換_5
左がパーツNo.1342467です。
違いは、曲げの位置や角度かと。あとは、太さも若干違いますが。

交換

それでは、実際に交換していきます。
カーディナル33のベール交換_2
まずは、ラインローラー側を外しました。
カーディナル33のベール交換_3
で、ローターから取り外し、ベールマウント(黒い部品)も外します。

そして、購入したベールをベールマウントにねじ込みます。
カーディナル33のベール交換_6
あとは、ローターに取り付け直して完成。
カーディナル33のベール交換_7
作業自体は、それほど難しいものではありませんでした。

交換の効果

本当に何か効果が出るか不安ではありましたが、効果を確認。

ベールを開いて、ハンドルリターン。
「おっ」

物凄く変化があったわけではありませんが、確実にベールの返りが早くなることを確認できました。

これで、もっさり感はかなり解消されたので、復刻版カーディナル33の改造としては、おすすめできるものと思います。