どうも、釣り人の有馬です。

今回は、個人的な宣伝です。
来週、2023年2月26日(日)の20時頃からネットショップにて、ハンドメイドミノーの販売を予定しています。

去年の11月あたりから生産しているのですが、売り物になりそうな数は、まだ少ないので少しずつ販売していく予定です。

販売ミノーの詳細については、来週の記事で公開します。
今回は、販売ミノーの経緯を紹介していきます。

Type8というミノー

振り返れば、2022年1月こんな記事を公開しています。

タイトルの通り、ハンドメイドミノーを作るのは初めてでした。
しかし、この時点である程度販売を視野に入れていて、ミノーの名前まで決めていました。

ただ、どのように作れば納得できるミノーが出来るか、この時点では不明だったので色々と実験しながら作っていくことになりました。

完全に、数撃ちゃ当たる理論です。

なので、作るたびにType〇,〇〇という名前を付けて、作っては渓流で試していました。
しかし、最初の頃はまったくダメダメでした。

シンキングミノーを作っているはずなのに、沈むのが凄く遅い。
そして、動かない物もあれば、暴れる物も。


何度か試行錯誤していると、Type8でやっと手がかりを掴めました。
Type8での初釣果の記事です。

そこからというもの、Type8を基準にしてミノー作りをするようになっていました。
早く完成させたいという思いでしたね。
ハンドメイドミノーType8_1
結局、Type8としては25個程度、その後はS〇,〇という量産試作バージョンで20個程度作りました。

その中でも特に販売モデルの原型になっているのが、Type8.08というモデルです。
自作ミノー_20220428
この頃は、ウェイトの位置や数、重量を変えたり、リップの大きさや角度を変えたり、色々と試していました。

その中で、一番しっくりきたのがType8.08でした。
釣果も、このミノーだけで30尾程度は出たはずです。
ヤマメ_20220428
食いしん坊イワナ1_20220426
太った尺イワナも、このミノーでした。

正直、安定感については不安が残るものでしたが、流れの中でのロッド操作では扱いやすさが際立っていました。

なので、このType8.08を基準にして安定感を求めることにしました。

Type8の方向性

このType8を作るにあたり、一番の目標にしていたのが、お尻からスーっと沈んでいくということでした。

そして、流れの中でロッド操作により、程よくフワッと動くこと。
キャスト性を考えると、4.5g~5g程度が良いなと。

作っていくと、ウェイトを重くしていくにつれミノーの動き出しが悪くなることがわかりました。
なので、動き出しについて改善している時期もありました。

しかし、動き出しを改善してみると、なんというか安定的で面白みがなくなってしまいました。

結局、その安定感があまり好みではなかったので、動き出しについてはある程度捨てています。
その代わり、ロッド操作すると少しランダムな移動が起こり、僕としては面白い釣りが出来ると思っています。


とりあえず、今回はここまでです。

まだ、ネットショップの作成を行っていないので1週間でなんとか完成させたいところです。
ちなみに、そこそこの値段設定にする予定ですので、安さは期待しないでください。