どうも、釣り人の有馬です。

2023シーズン、3度目の和賀川水系釣行記録です。
今回の釣行で、少しだけ春を感じることができました。

なのでタイトルが、「8%の春の気配」です。
10%にしようかとも思いましたが、もう少し低い気配だったので8%にしています。

2023年3月15日

天候は、晴れ。
最高気温は11℃くらい。

気象庁のデータによると、最深積雪は86cm。
雪がほとんど降らなくなってきているので、順調に積雪が減っています。やっと、1m以下です。

今回の渓流は、こんな感じでした。
和賀川水系1_20230315
入渓すぐから、雪崩の跡。
気温的には、寒くありませんでしたが、やはり渓流はまだ冬の景色が濃厚でした。

この渓流は、毎シーズン4月あたりに来ていましたが、今年は早めに来てみました。
深みもあるので、そろそろ良型にも出会いたいなと思っていました。

タックル紹介

ライン:アプロードGT-Rトラウトエディション4lb

前回と同様にカーディナル3RD CDLを使用してみました。

実は前回の釣行では、調整ミスしていたようでゴリゴリとした巻き心地でした。
なので、釣行後に組み直しをしていました。

結果的には、今回は快適に使用できたので調整はうまくいったようです。
やはり、簡単に組み直せるのがカーディナルの魅力ですね。

釣行

渓流に到着し、入渓したのが13時あたり。
15時半あたりには、終了したいと思っていました。

先ほど書いた気象庁のデータの通り、積雪は減ってきていますが渓流には結構積雪がありました。
和賀川水系3_20230315
斜面には雪崩の跡。
雪崩の後_20230315
渓流釣りは、斜面に面したポイントを通ることがあるので、この時期の和賀川水系では注意が必要ですね。


こんな感じで、渓流ルアーフィッシングにはまだ少し早いかなという渓相ではありますが、開始から数十分で魚の反応を確認できました。

これは、早々に釣果を得られるかもしれないと思っていました。
和賀川水系2_20230315
しかし、ちょいちょいチェイスは見られるものの、ルアーにアタックしてくることはありませんでした。

で、あったとしても甘噛み。
何かに軽く引っ掛かったかなと思うと、後ろに魚がいることが。


開始から1時間を経過したあたりから、これはヤバいかもと思っていました。
そんな中、周囲を見回していると少しの春を発見。
フキノトウ_20230315
ほんの少しだけフキノトウが生えていました。
これが、「8%の春の気配」です。

この春の気配で、釣行に対して良いイメージで挑めたのですが、結果はついてきていませんでした。


そして、終了予定だった15時半頃。
ここが最終ポイントかなと考えていました。
ヤマメポイント_20230315
このポイントはカーブになっていて、深さもそこそこあります。
流心の横には、それなりのスペースがあり、流れのヨレも十分に発生していました。

そのヨレを通過するように1投。

アップストリームでしたが、流れよりあまり早くならないようにリーリングでWarabi50Sを操作していました。

途中途中で、ロッドを少し操作しイレギュラーな動きを作り出します。

すると、浅瀬に差し掛かる前あたりでヒット。
ヤマメ_20230315
今回は、ボウズ決定だなと思っていましたが、運よくヤマメが釣れてくれました。

釣行時は、ブログの記事を考えながら写真を撮ったり、時間を確認したりしているのですが、ボウズだと釣行記事として成立させるのが難しいのが現実でして。
本当に釣れて良かったです。


と、ここで終了予定でしたが、もう少し先に有望なポイントがあるため、そこだけ攻めてみようと移動することにしました。

こんなポイントです。
イワナポイント_20230315
こちらも結構水深があるポイントです。
左側がメインの流れで、右側がサブと流れといった感じです。

その流れに挟まれた中心あたりは、いかにも釣れそうという雰囲気だったので1投目から狙ってみました。

アップストリームなので、着水後すぐにリーリングを開始してルアーの方向を決定しました。
そこからは、流れを利用しつつリーリングスピードを変化させ、魚の反応を待ちます。

そして、狙い通りにヒット。
イワナ_20230315
わりと良型のイワナが釣れてくれました。
Warabi50Sは、こういった流れの中でコントロールしやすいのが特徴だと思っています。
トゥイッチでパシパシやるというよりは、流れを利用してフワフワさせるイメージでしょうか。


とりあえず、15時半あたりはボウズ濃厚でしたが、そこから20分程度で魚の写真を撮ることができました。

この時期は、動いてくれる魚もそれほど多くないので、毎回ボウズは覚悟していますがなんとか3度目の釣行も釣果ありで終了することができました。

運が良かったです。


そして、帰りは積雪の林道を。
林道_20230315
思ったよりも、かた雪だったので林道で帰ることができました。
これが一歩一歩、雪にぬかってしまうと体力消費がハンパないので、そんな時は渓流を通った方が良いですね。

この時期の和賀川水系は、帰りの体力を十分に温存した釣行をおすすめします。