どうも、釣り人の有馬です。

日々、自然の偉大さにより季節が進んでおります。
豪雪地帯の岩手県西和賀町でも桜の開花が始まりました。

場所によっては、すでに三分咲きくらいの所もありました。
これは、本当にGW前に散ってしまいそうな勢いです。

もちろん桜だけではなく、木々も色付いてきました。
始まった新緑_20230414
今回の渓流で撮影したものですが、薄っすらと緑になってきています。
1ヶ月もすれば釣行が難しいジャングルと化すはずです。

2023年4月14日

天候は曇り時々雨。
最高気温は14℃程度。

10時頃から入渓しましたが、その時は曇りで肌寒かったです。
12時15分あたりまで釣り上がりましたが、その頃には雨がポツポツと降り始めていました。

いつもは、写真写りのために晴れの日を選ぶのですが、自分の予定と今後の天気予報をかんがみて今回来てみました。
和賀川水系1_20230414

タイトルを「春にだけやたらと釣れる渓流へ」としましたが、季節が進むと渇水とジャングル化により釣りが嫌になるほどの場所なので、春だけ来ています。

まぁ、1度だけ新緑の季節に来て、ひどい目にあったのでそれからは早春だけにしています。

で、やたらと釣れるのは本当で今回は12尾のイワナが登場します。
数時間前のことでも、記憶が曖昧で写真やら動画やら整理するのが大変でした。

使用タックル

カーディナル3RD-CDL_20230414

ロッド:モーリスグラファイトワークスTRD-411FS-4
リール:カーディナル3RD CDL
ルアー:ハンドメイドミノーWarabi50S
ライン:アプロードGT-Rトラウトエディション4lb

カーディナル3RD CDLとカーディナル33を順々に使用していますが、カーディナル33は濃いグリーンでシック目に対してカーディナル3RD CDLのレッドは渓流には少し不釣り合いなカラーで、これが魅力だったりします。

まぁ、CDLということでパーツがゴールドで晴天の釣行では、ピカピカと反射して少しうるさいなと思うことはありますが。

渓流をバックに写真を撮ると、イイ感じに馴染んでいるように思います。


釣行

さて、ここから釣行記録です。
12尾登場させるので、内容はサラっといきます。

まずは、今回の渓流の写真を。
和賀川水系2_20230414
1.5~2km程度の区間を釣り上がりましたが、川幅の平均は2~3m程度。
水深も、この区間で平均すればおそらく30~50cm程度。

現在は、雪解けの影響もあるため水位が高めですが、それが終わるとルアーフィッシングには厳しいものになります。

しかも、冒頭でも書いたようにジャングル化するので、周辺の枝などが邪魔すぎて釣りをするにはストレスがたまります。

なので、早春限定で来ている区間です。
ただ、そのわずかな時期でも、パワフルで綺麗なイワナが釣れるので毎年楽しみな渓流です。


入渓が10時頃。
最初のヒットは、開始から10分ちょっとのことでした。
イワナ1ポイント_20230414
堰堤です。
写真の右側からキャストし、1mくらいの間隔で左側へ着水点をずらしていました。

そして、真ん中付近にキャストしリーリングしているとヒット。

ドラグがジージー鳴り、カーディナル特有のドラグ出っ放し状態。
相手は、良型。
ネットインする頃には、「尺だ」と言っていました。
イワナ1_20230414
尺に近いですが、おそらく尺ではないイワナでした。
計測はしていませんが、使用しているランディングネット、スプリングネット尺の径よりやや小さい感じでした。

とはいえ、1尾目からこれなので期待が持てました。


そこから15分くらい釣り上がったこんなポイントにて、2尾目のイワナが。
イワナ2ポイント_20230414
写真の下側が上流側です。
最初からダウンストリームで狙っていました。

右岸側が流心で水深もそれなり。
ほぼ流心を通すコースを選択しキャスト。

流れを感じながらWarabi50Sを操作しているとヒット。
イワナ2_20230414
20cmちょっとといったサイズ感ですが、パワフルなイワナでした。
とにかく、この区間のイワナはパワフルなのが魅力です。


そこから釣り上がること約20分。
今度は、こんなポイントにて。
イワナ3ポイント_20230414
こちらも、写真の下側が上流側です。
アップストリームで2投程度試し、すぐにダウンストリームに切り替えました。

この渓流には、数年通っていますが、この時期はほぼダウンストリームでの釣果だったので、今回もほぼダウンストリームです。

で、そのダウンストリームで、流れ込みからの直角カーブでできたヨレのあたりにキャストして、流心を通すコースを選択。
あとは、流れを感じながら操作していました。
イワナ3_20230414
この通りガップリとミノーをくわえたイワナでした。
斑点が細かく綺麗ですね。
そして、20cmちょっとというサイズですが、引きがパワフルでした。


そこから釣り上がること約10分。
今度は、こんなポイントにて。
イワナ4ポイント_20230414
堰堤です。
メインの流れがあり、あとはプールといった環境です。
とはいえ、渦巻いているのでルアー操作は慎重に。

すぐにチェイスはありましたが、なかなかヒットには持ち込めず、何投目かでやっとヒット。
イワナ4_20230414
お腹オレンジ、斑点までオレンジの綺麗なイワナが釣れました。
あとで撮っていた動画で確認しましたが、綺麗すぎて「なんだこれ」と言っていました。

本当にオレンジが凄かったのです。


そこから、15分程度釣り上がった先で5尾目のイワナが。
イワナ5ポイント_20230414
アップストリームで2投、クロスで2投。どちらも無反応だったので上流側に移動してみるとグッドな立ち位置発見。

ここからだと、倒木の間を長めに通すことができました。

着水後、ルアーコントロール。
ダウンストリームなので、自ずとレンジが上ずりがちになるため、なるべくレンジをキープしつつ時折アクションを加えてイレギュラーな瞬間を作ります。

その瞬間で見えたルアーより目立つギラギラ感。
違和感を感じながら、期待を込めてさらにコントロールするとヒット。
イワナ5_20230414
釣れてくれたのは、斑点が細かめで、少しオレンジが入っている綺麗なイワナでした。


そこから、5分程度釣り上がった先で6尾目のイワナが。
イワナ6ポイント_20230414
写真の下側が上流側です。
もちろん最初からダウンストリームで狙っていました。

狙いは、倒木というか枝がグチャグチャしたあたりです。
1投目で、そのグチャグチャゾーンの下に潜り込むようなキャストが成功。

リーリングしているとミノーの後ろには黒い影。
そして、ヒット。
イワナ6_20230414
5尾目より、さらに斑点が細かい綺麗なイワナが釣れてくれました。
嬉しいですね。綺麗な上に、引きもパワフルなんですよ。

小さいけど。


そこから、15分程度釣り上がった先で7尾目のイワナが。
イワナ7ポイント_20230414
こちらもダウンストリームで。
最初は、もう少し上流側から狙っていました。

しかし、途中に沈んでいる倒木が絶妙な位置で、魚の動きは確認できるもののヒットには至っていませんでした。

なので、最終的に沈んでいる倒木を避けたコースを選択。
手前にある枝が邪魔でしたが、ロッドの長さが少し勝っていたので操作できました。
イワナ7_20230414
この渓流は今のところイワナしか釣れたことがないのでイワナの渓流だと思いますが、さすがにイワナだけ連続すると後で見て、どれがどれってなりますね。

毎回、撮る角度やズーム具合が違うので、それで見分けがつきます。
まぁ、1番はデジカメが記録している時間で判断しているわけですが。

沢山釣れてくれるのはありがたいのですが、やはり1釣行5尾くらいまでが楽に編集できますね。
とはいえ、渇水になって釣れなくなってくると、この時期をうらやんでしまいます。


そこから、5分程度釣り上がった先で8尾目のイワナが。
イワナ8ポイント_20230414
この区間にしては、珍しく瀬といった雰囲気のポイントです。
こちらは、アップストリームで2投ほど試してダウンストリームに移行しました。

流心より、やや左側の緩い流れのポイントにルアーを着水させ、そこで少しルアーを見せてから流心でヒットさせる作戦でした。

そして、1投で作戦成功。
イワナ8_20230414
このイワナも綺麗でした。
小さめですが。


そして、そこから数歩。
今度はアップストリームで、こんなポイントへ。
イワナ9ポイント_20230414
もう写真を撮るのも忘れていました。
それぐらい、狙ったポイントでは、ほぼ釣れていました。

このポイントは、カーブになっていて、その周辺が渦巻いていたのでそこを狙ってキャスト。

正直、目標より50cmくらい手前に着水のミスキャストでしたが、釣れるゾーンには入っていたようでヒット。
イワナ9_20230414
小さいながらも、オレンジが綺麗なイワナでした。
これが、9尾目です。


そこから約20分釣り上がった先で、2尾追加しました。
こんなポイントです。
イワナ10ポイント_20230414
こちらは、アップストリームを3投ほど試してからダウンストリームに移行しました。

写真のように、木が覆い被さっていて、木の向こう側を立ち位置にしようか、こちら側を立ち位置にしようか少し迷いましたが、水深を見てこちらに移動してきました。

ダウンストリームで狙うわけですが、ダウンだからといって簡単に釣れるわけでもありません。
水深を見てみると、木の向こう側を立ち位置にした場合、チェイスで終わる可能性が高いと判断しました。

なぜなら、流れの渦が木の下あたりまで続いていたからです。

この場合、木の下あたりまでチェイスはしてくる可能性が高いですが、そこのラインを超えるとテリトリーに戻ってしまう可能性が高まります。

なので、木より上流側を立ち位置にダウンストリームで狙いました。

1投目は、流心少し左側へキャスト。
そして、流心を跨いだあたりでヒット。
イワナ10_20230414
このイワナもパワフルでした。
楽しませてくれてありがとう。

正直、後で見ると8尾目と撮る角度が同じ感じなので迷ってしまいました。

もう少し撮り方を考えなければと思いますが、とはいっても、この時期ならではの大漁なので、特に対策は必要ないかもしれません。


で、次の1投で流心やや右側を通るコースへ。
イワナ11_20230414
あっという間の11尾目でした。
本当に思った通りに釣れていました。

ただ、さすがにコースを外すとダウンでも釣れません。
僕は昔からダウンの釣りが得意だったのです。

当時の僕は、最悪これさえやればボウズは無いのではと思っていましたが、そういうものではなかったようです。


そして、12時15分あたりに釣り上がり終了。
そこから、ちょいちょい自分の竿抜けゾーンにキャストしながら、30分ほどかけて車に戻りました。

ちなみに、竿抜けゾーンでも魚は掛かりました。
あわせミスしましたが。


車に戻る間には、降り始めた雨。
今回は、昼食の後、15時頃まで釣りをする予定でいました。

しかし、昼食の頃には結構な雨。
ずっと降っていたので、車で待機しながら天気アプリを確認していました。

その時点では、30分くらいで雨は上がるとのこと。
仮眠をとりました。

20分くらいで雨はやや上がっていたので、近場を試すことに。
イワナ12ポイント_20230414
木の下あたりが、かなり確率高いなと思ってキャスト。
そして、ヒット。
イワナ12_20230414
12尾目のイワナも綺麗でした。
サイズもボチボチでしたね。


その後、雨が少しやんできたので、目的の区間へ移動。
しかし、予想に反して強まる雨。

そこで天気アプリで確認すると、雨が止むのは16時頃。
「帰ろう」


こうして帰宅することになりました。
もう少しやりたかったんですよ、なぜかといえば、そろそろ尺を釣り上げたいから。

あの場所なら尺物が釣れそうというポイントは色々あるのですが、大概が絵的に微妙な所が多いため、躊躇しています。

とはいえ、今回の釣行でも綺麗なイワナが釣れたので尺物以上の価値はあるのかなと自分では思っています。

自分で良いと思えば、それが全て。

まずは、その渓流で楽しみましょう。


動画も作成してみたので、ぜひどうぞ。



ダウンストリームのミノーならWarabi50Sです。


去年から気になっていたフィッシングベストです。