どうも、釣り人の有馬です。
今回は、2023年5月26日の釣行記録ですが、この日に岩手県ではクマの「出没注意報」から「出没警報」に格上げされました。
釜石市では、市役所付近にクマが現われたということでニュースになっていました。
やはり、近年思うのは民家(建物)の近くでクマに遭遇しやすくなったということです。
僕自身は、釣りで渓流に入るので毎年クマを目撃しているのですが、目撃するのは多くが民家から1km以内。
それ以上、山に入って行った場合は今のところ遭遇したことがありません。
この経験から、僕の勝手な解釈としては、山の方がクマの数が多いが不注意な個体が少ない。逆に、民家の近くまで来るクマは冷静さを欠いた不注意なヤツ。
とりあえず、僕の経験則なのであまり参考にはしないでください。
とにかく、渓流釣りはクマの棲み処に入って行くわけなので、油断禁物、安全第一ですね。
2023年5月26日
さて、今年もクマの話題が多そうですが、こちらは釣行記録です。
この日は、午前中だけ釣行を行いました。
朝は晴れていましたが、天気予報通り昼に近付くにつれ雲が多くなってきていました。
最高気温は19℃程度。
僕の釣行は、スタートが9時過ぎになることが多いので薄着でも丁度良くなってきました。
風景は、緑が濃くなりましたね。
こうなると、やはりクマのことを考えてしまいます。
とにかく、遭遇はシーズン中あると思いますが、攻撃だけは勘弁ですね。
使用タックル
前回の釣行では、釣果が出ないことに焦っていてタックルの写真撮影を忘れていましたが、今回は気持ちに余裕があったのでパシャリ。
別に釣れたから余裕があったのではありません。
最初から釣果には期待していなかったので余裕がありました。
ちなみに、ロッドの付け根あたりに取り付けているのは、富士工業のフックキーパーEHKM-Bというアイテムです。今回は、上り下りがある区間なので久々に装着してみました。
やはり、あると便利ですよね。
ルアーを引っ掛けられるので。
釣果を期待しない釣行
午前9時ちょっと前。
とある和賀川水系の渓流に向かっていました。
たしか15年くらい前に友人と軽く釣りをした渓流。
そういえば、あれから1度も行っていなかったので久々に向かっていました。
砂利道を走ります。
「こんな感じだったかな」と思いながら車を走らせていました。
途中でやっと見覚えのある風景。
なんか懐かしいなと思いながら。
あと少し走れば、停車ポイントがあるはずだと思っていました。
「あっ、あった」
停車ポイントはありました。
おまけに停車している車がありました。
間違いなく釣り人の車。
はい、終了。
第2候補の渓流に向かうことになりました。
やはり、僕のスタートが遅いのです。
ということで、9時半過ぎから第2候補の渓流に入渓。
ここに来た理由は、3年くらい行っていなかった区間を確認するためです。
なので、釣果は期待していませんでした。
入渓して少し釣り上がると、近くを通る重機。
「あぁ、まったく自然の中で釣りをしている感じじゃない」
この時点で、とにかく目的としている区間の確認が最重要課題になりました。
そんな中、釣り上がっているとこんなポイントにて。
そこから1投ごとに左側へ。
4投程度で確認が終わったので、少し前進してややクロスストリームでさらに左側を確認してみました。
すると、その2投か3投目にヒット。
開始早々からボウズかもと思っていたので、これでブログ記事が書けるなと安心しました。
最近、イワナ狙いの区間が多かったですが、ヤマメが釣りやすい季節になってきましたね。
西和賀町の和賀川水系は、ヤマメよりイワナが釣れる印象ですが、和賀川本流だったり広めの支流ならヤマメが釣れやすいシーズンに突入したようです。
有望な支流は、朝早くから釣り人が入っていることが多いので、最初からそこは捨てて広めの流れを狙えば釣果が期待できるかもしれません。
ただし、基本的にはどこでも釣り人は入っているので、キャスト、レンジ操作、その日にあったスピードを外さないことが大事ですね。
うん、なかなかに難しい。
さて、釣行に戻ります。
1尾目のヤマメの後は、予想通り釣果が続きませんでした。
そして、11時頃に確認しておきたかった区間に突入しました。
なので、この区間で魚に出会いたいなと思っていました。
で、少し釣り上がると魚の反応が見え始めました。
しかし、次の瞬間、負荷はミノーのみ。
この区間は、ほぼイワナなのですが、あちらも釣り人に慣れていてルアーへのアタックも恐る恐るという感じですかね。
ガップリと喰ってこないので、あわせも厳しいです。
続いて、こんなポイントでは。
ドリフトさせて倒木の下を通すようなコースです。
ここでは、2度魚が姿を現しては倒木の下に帰っていきました。
警戒心が強いですね。
そのセンスで自然界を生き延びて欲しいものです。
自分の技術をマックス付近まで使った気分でしたが、結果は出ませんでした。
この区間を終了すると後は微妙な区間が堰堤まで続きます。
ちなみに、堰堤もポイントとしては微妙です。
ここは結構前からだと思いますが、最近多いんですよ。
増水対策は大事なのですが、魚の棲み処もできるだけ残してもらいたいところです。
数年前と比べても、魚が着きそうもないポイントが結構増えた印象です。ということで、少し脱線してしまいましたが、今回の釣行で言いたいことはタイトル通り釣果を期待しなければ、気持ちに余裕を持てますよということです。
遠くからこられた方だとボウズというのは痛いかもしれませんが、釣果はあまり期待せず、風景を眺めながら渓流散歩したと思えば満足感はあるかと思います。
今回の釣行でふと思ったのですが、僕は西和賀町に住んでいるので和賀川水系へは結構フラっと行けるんですね。
数km釣り上がる渓流だとそれなりに準備が必要ですが、1ポイント狙いで和賀川本流に行ったりするのはコンビニに行くような感覚に近いかもしれません。
考えてみると、贅沢なことだなとしみじみと思ってしまいました。
まぁ、そのかわりコンビニへはフラっと行けない場所ではありますが。
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