どうも、釣り人の有馬です。
以前は、たいして興味のなかったワラビですが、歳と共に美味しさがわかってきました。
まぁ、山菜なので味というよりは、とろっとした食感が魅力ですね。
今年は、ワラビが不作気味なので結構貴重です。
2023年6月6日
天候は晴れ。
最高気温は26℃程度。
9時~12時あたりまでの釣行でしたが、渓流でも暖かいというか暑かったです。
初夏の渓流といった印象でした。釣行した渓流は、たしか約20年ぶりに訪れた渓流。
前々回の釣行で、第一希望の渓流として来ていましたが、その時は先客がいたため退散していました。
今回は、9時頃に駐車ポイントに到着し、奇跡的に先客なし。
20年前あたりに来た時は、友人と来てウェーダーも持っていなかったため、せいぜい100m程度の区間での釣りだったと思います。
なので、ほぼ新規区間の釣行となりました。
使用タックル
今回は、ボウズ覚悟でベイトタックルのみで来てみました。
結果がボウズでも、ブログ記事は書こうと思っていたので、釣行開始時からボウズ用のタイトルを考えていました。
しかし、奇跡的にボウズではありませんでした。
記憶と違った渓流
この渓流の少しの区間で釣りをしたのが約20年前。
僕の記憶では、やたらと小規模という印象でした。
で、小規模のわりには木々が覆い被さっていない、ある程度開けた区間。
この記憶から、ベイトタックルで大丈夫そうだと判断しました。
しかしですよ、釣行開始から少しマズいなと思い始めていました。
そして、思っていたより必要なキャスト距離。
実は、小規模で短距離戦だと思っていたので、25mほどしかラインは巻いてきていませんでした。
なので、開始早々から、がんばってキャストをすると目に見えてわかる残りラインの少なさ。
なかなかにスリリングだなと思いましたが、あまり釣れる想定で入っていなかったので気分的には余裕がありました。
しかし、釣り歩くこと20分程度、こんなポイントにて。
小さいイワナです。
小さいですが、ボウズ覚悟で入っていたので少し驚きました。
最初から、この区間は釣り人が結構入っているようだったので、教科書的なポイントでは軽く探り、僕としては瀬のようなポイントを中心に釣行を考えていました。
この1尾目から、5分も釣り上がれば新規区間です。
正直、本当に20年前あたりにここで釣りをしたのか、記憶を疑うようになっていました。
なぜかというと、川幅の広さですよ。
全然、小規模じゃない。
なんなら最近釣行した区間では一番快適。
釣り人の人気が高いのが分かる区間ですね。とにかく歩きやすい。そして、見通しが結構いいのでクマとの遭遇リスクもある程度抑えられる。
なぜ、今まで敬遠していたのだろうと思ってしまいました。
そして、釣り上がること約20分、こんなポイントにて。
小さいですが、もともとボウズ覚悟ですからね。
気分はのっていました。
そこから釣り上がること4分程度。
でも、相変わらず小さいイワナ。
小さいですが、竿抜けのようなポイントなら釣れそうだなというのは感じていました。
そこから、釣り上がること約10分。
あのポイントがあれば、こちらを捨てる釣り人も多いかもしれないと思ったからです。
ここでは、1投目から少しだけ見えた動き。
2投目はキャストミス。
3投目、キャストは少しずれたもののコース的には問題ありませんでした。
そして、ヒット。
また小さいイワナかと思いましたが、なぜかドラグが鳴っていました。
このあたりのサイズが釣れると、今回のロッドは最高に楽しいんですよ。
グラスロッドは、釣りを繊細に楽しめます。
ちなみに、最近はグラスロッドが結構販売されていますが、硬めのグラスロッドもあるため柔らかいグラスロッドを試してみたい方は、お試しで鱒レンジャーを購入してみてください。
僕の場合は、ハンドメイドミノーのスイムテスト(風呂場)で鱒レンジャーを使用していますが、なかなかに面白いロッドですよ。
この柔らかさがダメなら、グラスロッドは扱わない方が良いかもしれません。
トラブル発生
さて釣行に戻ります。
良型イワナを釣り上げ気分良く釣り上がっていました。
渓流ベイトフィネスといえば、バックラッシュ。
偏見かもしれませんが。
シマノのあのリールを使用していた時も、やはりプレッシャーがかかるキャストだとバックラッシュは発生していました。
現在の僕は、アンバサダー1500Cというヘタすれば自分より年上のベイトリールを使用しているのですが、アベイルを代表に各社から販売されている各種アイテムのおかげで、慣れない左腕のキャストでもなんとかなっています。
アイテム自体は素晴らしいのですが、さすがに釣り人の腕は重要なわけです。
ヘタなキャストをしていると、当然バックラッシュしそうな手前まではいきます。
なので、バックラッシュ手前でラインを整えようと、右腕で下流側へキャストというかライン放出を行いました。
すると、びっくり。
やたらと飛んだ。
気持ちいいくらいに飛んでいきました。
何がって、スプールからラインが全放出。
いや、びっくりでしたね。
その瞬間はスローモーションでしたよ。
やたらと決まったキャスト(ライン放出作業)。
気持ちがいいくらいリールに残らないテンション。
気付けば、裸のスプール。
次の瞬間。
流れるラインを追いかける、僕。
あぁ、40代男性の初夏。
必死になって目で追うと、放出されたラインの尻尾が1mくらい手前にあったので、ここで倍速の時間は終わり平常に。
そのラインの尻尾を掴み、先端のミノーまで手繰り寄せました。
そこからスプールへラインを再度取り付けます。
家では、ピンセットを使用してライン取り付けを行っているのですが、ここは自然環境。
ピンセットやセロテープなんかも持っていないので、指だけでスプールへ取り付けていきました。
ここは、スピニングだと楽なんですが、ベイトだとね。
色々な機構が邪魔をして、ラインが通ったと思えば帰ってくるの作業を繰り返してなんとか元の状態に戻しました。
僕がベイトで使用しているラインは、アプロードBFTというラインですが、これは50m巻きなんですよ。
なので、このまま使用していれば問題なかったのですが、僕は25mくらいで切って使用していました。
間違いでした。
50mだと巻き量が多すぎてキャスト距離に影響するかと思い25mにしていましたが、50mすべて巻いておくべきでした。
オールドのアンバサダー1500Cだって、最新のアイテムを使えばキャスト距離は結構出るわけです。
そう、びっくりするくらいには飛びますよ。
そこから、ラインを巻き直し再スタートしました。
しかし、その後は小さなバラシ1回だけで特に目立ったシーンはありませんでした。
そして、もともとは地図上にある堰堤まで釣り上がろうと思っていましたが、このポイントで終了。
たしかに、釣り上がりの途中に車が見えた気がしたような。
とにかく人気の区間なので、目指した最終ポイントまでは行くことが出来ませんでした。
なんとか、2023シーズン中に行ってみたいものです。
最後に、今回の動画です。
慣れないタックルでも飛ばせるミノー、Warabi50Sです。
後方重心で約4.6g。
どんな方でも飛ばしやすいと思います。