どうも、釣り人の有馬です。

釣れやすい区間、釣れ難い区間。
そのシーズンの状況や直近の天候、水量などなど。

去年までは釣れやすかった区間でも、なぜか釣れなくなる瞬間もあります。

今回の釣行では、去年ほぼ釣果を出すことが出来ずに終了した区間から攻めてみることにしました。
この川は、ほぼ舗装道路の横を流れているためポイントポイントを移動しながら釣り上がる予定でした。
和賀川水系1_20230704

2023年7月4日

天候は晴れ時々曇り。
15時過ぎあたりからは雨が降る予報だったので、そこまでには目標を達成し終了したいと思っていました。

最高気温は27℃程度。
ウェーダーのスタイルで釣りをしたわけですが、この気温になってくるとウェットウェーディングの方が良さそうですね。

暑すぎてギブアップしそうでした。

しかも、数年履いたウェーダーからは水漏れあり。
終わった頃には、靴下がびしょびしょでした。
これなら、濡れる前提のウェットウェーディングの方がマシです。

使用タックル

渓流スピニングタックル_20230704
ロッド: シルバークリークAGS 57UL
ライン:アプロードGT-Rトラウトエディション4lb

今回は久々に川幅のある区間なので、おそらく初お披露目のロッドです。
たしか去年購入していたのですが、小渓流ばかり行っていたのでまだ数時間しか使用していません。

旧モデルのロッドですが、長さとULアクションに惹かれて購入しました。
最近は、硬めのロッドが苦手で5.6ft~6ftくらいのULアクションを探してこのロッドに辿り着きました。

グリップ部分がやや短いのが少しネックではありますが、それ以外は狙い通りのロッドです。


21アルテグラも久々に使用しました。
カーディナルばかり使用していたので、巻き心地には驚きますね。

午前の部

冒頭でも書いたように、去年は釣れないイメージがついてしまった区間なので目標はサイズ関係なくヤマメ2尾。

去年は、チェイスさえ見られない日があったので、ヤマメ2尾はそれなりに高めの目標でした。


釣行開始が9時頃。
道路沿いの川なので、車を降りて数十mで入渓です。

まずは、久々のタックルなので使用感を確かめながらのキャスト。
使いまわしのラインを巻いていたので、ロングキャストをすると残りラインの少なさが気にはなりました。

それくらいロングキャストが出来るタックルです。


最初は、キャスト練習といった感じでしたが、5分も投げているとミノーの後ろを泳ぐ魚の姿を発見。
去年は、この光景さえあまりなかったので希望が持てました。

そして、30分くらい経過し、こんなポイントにて。
ミス1_20230704
あちら側に流心があり、深さもわりとあるポイントでした。
アップストリームで狙った3投目だったはずです。

待望のアタリ。
しかし、フッキングせず。

釣ることはできませんでしたが、アタックしてきたのはヤマメのようだったので目標達成の可能性を感じていました。

この区間は、1時間と考えていたので、ほぼ予定通りにポイントを移動。


少し上流に移動しました。
和賀川水系2_20230704
予定では、この区間で1時間半。
なので、11時半には終了する予定でした。
ほぼ午前中が終わってしまうため、なんとかこの区間で1尾は釣っておきたいところです。

しかし、20分、30分、たまにチェイスは見られるもののミノーにアタックしてくる魚とは出会えませんでした。

気持ち的にも、弱気な部分が大きくなってきていたので周辺を見回し自然を感じることで気持ちを落ち着かせていました。
山アジサイ_20230704
7月に入り、ヤマアジサイも咲いていました。
最近は、緑もマックス付近になって景色としては変化を感じることが少なくなってきましたが、少量でも咲いている花で季節を感じることができます。


景色を眺めて再び釣りモードに入ったわけですが、午前の部終了予定の11時半が近付いていました。
で、こんなポイントにてやっと。
イワナポイント_20230704
メインの流れではなくサブの流れです。
以前から釣れやすいポイントなので、期待はしていました。

そして、たしか2投目でヒット。
イワナ_20230704
釣れたのは嬉しいですが、今回はヤマメ狙い。
釣りとしてのボウズは回避、しかし微妙だなと思いながら午前の釣りが終了しました。

午後の部

さらに上流側へ移動し、正午少し前に昼食にしました。
少し休憩し、12時半頃から午後の部を開始。

まずは、釣り下りです。

20分くらい釣り下ると良さげなポイントが。
そこでの2投目にヒット。
ミス2_20230704
サイズは小さめですが、確実にヤマメです。
アワセも決まり、引きを楽しんでいました。

しかし、次の瞬間、こちらに向かって飛んでくるミノー。

フックアウトだと思いましたが、ミノーを確認してみると無くなっているベリーフック。
おそらくスプリットリングを使いまわしていたのが原因でしょう。

魚には悪いことをしてしまいました。
スプリットリングは何度も開くと弱くなります。


がっかりしながら、さらに上流側へ移動。
去年は釣果が得られたポイントです。

この時点で13時半くらいだったはずです。
あと2時間もすれば雨が降ってくる予報だったので、先を急ぎました。

しかし、この区間では最初にアタリらしきものが1回あっただけで、後はダメ。
和賀川水系3_20230704
堰堤の下でも反応はありませんでした。
急いで車に戻りました。


そこから上流側へ移動。
14時半くらい。
雲も濃くなり残りは、おそらく1時間くらい。
この区間で確実に終了です。

目標は、ヤマメ2尾。
スタートから5時間程度、達成度は0%。

焦りはありましたが、期待の持てるポイントなので希望はまだありました。

そして、14時50分頃やっと待望の瞬間が。
ヤマメポイント_20230704
ヤマメが釣れそうな流速と水深。
核心部を狙った1投目でヒット。
ヤマメ_20230704
20cmちょっとといったサイズ感でしたが、綺麗なヤマメでした。
ついにヤマメ1尾。
これは、いけると思いました。

そして、この流れはわりと長さがあるので、まだ狙えるポイントがあります。
連続ヒットを狙って次の1投。
ミス3_20230704
確実にヤマメでした。
しかし、残念ながらアワセられず。

ここで釣っておきたいところでしたが、まだ可能性があるポイントが残っています。

そのポイントを期待しながら釣り上がっていました。
出来れば、その前に目標達成してしまいたいなと思いながら。


そして、15時過ぎに目指していた最終ポイント。
和賀川水系4_20230704
ここの少し前では、かなりヒット性が高いチェイスがありました。
しかし、結局最終ポイント。

しかも、到着して少しガッカリ。
何故かと言えば、釣れやすい流れが変わってしまっていたからです。

以前の流れなら、クロスかダウンで高確率で釣れたのですが、その流れが小さくなっていたため急激に期待度が小さくなっていました。

ただ、目標達成まであとヤマメ1尾。

なんとか釣り上げるという思いで挑みました。
少し粘ってみました。



ダメだった。
今回の釣行は結局、イワナ1尾、ヤマメ1尾で目標未達でした。

しかし、ヤマメのポイントは確認できたので、これからの季節、特に9月の秋ヤマメ釣りには役に立ってくるのかなと思っています。


そういえば、ウェーダーを脱ぎ、車に乗り込もうとした瞬間から雨が降ってきました。
雨は一時的ではありましたが、最近の天気アプリの雨雲レーダーはすごいですね。
かなりの精度で釣行予定を考えられます。


最後に動画です。