どうも、釣り人の有馬です。
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2024年も約3週間が経過し、渓流解禁まで約40日になりました。(岩手県は)
今年は雪が少なく、僕の住む特別豪雪地帯である岩手県西和賀町(にしわがまち)でも積雪が今のところ1m以下(せいぜい50cmくらい)という状況です。
さすがに冬を通して積雪1m以下だった年は記憶にないので、冬将軍様の到来により瞬間的には1mを超えるはずです。
平年なら渓流解禁初期は、積雪1m以上の渓流での釣りになるので、今の風景を見ていると釣りがしたくてしかたなくなります。
雪が少なくて風景だけなら、気分的に春なんですよ。
さて、こんな感じで釣りモードになってきたので、先日アンバサダー1500Cのハイギヤ化を行ってみました。
Availのハイスピードギヤ
今回の主役は、AvailのハイスピードギヤHGST 2500C用 Type2です。
しかし、禁漁中ということで放置していました。
最近、釣りモードにスイッチが入ってきたので、やっとギヤの交換を行ってみました。
まずは、交換風景から。
ちなみに、ギヤの商品名が2500C用となっていますが、1500Cと2500Cの違いは、スプール幅だけだったはずなので、ギヤに関しては共通となります。
ハンドルを外します。
今回の交換は、簡易的なオーバーホールも兼ねているので、全ての部品を一度取り外し汚れを落としました。
そこからは、新しいギヤの取り付けです。
ピニオンギヤも、なかなかの汚れ。
これにより、ハンドル一巻きでの巻き上げ量が増加します。
元通りに組み上げます。
あとは、カップを閉じて動作確認です。
しかし、クラッチが動かない。
あれかもしれないと思い、もう一度カップを開けてみました。
裏表があり、間違えて取り付けていました。
ピニオンヨークは、切れ込みが入っている方がスプール側です。
たぶん、次回のメンテナンス時にも間違える予感です。
途中失敗はあったものの、完成。
これは、なかなかの感動ものです。
ハイギヤ化による変化量
ノーマルのアンバサダー1500Cは、ギヤ比が4.7:1 または5.3:1で、ハンドル一巻きの最大巻き取り量が45cm程度です。
例えば、シマノのカルカッタコンクエストBFSだとHGで71cm、XGで81cm。
ようは、ノーマルでは現代のリールとの差が凄いわけです。
使えばわかりますが、ノーマルのアンバサダー1500Cだと腕が忙しい。
この最大巻き取り量を増加させるために、ハイギヤ化が必要になります。
今回交換したHGST 2500C用 Type2 だとギヤ比が6.1:1でハンドル一巻きの最大巻き取り量が57cm。
カルカッタコンクエストBFSには届きませんが、ノーマルに比べれば一巻きで10cm以上の増加。
まだ現場での使用はありませんが、見た目にもレベルワインダーの移動が速くなったので、ノーマルよりは快適に釣りが出来るはずです。
カスタム当初は、遠投性の向上を目的としていましたが、結局はハイギヤ化もやりたくなるものです。
不便を楽しみたい方は、この沼をおすすめします。
さらにギヤ比を上げたい方はこちら。