どうも、釣り人の有馬です。

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ここ2回のブログ記事は、アンバサダー1500Cのカスタムについて書いてきました。

個人的には、これでカスタムは終了と思っているので、2024年2月現在のカスタム内容を紹介していきたいと思います。
アンバサダー渓流カスタム_2

渓流カスタム内容

アンバサダー1500Cを購入したのは、2021年の秋ごろだったはずです。
そこから徐々に渓流用にカスタムしてきました。


最初に交換したのは、スプールでした。
アンバサダー渓流カスタム_3
AvailのマイクロキャストスプールAMB1520Rです。
おそらくアンバサダーを渓流カスタムする方が、一番初めに手を付ける所だと思います。

これにより、スプール単体で10g程度の軽量化が可能です。
よって、キャスト時の飛距離の伸びに貢献します。

また、溝の深さが2mmなので、4lbのナイロンラインを50m程度巻くには丁度良い感じです。
純正のスプールは、溝が深いので結構下巻きをしないとトラブルの原因になるかと。
あとは、下巻きにより更に重量が増えるので、キャスト時の飛距離も落ちるはずです。


交換方法については、下のリンクから見てください。



次に交換したのが、ブレーキでした。
アンバサダー渓流カスタム_5
AvailのマイクロキャストブレーキAMB1520です。

ノーマルのアンバサダーは、遠心ブレーキですが、このアイテムに交換することによりマグネットブレーキ化できます。

純正の遠心ブレーキは、ブレーキブロックがベークライト素材で水分により効きが変わるらしいです。
マグネットブレーキ化することで、雨降りの中でもブレーキの力は変わらないはずです。

まぁ、最近は雨降りの中、釣りをすることはあまりありませんが。


あとは、純正の遠心ブレーキはブレーキブロックが、ある範囲の中を自由に動く構造で、メンテナンスの際にブレーキブロックを紛失することがあると思います。

ブレーキブロックは、小さいですからね。

マグネットブレーキなら、メンテナンス時も気楽です。


交換方法については、下のリンクから見てください。



次に交換したのが、ベアリングでした。
アンバサダー渓流カスタム_4
HEDGEHOG STUDIOのかっ飛びチューニングキットシリーズ1150AIRというベアリングです。
2個セットで、スプールの両サイドに取り付けられ、スプールの回転性能を向上させます。

ベアリング交換といっしょに、マイクロスプールにベアリングとスプールピニオンギヤの取り付けを行いました。

この構造にすると、メンテナンス性が向上します。


あとは、この交換によって本当に回転性能が向上しました。
元から入っていたベアリングに問題があったのか、それともこのベアリングが凄かったのかわかりませんが、びっくりするほど性能向上したことを実感しました。


交換方法については、下のリンクから見てください。



次に交換したのが、コグホイールでした。
アンバサダー渓流カスタム_6
brimoのコグホイールThin COGWHEEL 5152です。

内側にベアリングが入っているので、回転時の抵抗を減らすことができます。

個人的には、回転性能というよりは、価格が安めで簡単に交換できる部分はないかと探してこの部分になりました。
この頃は、とにかくアンバサダーをいじりたかったのです。

ちなみに、現在は在庫がないようなので、別のメーカーの物を貼っておきます。


交換方法については、下のリンクから見てください。



次に交換したのが、ハンドルでした。
アンバサダー渓流カスタム_7
AvailのシングルピュアハンドルS(HD-AB-SPS-350)です。
ハンドルノブは、スプリームスタイルのハワイアンコアのノブです。

先ほどのコグホイールまでは、アンバサダーを購入してから3ヶ月以内でしたが、月日は流れ、2023年の12月頃にカスタムしました。

ちなみに、ノブを購入してから半年後くらいにハンドルを入手しています。

この2つだけで、安めのリールが購入出来てしまいますからね。
ちまちまと、時間をかけてカスタムしているわけです。


このカスタムについては、性能面ではなく、完全に趣味です。
このハンドルノブを眺めていたかったからです。

僕は、杢目が酒のつまみになる人間なのでカスタムの意味がありました。


交換方法については、下のリンクから見てください。



次に交換したのが、メインギヤです。
アンバサダー1500Cにハイスピードギヤ取り付け_7
AvailのハイスピードギヤHGST 2500C用 Type2です。
これは、2024年最初に行ったカスタムです。

この交換により、ギヤ比が4.7:1 または5.3:1から、ギヤ比6.1:1にハイギヤ化できます。
ノーマルと比べて一巻きで10cmちょっと巻き取り量がアップします。

あと、僕のアンバサダーの場合、ギヤが腐食しているようだったので、単純に見た目が良くなりました。(外からは見えませんが)

ちなみに、まだ現場デビューしていませんが、レベルワインダーの動きが速くなったので効果は目で見て確認できます。



交換方法については、下のリンクから見てください。



そして、最後に交換したのがウォームシャフト部分です。
アンバサダー渓流カスタム_9
交換したのは、バレーヒルのBBクロスバー1500です。
ウォームシャフト部分の両サイドがベアリングになるため、回転性能が向上します。
アンバサダー渓流カスタム_8
あと、こちら側はベアリングが見えているのでメンテナンス性が向上します。


このパーツについては、あとで購入しようかと考えていましたが、たまたまセール価格になっていたので購入しました。

そして、この交換で僕のアンバサダー渓流カスタムは完成したはずです。


交換方法については、下のリンクから見てください。


おすすめの交換順

ここまで、自分のカスタム内容について紹介してきましたが、ここからはカスタムをされる方におすすめの交換を紹介します。

ちなみに、財布に余裕のある方は、最初からフルカスタムしてください。

僕のように、徐々にカスタムしていきたい方が対象です。


まず、一番初めに手を付けるべきなのは、スプールだと思います。
僕も、ここからスタートしました。
ここで、費用10000円ちょっと。


次が、ベアリングです。
可能であれば、スプールと同時に購入するのがベストです。
で、この時にスプールにベアリングとスプールピニオンギヤを取り付けます。

このカスタムには、M2.4のEリングが必要なので、同時に購入することをおすすめします。

このスプールとベアリングで費用は、15000円程度。


アンバサダー1500Cは、中古で安くても30000円からなので、この時点で費用は50000円程度にはなっていると思います。

正直、ここから先は徐々にカスタムしていけばよいと僕は考えています。
回転性能を向上させるなら、回転にかかわる部分を。

見た目を変えたいなら、ハンドルやノブを。


なので、スプールとベアリングの交換で終了しても良いのかなと。
ただ、メンテナンスはしっかりと行うことが重要だと思います。

各パーツの汚れを落として、注油し直すだけでも効果はあります。
アンバサダーメンテナンス
僕がメンテナンスで使用しているのは、オイルがHEDGEHOG STUDIOのアルケミーオイルで、グリスはIOSファクトリーのギアグリスです。

この2つで、5000円ちょっとはするので躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、評判は上々なので間違いないと思います。




最終的には、リールいじりが好きになるのがアンバサダーの魅力かと。
アンバサダー渓流カスタム_1