どうも、釣り人の有馬です。

2024渓流解禁も近いということで、今回もリールのメンテナンスです。
前回は、カーディナル33でしたが、今回はカーディナル3RD CDLのメンテナンスを行いました。
オーバーホール_カーディナル3RDCDL_1


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気合を入れ過ぎないオーバーホール

基本的には、ほぼ全てのパーツをばらして汚れを落とし、再びグリスやオイルを塗布していきます。
しかし、自分で使用するリールなので、あまり気合を入れずにアルコールを補給しながらマイペースでオーバーホールを行いました。

前回のカーディナル33と同様に、一度に全てばらすのではなく、部分部分に区切り少しずつ作業を進めていきました。

オーバーホール_カーディナル3RDCDL_2
まずは、スプールを取り外し、ローター部分をメンテナンスしていきます。
オーバーホール_カーディナル3RDCDL_3
一度ばらして、汚れを落とします。

汚れを落とす際は、パーツクリーナーなどは使用せず、キッチンペーパーと歯ブラシで簡易的に汚れを落としました。

簡易的ではありますが、激汚れというわけでもないので、これで十分かなと思っています。

オーバーホール_カーディナル3RDCDL_4
バネ(ベイルスプリング)が入っているベイルマウントは、組み上げる時にバネとの関係性で悩むことがあるので片側ずつ作業するのが自分には合っているようです。

これなら、初期状態を忘れないうちに作業ができるので安心です。

オーバーホール_カーディナル3RDCDL_5
ということで、逆側のベイルマウントもグリスアップして完了。


続いて、メインギヤ関連。
オーバーホール_カーディナル3RDCDL_6
サイドプレートとハンドルを外します。
オーバーホール_カーディナル3RDCDL_7
同じような働きをするパーツは、小皿で管理すると便利です。

ちなみに、カーディナル33との違いは、パーツ的にはハンドルにつながるギヤにボールベアリングが追加されているくらいですかね。

あとは、カーディナル3RD CDLはCDLなのでゴールドパーツが多いです。
そして、復刻版カーディナル33よりパーツの精度が高い感じですかね。


続いて、同じようなパーツが続くドラグ周辺。
オーバーホール_カーディナル3RDCDL_8
この部分は、外した順番に並べて、この関係性を崩さないということが重要ですね。
そうとうに見慣れるまでは、並べた方がよいです。
マジで。


先週、カーディナル33をオーバーホールして感覚が残っているうちに作業を行ったので、作業自体は順調でした。

しかし、組み上げている時に異変が。

こいつです。
オーバーホール_カーディナル3RDCDL_9
パーツを留めるのに使用するCクリップですが、取り付けた際になんだかゆるゆる状態でした。

まぁ、外す時に力で外すわけなので開いてしまうんですね。
今回は、予備がないので、とりあえずペンチで開いた分を戻してみました。

この部品は、合えば純正でなくても良いと思うので、時間があるときにでも互換品的なものを探してみたいと思います。



一部消耗しているというか、メンテナンスによって消耗したパーツもありましたが、無事に作業完了しました。
オーバーホール_カーディナル3RDCDL_10
写真だとあまり変化が分かりませんが、触ってみると変化に気付きます。
確実にスムーズになった駆動部分、新鮮な動きのベイル部分。

さて、2024年はどんな渓魚に遊んでもらえますかね。



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