どうも、釣り人の有馬です。
2024年3月。
岩手県では渓流解禁です。
ここ特別豪雪地帯の岩手県西和賀町(にしわがまち)も今年は積雪が少なく、渓流解禁すぐに釣りに行けるかなと思っていました。
しかし、2月29日に晴れ間を見てからは雪景色に変貌。
自然は、釣り人の空気をよんではくれないものです。
ということで、今回は2024初釣行記事の予定でしたが、釣りが出来なかったため2月中に行っていたロッドのコルクグリップ補修(修理)についてご紹介していきたいと思います。
コルクグリップ補修または修理
まずは、コルクグリップの補修に使用したのがこちら。
ボンドブランドのウッドエポキシです。
色調は、ラワンという白みの少ないものを選択しました。
この作業自体は、初めてではないのですが、以前使用していたロッドダンサーのピットペーストという商品が販売していないようだったので新たに探していました。
そして、コルクの目抜けだけではなく、欠けている部分も補修というか修理したかったので、より強力な商品を探していました。
そして、欠けた部分も補修できそうなウッドエポキシに辿り着きました。
使用方法を簡単にご紹介します。
ガムみたいな感じですかね。
これを付属のヘラを使って目抜け部分に塗り込んでいきます。
補修その1
初めて使用するものなので、まずはハンドメイドミノーのスイムテスト用に使っている鱒レンジャーから試し補修してみました。
写真の真ん中のあたりの目抜けを補修していきます。
40分程度様子を見てから、少量の水で綺麗にならして、最終的に紙やすりで整えました。
少量の水でならしたためか、ウッドエポキシの性質なのか不明ですが、ややテカリが出ています。
それ以外は、特に問題なしのようです。
練習用に行ったので、1週間ほど経過を観察していましたが、問題ないようだったので次のロッドのコルクグリップを補修することにしました。
補修その2
とりあえずコルクグリップの補修にウッドエポキシは問題ないと判断したので、メインで使用しているモーリスグラファイトワークスのロッドを補修してみました。
こちらは、4シーズンくらい使用したはずなので、目立った目抜けがありました。
深さは3mm程度といったところでしょうか。
この部分を重点に補修を行いました。
色合いも特に目立つ感じではないので、なかなか良いと思います。
補修(修理)その3
2本のロッドの補修を終え、やや慣れてきたのでいよいよ本題です。
今年から使用予定のロッドですが、目抜けというか欠けている部分があるため、これを補修というか修理していきます。
この補修のために、ウッドエポキシを選んだようなものです。
最初の2本は、補修箇所が小さかったので楽ですが、こちらはやや集中力が必要でした。
このため、ヘラの操作が難しかったです。
特に、欠けた部分への塗布は何度か繰り返しました。
ウッドエポキシの場合は、この工程である程度整えておいた方が良いという印象です。
なので、ヘラ操作が重要になります。
そして、1日程度乾燥させて締めのヤスリ掛け。
とりあえず、欠け部分は完全に補修できたので良かったです。
今回使用してみた感じだと、コルク補修用の商品よりは、作業が難しい印象でした。
ただし、こちらは耐水性で大き目の欠け部分の補修も可能です。
小さな目抜けの補修でも、耐水性なので補修箇所が長持ちすると思います。
一度の作業で、状態を長くキープしたい方は向いている商品かもしれません。
ただ、練習は必要だと思います。
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