どうも、釣り人の有馬です。
今年でたしか3シーズン目ですが、僕は渓流でカーディナルを使用しています。
カーディナルは、旧式のリールなので長所は多いものの、もちろん短所もあります。
その短所の一つに、ベイルスプリングの折れがあります。
今回の釣行で初めてこの現象を体験しました。
そんな、釣行記録です。
釣行日の情報
釣行日:2024年4月20日釣行時間:9時~11時30分
釣行河川:和賀川支流
天候:曇り
最高気温:11℃
最高気温は11℃ですが、釣行時は7とか8℃だったと思います。
風も強めで、釣行開始時は手がかじかんでキャストに難ありでした。
それでも季節は春なので、山桜やカタクリを眺めることができました。
この撮影時点で、カーディナル33のベイルスプリングの片側は破損していました。
なんとか、もう片方だけでしのいでいた感じです。
イワナの渓
入渓が9時あたり。
午後からは、やることがあるので12時までに車に戻ってくる予定でスタートしました。
今回は、こんな渓流です。
下流では、ヤマメも釣れますがこの区間でヤマメを釣ったことはないので、ほぼイワナの区間だと思っています。
まだ雪解けによる増水があるかなと思いましたが、完全に終了し、浅瀬が多くなっていました。
この区間は、増水時しか来ないので今回は少し失敗したかなと開始早々から思っていました。
とはいえ、10分も釣り上がると小さいながらもイワナのチェイスと、ちょっと喰いがありました。
それでも、釣果なく釣り上がること約40分、やっとこんなポイントにて。
活性は低くはないですが、思っていたより高くないといった感じでした。
ベイルスプリング折れる
そして、入渓から釣り上がること約1時間ちょっと。
キャストして、ベイルを戻すとリールからバキッというような音が聞こえてきました。
なんだろうなと思いましたが、次のキャストで気付きました。
ベイルがなんだか軽い。
あー、これが噂のベイルスプリング折れかと。
ベイルの閉まる力は明らかに落ちますが、釣り自体はできるので続行。
当初の最終ポイント
ベイルスプリングは折れたものの、予定としていた最終ポイントまで来ることができました。
いつもは、左側のゾーンも流れがあるのですが、今回はものすごくまったりとした流れ。
1投目からチェイスはありました。
しかし、なんだかミノーをチェイスするというか、その後ろを泳いでいる(たわむれている)感じ。
なんだかスイッチが入らないなぁと思っていました。
で、アップストリームをやめて、クロス気味に狙うことに。
ミノーを沈め、ゆっくりと動かしていました。
ミノーを追う魚。
そこで、喰わせの間を与えてみるとヒット。
堰堤の下で、たらふく餌を捕食しているんですかね。
そして、終了。
という予定でしたが、途中でベイルスプリングが折れたことで、あまりキャストせず釣り上がっていたのでこの時点で10時半頃。
さすがに、体力は有り余っているし、時間もまだ余裕あり。
ということで、1時間ほど堰堤の上を釣り上がってみることにしました。
新規区間
さて、片側のベイルスプリングが折れた状態での新規区間探索が始まりました。
この渓流には、雪が残る早春とそれ以降は大雨の後しか来たことがないため、堰堤より上はどこから入渓できるのか不明でした。
しかし、昔の林道のような所を少し歩くとすぐに渓流に降りることができました。
少し水深のあるポイントへキャストし、リーリングしているとミノーを追う3尾程度のイワナ。
次のポイントでも小さいながら、複数でのチェイス。
見えているのは、小物ですが数は多いようでした。
とはいえ、小物ばかりでミノーにじゃれてくるだけでしたが、こんなポイントにて。
流れ込みの幅は1m以下、水深はMax50cm程度、上には笹、枝、枝。
1投目。
流れ込みの奥を狙ったつもりですが、周辺の笹、枝、枝がプレッシャーになり想定より30cm程度手前に着水。
仕方がないので、その釣れるであろう狭い空間を懸命に操作。
ヒット。
しかもゴールド系イワナ。
うん、悪くないです。
そこから、新区間を11時半まで釣り上がりましたが、追加の釣果はありませんでした。
ここは、もう少し雪解けの影響がある時に来たいものです。
おそらく新緑が進めばジャングルとなりキャストというか、釣り上がることさえ難しくなると思います。
そして、なんだかクマの気配が強いので、やっぱり早春ですね。
ということで、釣果はイワナ3尾。
ベイルスプリング折れ。
それでも釣行は可能。
そんな午前でした。
カーディナルを使用する場合は、ベイルスプリングの予備が必須ですね。
あとは、1シーズンごとに交換しておくのが良いかもしれません。